2010年12月31日金曜日

新たな試みを導入中(2010年12月)

年末、今年最後の日曜の朝。
我らDuoの合わせ納めをしてきました!

まだ3月ライブで弾く全曲を一度も合わせ切ってないのですが、
まぁ、あと3ヵ月で、何とかします!!

この日も、「革命家」を初合わせし、
ピアソラのグッとくる響きを感じながらも、実際は混沌の中!でした。

ただ、やはり、過去1年半弾きこんでいる「グランタンゴ」は、
徐々に、光を(!)放ち始めていると思います。

そして、この日の初挑戦は、マイiPhoneからの、
Ust中継を試みること!

スタジオから、恥ずかしながらも「今の私たち」を皆さんに視聴いただき、
フィードバックをもらったり、もしくは、「育つ楽しみ」(?)を感じていただく趣向です。

坂本龍一さんのUstプロジェクトから、インスパイアされました!

ただ、私も、ましてピアノ弾きも、この手のIT系がイマイチなため、
中継の練習も必要!と実感する結果に終わりました。

練習の最後の20分で、「これから流しまーす」のTweetとともに、
こちらは緊張しながら(!)、iPhoneカメラの前で、2曲弾いたのです。

スタジオ時間が終了したので、慌てて片付けて、外へ出て、
確認してみると、どうやら、撮れていなかった模様??

しかも、私の開始合図のTweetが、「これからまーす!」に
なっていて、もう、笑うしかないのでした!

それでも、画面の向こうで反応して、待っていてくださった方がいて、
とても救われたとともに、申し訳ない思いがこみ上げました。

この新たな試み、来年は、ぜひ成功させたいと思っています。

アマチュア奏者と皆さまとの新たな交流の形、と考えています。


そして、皆さん!

次回、Piazzolla Time Vol.10の日程が決まりました!
2011年3月27日(日)午後3時より、笹塚Blue-Tにて!

詳細、追ってお知らせします。

来年も、Piazzolla Timeは力強く、進化し続けます!

仁詩さんスペシャル・インタビュー「ここだけの話!」(後編)

長らくお待たせしましたm(_ _)m
仁詩さんインタビュー後編です!

前編は、こちら!
http://piazzollatime.blogspot.com/2010/09/blog-post.html

(続き)

Piazzolla Time: 日本でバンドネオンを作れるようになったら、
素晴らしいことですよね! 日本人の器用さなら、実現可能なはず!

Hitoshi: 可能だと思いますよ。ただ、バンドネオンの需要の規模を考えると、
なかなか商業的には難しいのかも。

なので、「バンドネオン基金」のようなバックアップ体制ができると、
話が進むと思うので、ぜひ、この話もWebサイトに載せておいていただければ!


P: プロフィールに「吉田正記念オーケストラ」のことがありました。
バンドネオンで、どんな風に参加されたのですか?

Hitoshi:「いつでも夢を」や「有楽町で会いましょう」という曲のソロを弾いています。


P: これから、バンドネオニスタとして、どんな方向性を考えてますか?

Hitoshi: バンドネオンをいろんな人に知ってもらう演奏ですね。
タンゴに限らず、ポップス的な音楽や、「楽しめる」音楽を
幅広く演奏していきたいです。


インタビューは以上です!
また、機会があれば、突撃させていただきます!(笑)


そして、またしても、仁詩さんWebサイトの冒頭に、
熱いメッセージいただいておりました!!

「8月29日はピアソラタイムさんのコンサートにゲスト出演致しました。
普段は他にお仕事や学業をされているトリオの皆さんでしたが、
全21曲にものぼる、ピアソラの曲の数々に挑戦されました。

僕も後半の途中から参加したのですが、
素敵なコンサートになったと思います。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

またピアソラタイムの皆様、関係者の方々は
準備から大変だったことと思います。
お疲れさまでした!」

我らに触れていただいたこのメッセージ、
秋冬シーズンは、仁詩さんは全国を駆け巡るご活躍で、
毎月更新だったメッセージは、ありがたくも(!)、ずっとこのまま。

仁詩さんWebサイトを訪れる度に目に入る!
という感激を我らは、ずっと忘れません。

今回の共演では、仁詩さんのお人柄、演奏に惹かれ、
仁詩さんファンになられた方、多いのではないかと思います。

何と!来年もまた、我らDuoと共演いただけるかも!!
という夢のお話が持ち上がっております。

実現にこぎつけられるよう、心して努力したいと思っております。

仁詩さん、本当にどうもありがとうございました!

ピアソラbot大賞2010決定!



やはり、師走ってのは、先生も走る忙しさなのか、
またたく間に時間が過ぎて、なんと大晦日を迎えて、
12月は、これが初更新という!

しかし、新年を前に書き記しておきたいこと3つあり!!

その前に、またBlogデザインを青を基調に戻してみました。
ピアソラを語るに、やはり、「青」が落ち着くようです。


さてさて、なぜ今月多忙だったのかは、
1つ前の記事でお知らせしたように、
ピアソラbotなるものを稼動し始めたのも、一因かと!

まだ「本当の」botになりきれてなくて、手動なものだから、
夜な夜な発信している有様です(^^)

こちらで、ご覧になれます!⇒ http://twitter.com/#!/piazzolla_bot

始めて10日で、フォロワーさんが100人を超したのが、あまりに嬉しくて、
記念企画として、「ピアソラbot大賞2010」を開催しました。

「あなたのお好きなピアソラの曲」をフォロワーさんから募集(11月30日まで)
       ↓
その中から、ベスト10を選び、「大賞」を決める投票(12月22日まで)
       ↓
「ピアソラbot大賞2010」発表(12月23日)


なんて面倒なことを!と思ったのは後の祭りですが、
ピアソラ好きの皆さんとの交流で、
なかなか楽しい作業でもありましたよ!(←オタクならでは!笑)

Twitterを使いこなす年齢層が若い世代に多いのかも、
という予測もあるのですが、ピアソラbotのフォロワーさんに、
学生さんなど、若い層が多いのが、1つの発見でした。

そして、大賞は、ぶっちぎりで「天使の死」に決定!

まず、候補曲募集の時点で、世界一有名な「リベルタンゴ」は挙がらず、
というのも、一つの発見でした。

ベスト10に挙がった曲は、どれも好きだし、選びがたく、
何しろ、1つだけ好きなの挙げろというのは、誰にとっても酷な質問だったはず。

そんな中での「天使の死」が、頭一つ飛び抜け、
最後まで突っ走り、鮮やかな勝利を見せてくれました。

もちろん、私の「天使の死」は大好きな曲の一つだけど、
こんなに支持されていると知ったのは、大発見。

まさか「天使の死」が大賞とは、予測もしてませんでした。

個人的な思い出としては、マエストロのレッスンの時、
数ある譜面から、「これやろう!」とマエストロが選んだのが「天使の死」。

え!さらってないよ!弾けないよ!と一生分の恥をかいた
ひと時でもありました^^;

しかし、マエストロにも折角レッスンしてもらったので、
この大賞受賞に勇気をもらって、
来年は、温存していた(!)「天使の死」をライブで弾きますよ~~!

無事「ピアソラbot大賞2010」を開催でき、
ピアソラ・ファンの層の厚さを実感できました。

来年も、力振り絞って(!)続けますので、
Piazzolla Timeプレゼンツの「ピアソラbot」も、どうぞ、よろしく!!

そうそう、今年の大晦日のカウントダウンは、
ぜひとも、「天使の死」で行きませんか?

2010年の行く年を「天使の死」で締め括るとは、
なんて最高では、あーりませんか!

2010年11月10日水曜日

ピアソラを愛する人たちへの贈り物

こんなに嬉しい朝と言えば、ありません!

先週末に、Twitterで、ピアソラbotを作って、
極めて地味ですが、ピアソラの言葉を集めて発信始めました。

コチラです。⇒ http://twitter.com/#!/piazzolla_bot

まだ実は、botが稼動してなくて(!)、
中の人=私、kogumaの手動配信です。

これも、「始めまーす」というTweetに即反応があったので、
とりあえず、始めてみました。

で、昨晩、見切り発車で、botになりきらないまま、
皆さんにも、このピアソラbotを告知したのですが・・・、

何と、ピアソラ研究家の斎藤充正さんを始め、
何人もの方々がRT下さって、
翌朝のフォロワーさんが、55名!

この一晩の出来事に、私は、喜びを隠し得ない!という感動の朝でした。

こんなマニアックなbotに、こんなに多くの方が興味示して下さって!

いや、今まで、どれだけ、マイナーな趣味なんだろうって、
端っこにいる感が強かったのですよ。

でも、この一夜の出来事には、大いに勇気付けられました!!


「ピアソラ自身を語る」からの引用ですが、
この本は、密度が濃すぎて、なかなか読みきれないと思うのです。

で、ピアソラの音楽が、何から出来上がっているのか?
の鍵となるセンテンスを抜き書きしています。

これを読めば、もっと、ピアソラの音楽が好きになるでしょう!

ピアソラ好きが、このbotを知らないのは、もぐり!
と言われるまでに、育てたいと気合を入れてます。

それにしても、字数制限140字以内でも、
ピアソラの語る言葉には、ドラマがありますね~。

これ作ってると、結構、元気が出てくるものなんですよ。
生粋の(!)ピアソラ・オタクであります(笑)

気長にやりますので、このTweetをダシに、
ささやかに盛り上がっていただければ幸いです。

秘かに、ピアソラ・ファンの大集結を狙ってます。^^

2010年10月31日日曜日

デュオで再開(2010年10月)

さて、今月も末尾になって、記事数を奇数にしようと、
ブログを開いてみたら、なんと、今月はまだ、
1つも記事を書いていませんでした!

ファンの皆さま(もし、いらっしゃったら!笑)、
お待たせしてまして、申し訳ありません!

Twitterでは、毎晩のように #piazzollatime タグで、
何かしら発信しておりますので、良かったら、こちらも、チェック下さい!

さて、今月から、Duo練を再開しています。

一人減る、しかも、3⇒2になるというのは、
また、趣がグッと変わるものです。

その中でも、弾くほうも、聴いて下さるほうも、
進化した音楽を作っていきたいものです。

再び、「グランタンゴ」。弾くのが精一杯だった2年前よりも、
も少し、味付けをしようではないか!

「タンゴの歴史」より、カフェとナイトクラブ。
バンドでなく、元々のDuo譜。(元は、ギター&フルートですが)
さすがに小技満載な曲なので、聴かせる曲に仕上げたいです。

「革命家」。もしこれが弾きこなせれば、最強のDuoになるね!

そして、アレンジに取り掛かっているのが、「チンチン」。
どうなりますかね、これをDuoで弾くというのは!

トリオになる前に、ちょこっとだけ弾いた「バルダリート」も。

レパートリーは、そんな感じで進んでます。

あとは、トリオで弾いた曲など。

そして、またまた団子さんからお借りした新譜(初の古典タンゴ!)も。

また色を変えてやってきますので、
どうぞ、楽しみにお待ちください~!

2010年9月30日木曜日

仁詩さんスペシャル・インタビュー「ここだけの話!」(前編)

バンドネオニスタ 仁詩さんと共演したVol.9ライブの前に、
スペシャル・インタビューを決行しました!

初めての方も、仁詩さんのお人柄が伝わるように!と
ライブ当日に、その前半をお伝えし、続きは本Blogで、ということでした。

大変お待たせしましたが、まずは、前編を!

Piazzolla Time(以下P):

今回、私たちTrioにとって初体験のバンドネオンとの共演を
叶えて下さった仁詩さんへ突撃インタビューしてみました!

仁詩さんWebサイトは、こちら! ⇒ http://hitoshi-bn.jeez.jp/index.html


P: まずは、今回のライブへの意気込みを!

Hitoshi: ピアソラしか弾かないライブは、初めてなんで、
とても新鮮です!


P: バンドネオンを始めたきっかけは、何でしたか?

Hitoshi: 18歳の時、友人から借りた「情熱大陸」のCDで、
小松亮太さんのバンドネオンを聴いたのが最初でした。

それまでは、バンドネオンも、ピアソラも、知りませんでした!


P: バンドネオンは入手が難しいそうですが、今お使いの楽器との出会いは?

Hitoshi: 国内で、知人を通してです。


P: 休日は、どんなことをして過ごされますか?

Hitoshi: タンゴを踊っています。食べ歩きも好きです。


P: では、好きな食べ物は?

Hitoshi: 何でも食べるので、嫌いなものはないですが…
(回答に困った後)ワインです。

P: それは食べ物??笑


P: これから、やってみたいことは?

Hitoshi: 日本でバンドネオンを作れるようにしたいですね。
既に日本で、蛇腹を交換したり、修理をすることは可能なので、
ボタンの並び、運指は変えないままで、新しいバンドネオンを
日本で作れるようになったら良いと思います。

P:そのための「バンドネオン基金」など
作っても良さそうですね!

(後編に続きます!)

2010年9月29日水曜日

ライブ・イン・トーキョー2010 Vol.9後記-Vn弾き

真夏の夢のライブから、あっという間に、丸1ヶ月。

ようやく、ピアノ弾きも回復してきて、
次回Vol.10のライブを来年3月ぐらいに目指すことにして、
来月より、合わせを開始する予定にしています。

やはり、総括しておかねば、次に安心して進めないので、
いつものように、振り返ります!!(長いです!)

運命の8月29日、本当に暑かった!!

会場ラリールまでは、公園を突き抜けるのですが、
駅からわずか10分以内の移動でも、汗が吹き出ました。

今回は、トリオ最後のライブなので、
初の2部制にして、全21曲を弾くという、
気合のプログラムで臨みました。いつもの2倍!

これだけ弾けば、チェロ弾きTommieを送り出すに、
申し分ないだろう!という魂胆でした。

が、これだけの曲の準備の大変だったこと!!
一日の練習で、毎度、弾き切れない曲数だったので!

しかも、トリオの初合わせが、何と本番の前日。

前日、計6時間の合わせでは、まだ何とも言えず、
「とにかく、やるだけ!」の思いでした。

そして、当日のステージ・リハーサル。

会場は、ハープ奏者さんこだわりのご自宅ホールとあって、
舞台の背景は、まるで絵画のような中庭が見え、
床は総大理石という、本当に素敵な空間でした。

そこで、ひとたび、通しリハーサルを始めると、
その響きと言ったら、素晴らしくて、
昨日までの不安を蹴散らす(!)に十分でした。

これで、行ける!と。

そして、始まった気合のVol.9、2時間!

ここで予期しなかったハプニングは、お客さまが入られた後、
会場の室温と湿度とが、急上昇して、
バイオリン弦が狂いまくってしまったこと!

リハーサルの時は安定していたのですが、第1部の間、
なかなか安定せず、失礼いたしましたm(_ _)m

以下、曲順に。

1 エスクアロ

今度こそ、この曲をカッコよく決めたかったのに、
いかんせん、第1曲に、この速い曲は、まだ乗り切れず・・・。

修業して、出直してきます!


2 フーガとミステリオ

この高い天井の空間でこそ、やってみたかった曲。
やはり、ピアソラをやるならば、必ず1曲はフーガを入れたいもの。


3 オブリビオン

実は、この曲がいちばん、ピアノ無しで練習してきて、
やりづらかったので、少々心配だった曲でもある。

そして名曲ゆえに、美しく仕上げるのが難しい・・・。


4 キチョ

この日の主役、チェロ弾き一押しの曲。
しかし、本番は、随分、気合が入りすぎて、前のめってたかな?^^
私もついてくのが、やっとだった!


5 悪魔のロマンス

この曲は、美しすぎるがゆえに、私には鬼門の曲。
何とか、込めるものは込められたかな・・・と。


6~9 ブエノスアイレスの四季

チェロ弾きが、この曲順は、当日の気分で決めたい!
などと主張するので、そうした次第です(^^) 今回は、秋始まり!



この曲に入って、ようやく「開き直る」ことができたバイオリン弾き。
弾きたいように、弾いてみせるのだ!と、響かせてみた。

本当に、高音がまろやかに反響してくる、素敵な音響空間と実感!



この曲が、多分いちばん弾き込んでると思う。
この日も、よく弾けたと思う。
泣けてきた、というお客さまのご感想に、我らも泣けてくる。



最難関な曲ゆえに、ついつい気合が入る。
底力は、見せられたのではないかと思う。



真夏のライブの第1部は、やはり、夏で締め括る!
前回Vol.8で、トリだった曲もあり、トリオにとても馴染んでいる。


テレレ(水出しマテ茶)を飲んでいただきながら(←ご好評でした)
休憩後、第2部突入!


10 チキリン・デ・バチン

第2部前半のMCは、チェロ弾きに任せた。
そして、歌詞の朗読を買って出るほどのやる気だ!

この曲も、我らにはとても馴染んでいる曲。
3拍子というのは、何かと、身体に取り込みにくいけれども、
一つの世界を表現できたのではなかろうか?


11 アディオス・ノニーノ

この名曲、どうにも、この日、不発に終わったバイオリン弾き。
トリオで弾くに、絶対に崩れない自信のある曲だっただけに無念・・・。
これが、生ものゆえの本番ですね~。


12 ミルトンの肖像

さて、2部に入り、渋い選曲が続く。
この曲は、我らトリオ一押しの曲だ。
そのカッコ良さを感じていただけただろうか!


13 メディタンゴ

この曲も、実はチェロ弾きの好みで、我らトリオの最初の練習に、
アレンジを持ってきてくれた曲。

一度は本番で弾きたくて、結局、最後になってしまったね!

気合をこめてみたけれど、どんな響きがしただろうか?


14 リベルタンゴ

ようやく、お待ちかねのリベルタンゴ。
これだけ弾いて、いい加減、これで終わっても良いくらいだ!(笑)

アレンジは、ご存知、アルゼンチン団子さん。


15 新婚旅行

さて、リベルタンゴで盛り上がった後で、期待の仁詩さん登場!

仁詩さんのご提案により、ここで、バンドネオン&バイオリンの
Duo曲を演奏。

何と、プレッシャーを感じたことか!!
この日は、随分、速めの展開に感じ、とにかく必死で弾き切ったのでありました~。

初めて聴く方にとって、バンドネオンの響きが、
聞きやすい曲であったと思われます。


16 ビジュージャ

ここからが、バンドネオン仁詩さんの加わったカルテットに!
このアンサンブルの幸せといったら、忘れたくない!

ビジュージャは、アレンジ担当のチェロ弾きが、
ぜひバンドネオンとやりたい、と選曲してくれた。

トリオで弾くより、ぐんと締まって、豊かな曲に仕上がったハズ!


17 天使のミロンガ

バンドネオンが主役となり、実に、これまた幸せな時間が流れた。

キンテート版と違うところは、後半のメロディを
チェロ弾きが奪ったところだろうか(笑)。まぁ、ご愛嬌で!


18 ミケランジェロ '70

チェロ弾きのカウントにより、随分、アップテンポに始まって、
最後まで、突っ走って、それが良い感じにまとまった!

録画で観ても、この曲が最高だった!

お手伝いのMolly*さんも、鳥肌が立った!と言ってくれた!

よって、You Tubeにアップする一曲も、これを選んだのでした。


19 タンガータ

これを合わせるのは、とても難しい。それぞれのソロもあるし。

でも、しばらく、バンド曲はできないと思ったし、
折角、バンドネオンとの共演なのだからと、私が推した曲。

挑戦してみて良かったと思う。
仁詩さんにも、沢山ご指導いただけて、何とか、結実した!

もちろん、いろんなアヤはあったけれど、ノリで弾き切って、感無量!


やはり、仁詩さんが加わることでの、場の盛り上がりは格別!
奏者の音もよく響くけど、お客さんの拍手もまた、よく響きました。

沢山の鳴り止まない拍手、どうもありがとうございました!


ご期待のアンコールは、S.V.P。

いやぁ、バンドネオンが入ると、何とも楽しい曲ですね!

何といっても、バイオリンは、バンドネオンとユニゾンになること多いので、
それはもう、幸せでしたよ!


さてさて、もちろん、もう1曲弾きます!

仁詩さんと一緒のリベルタンゴ!

これは、仁詩さんが、弾きたいと仰るものだから、
では!とお願いしてしまいました。

最初は、ほんの数曲のつもりが、7曲も共演下さった。

これも、本当に、仁詩さんの寛大さと前向きなご協力体勢のおかげでした。


我らトリオ、特に、最後のライブとなったチェロ弾きは、おかげさまで、
夢のような時間をこのラリールで過ごすことができました。

最後まで温かく見守ってくださった
全てのお客さまにも感謝申し上げます。


トリオでは、当面(!)、これで最後になります。

でも、それぞれのピアソラ弾きとしての奏者人生は、
これを糧に、まだまだ歩み続けます。

また、ライブ会場で、お会いしましょう!

2010年9月10日金曜日

Piazzolla Time Vol.9 Live in Tokyo 2010の動画アップ!

8/29ライブの詳細レポートをやる気満々でいるのですが、
日々の雑事に追われて、できずにおります・・・。

一足先に、当日の一部始終を録画してもらっていたので、
何と(!)、その中の1曲、Michelangelo '70 を
You Tubeにアップしてもらいました。

皆さま、コレです!
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CgE1c3D64E0

初の全世界公開、やってしまいました!!!


こんなこと、自分たちでは出来ないスゴ技ですので、
アップしてくれた、ぽんたさんには感謝です。

今回、ピアソラを仁詩さんと弾けた夢の共演を
こうして残すことできて、本当に、本当に、幸いでした!

最近は、「ブーイング」ボタンもあるので、少々コワイのでありますが、
真夏の暑い日ならではの熱気で、弾いております!


実は、私の手元には、全曲を収めたDVDが届いております。

一人先に楽しませていただきました。

それにしても、画面の中で、我らは随分楽しげです。

我らとは初めてのライブだというのに、不肖コグマのMCに、
仁詩さんも、随分、ツッコミを入れておられ、おかげで盛り上がっています!

さすがは関西人!

ピアノ弾きも関西出身なので、こういう展開、
今後も望みたいものです!

2010年8月31日火曜日

Piazzolla Time Vol.9 Live in Tokyo 2010、大成功!



ピアソラの音楽をバンドネオンと弾けた感動、
それも、仁詩さんという、素晴らしい演奏家さんと弾けた感激!

我らトリオは、この日のことを一生忘れないと思われる、
感動のライブとなりました!

お越し下さった皆さん、全21曲も、温かくお聴きくださり、
また、盛り上げてくださり、本当にありがとうございました。

まだまだ発展途上を感じている私たちです。

この日の教訓を活かし、必ず、次回、進化した形で、
また皆さんとお目にかかりたいと思っています。

まずは、速報まで!(^^)/

2010年8月28日土曜日

いよいよ明日!

前日、最後のリハーサルを終えてきました。

実は、今日が最後で最初の(!)トリオの合わせでした。
覚悟の上でしたけれど、雑な点は否めません。

でも、その中でのベストな状態に到達し、
そして、バンドネオン仁詩さんとの合わせでは、
光が見えてきました!

仁詩さんのバンドネオンの生音が、
これほど間近で聴けるとは、幸せな時間ですよ、皆さん!!


明日は、その場に居合わせた全員が、
きっときっと、満場一致で「今、ここに居て良かった!」と
思える時間にしたいと、トリオ一同願っています。


まだ、お席の余裕があるようです。

そういえば、明日の予定が決まってなかった!
なんていう方は、ぜひ、茗荷谷まで、足をお運びください。

ライブ詳細は、こちらを!
    ↓ 
http://bit.ly/9rj1Wo
http://piazzollatime.blogspot.com/2010/06/2010829vol9-2010.html

2010年8月27日金曜日

バンドネオンへの誘い

我らが敬愛するピアソラが弾いていた楽器、バンドネオン。

元々は、ドイツで携帯用オルガンとして生まれた楽器。

発明者は、ハインリッヒ・バントさんと、
まさにドイツ生まれな感じ。1835年のこと。

それが、アルゼンチンに渡って、タンゴのメイン楽器として、
使われるようになって、今に至る。

右手38個、左手33個のボタンがついて、
蛇腹を開いた時と、閉じた時では、違う音が出る!

ボタンの並び順も、鍵盤楽器のように、
ドレミファの順ではないそうで、弾きこなすのは相当大変だという。

しかも、この楽器は製造されなくなってしまったそうで、
現在では手に入れるのも困難な楽器。

そういうことで、バンドネオンとは、
そう簡単に目にすることもできなければ、
間近で生演奏を聴くなんてことも難しい、
「異国の」楽器だと、長らく思っていた。

ところが!

日本には10人ぐらいの奏者しかいないと勝手に思い込んでいたら、
なんと、100人ぐらいはいる、と耳にした。

急に、「バンドネオン」と一緒に弾くことが
いつか実現しそうな気になってきた瞬間だった。

今回、トリオで最後のライブを迎えるにあたり、
「トリオ最後」以外の目玉が欲しかった。

そこで、一か八かの「バンドネオン」共演作戦を
思いついたのだった!

我らと弾いてくれるバンドネオン奏者を見つけるのに、
1ヶ月ほどは、かかるだろうと思われた。

でも、思いつきから、たった数時間以内に、
念願の夢を叶えてくれたのが、
バンドネオニスタの仁詩さんだった!

こちらがどんな奏者かもわからないのに、
実現に向け、協力を惜しまない姿勢には、
マエストロと相通じるものを感じた!

ピアソラは、こう語っている。

「つまらない部分もあるが、
 あらゆる面を少しずつ持ち合わせていなければ、
 人生をやり遂げることはできないのだ」

バンドネオンには、そういう音がする。

人生、良いこと尽くめでは無いということ。

あれやこれやのことがあっての人生で、
陰もあれば、光もある!(笑)

バンドネオン奏者の動きを見てみて欲しい。

奏者の身体使いによって、楽器の蛇腹が生き物のように、
動き、変化し、心揺さぶられる響きがして、何て素敵な箱なのかと思う!

そんな素敵な楽器の真隣りで弾けるとは、
そして、初めて弾くバンドネオン奏者さんが、
仁詩さんであるとは、夢のようではないか!

ピアソラの音楽をバンドネオン入りで弾けるのも、最高の喜び!


仁詩さんのWebサイト冒頭に、
今回のライブに向けて、コメントくださっていた!

つい先日まで知らない者同士だったとは思えない
温かいコメントなので、ここに引用させていただく。

「#8月29日(日)は東京・茗荷谷の「ラ・リール」という素敵な場所で
 Piazzolla Time(ピアソラ時間)というアマチュアではありますが、
 情熱いっぱいの タンゴバンドにゲスト出演します。

 なんとこのバンド、オールピアソラのコンサートしか
 しないということでこういう名前に。

 僕、全部ピアソラのコンサートとかしたことないです(笑)

 僕自身もよい経験をさせてもらいに参加させて頂きます。
 皆さんのエネルギーに負けないよう頑張ります!」


そんな仁詩さんの奏でるバンドネオンをごく間近で聴く機会!

どうか、楽しみにお越し下さい!

2010年8月21日土曜日

レッツ・ピアソラタイム 8/29!

夏の終わり、針が振り切れてしまった
こころとからだに百年先の音楽を!

地球の裏側ブエノスアイレスで生まれた
哀感あふれるアルゼンチンタンゴ。
早すぎた巨匠アストル・ピアソラの無理難題の曲々に
果敢に挑戦する・ピアソラタイム・
八月最後の日曜日、トリオでは最後のライブになります。

可憐ながら情感たっぷり、トリオを牽引するバイオリン、
大きく優しく哀愁で包み込む医学生のチェロ、
繊細な心根にダイナミックさを合わせ持つピアノ。

ピアソラの有名な曲「リベルタンゴ」をはじめ、
「ミケランジェロ’70」「四季」等なんと20曲、
仕事と学業の合間を縫って鍛えた集大成を、
ブエノスアイレスまで届くほどの情熱で演奏します。

そして今回、京都から、“熱い”バンドネオン奏者仁詩さんが
参加くださいます!

一度知れば忘れられない恋のような魅力を放つ
・ピアソラタイム・の魅力、

弦と蛇腹の艶めく響宴をご一緒に、夏の終わりに、
レッツ・ピアソラタイム。

by Molly*

(Molly*さんは、未来の脚本家!
作品が、谷川俊太郎 with friends「生きる」、「生きる~第2章」に収録されています!)

2010年8月9日月曜日

8/29、ピアソラ時間Vol.9へようこそ!

我々の仮説によれば、
東京時間、ロンドン時間、…と同様に、
「ピアソラ時間」も存在する。

これを検証する場が、迫る8/29のライブである。

この場で音楽を聴いた後、クラっとしたり、
どうかしそうな気分に陥ったとすれば、
それは間違いなく、東京時間を越え、ピアソラ時間圏に遭遇した証である!

この「ピアソラ時間」を検証する場において、
今回はさらに、バンドネオンの仁詩氏が加わる!

これを聴いて、どうかしてしまわないわけがない!

それは、まさしく「ピアソラ時間」の空間に到達した
時差がなせる業!

夏の終わりに、そんな小旅行をしてみては、
いかがだろうか?

Welcome to Piazzolla Time!

2010年7月27日火曜日

「毎日がブエノスディアス!」でご紹介いただきました!

谷本雅世さんのBlog「毎日がブエノスディアス!」で、
私たちのライブをご紹介いただきました。

http://bsas.blog115.fc2.com/blog-entry-1022.html

谷本さんは、「旅の指さし会話帳」スペイン語版の著者であられ、
日本では入手しにくい、アルゼンチンやラテン系の
貴重な情報をコンスタントに発信されています!

ありがとうございました!

初合わせ(2010年7月)

初めての印象が鮮烈なうちに、記録しておくことにします。
二度目の「初めて」があるわけでないので!

7月25日は、我らTrioがバンドネオンと初合わせした、
バンドネオン記念日。

この日ほどの強烈なインパクトといえば、ないでしょう!

CDでは、バンドネオンの音を何度となく聴いているけれど、
すぐそばで、しかも生音で聴くなんていう贅沢は、この日が初!

いちいち、聴き入ってしまうやら、
いつも弾いている曲が、まったく別物に聞こえるやら、
譜面もいつものではなく、直前にカルテット用に変えたので、
弾き込みが足りないやらで・・・と、極めて刺激的な体験となりました。

そこで直面したのは、憧れと現実の違い!

聴いているだけでは、「良いな~」で済むわけですが、
実際、合わせる身となってみると、なかなか難しいのです。

弾く手がついていけない、という感じでしょうか!
たぶん、身体がビックリしてる、この衝撃に!

先日のリシャール・ガリアノの「家構造」理論でいうなら、
結局、「メロディ・リズム・ハーモニー」の全てが、
ダメダメだったのか!という現実ですね~(笑)

今、ここで、知ることができて良かった!と思うのですが、
何分、本番まで1ヶ月しかないし、ピアノ弾きも不在だし、
突如、不安の方が大きくなってきてしまいました。

でも、まぁ、1ヶ月でやれるところまで頑張ってみよう!
というのが、即座に出した結論です。

チェロ弾きとも、8月に強化練習日を作ることに決めました。

今まで、音源は聴いても、絶対に弾けっこないから、
ほんの少しの参考程度にとどめ、どちらかというと、
「弾ける範囲で」しか弾こうとしてなかったのですね。

実は、それでさえ難しかったワケですが。
ピアソラを弾くってことは!

でも、それでは、それ以上の成長はないわけですし、
今回、いかに音源に近づけ、曲に命を吹き込むか、
といったことに初めて挑戦するのだと思います。

沢山のアドバイスは、今までの疑問を解決するものでもあり、
本当に勉強になりました。

今回で最後の本番になるチェロ弾きにとっても、
最後のはなむけ(!)としては、我ながら、
良い贈り物になった!と心から思いますね。

生涯忘れることなく、感謝して欲しいね!(笑)

しかし、これからが、我らの葛藤の始まりですね。
弾きたいレベルに、どこまで持っていけるかの!

猛暑が続きそうな、この夏。
ピアソラの音楽を軸に、また新たな試練と戯れる毎日です。

これもまた、二度とはない夏!

2010年7月22日木曜日

Duoで鍛錬する日々

ピアノののりさんが長期出張に旅立ってから、1ヶ月半。

元気にしているだろうか?
現地で、ピアノは見つかっただろうか?(笑)

しばし、弦セクションのみで練習を重ねております。

今回は、全20曲のプログラムですから、
要領よくやらないと、なかなか練習し切れません。

特に、バンドネオンとの曲は、アレンジを変更したのですが、
この少しの変更が、何とも、バランスとる難しさを感じています。

一つは、ピアノが不在なのと、肝心のバンドネオンとの合わせは、
まだ先なのとで!

けれども、弦セクションだけの練習も、収穫が多々あるもので。

今まで、リシャール・ガリアノの言う「家構造」理論で、
「メロディ、リズム、ハーモニー」のうち、
「ハーモニー」がイマイチでした。

ピアノ抜きの状態で、それが、よく確認できるといった感じです。

あと、とにかく、「アラ」を実感できる!(笑)

のりさんが帰ってきたら、「え!どうしちゃったの~~?!」
と驚かせる仕上がりを狙っている弦セクションの二人です。

仁詩さんTrioを聴きに行く in浅草

Blog更新が、最近少なくなってしまってましたが、
Twitterの方では、毎晩(!)、 #piazzollatime タグで、
面白Tweet発信中です。

良かったら、Twitterも、ご覧になってみて下さい!

さて、先日、7月10日は、浅草にて、タンゴ奏者さんが一堂に会した
東京タンゴ祭2010」という演奏会がありました。

出演者さんは、日本を代表するタンゴ奏者さんがズラリ!

その中に、今度のライブでご一緒するバンドネオンの仁詩さんも!

残念ながら、仕事があり、このタンゴ祭には、聴きに行けませんでしたが、
同じ日の晩、会場を移してのライブがありましたので、
そちらに、ライブをお手伝いしてくれるよおこさんと、聴きに行ってきました!

実は、バンドネオンの生演奏を聴きに行くのは、久々で、
こんな至近距離で聴けたのも初めてでした。

バンドネオンって、本当に見て、聴いて飽きることのない、
魔法の箱ですね~! 改めて、感動!

そして、近々、我らと合わせることができるかと思うと、
本当にワクワクしてきますね。

バイオリンとバンドネオンとは、ユニゾンも多いですしね!

他のバンドネオン奏者さんと聴き比べてみると、
皆さんそれぞれの雰囲気をお持ちです。

仁詩さんの演奏には、疾走感と、ノリの良さがあり、
きっと、我らTrioにも、合うのではないかな~という、
希望的観測があります。

むしろ、我らが重たいぐらいですが!

今週末に、初合わせがありますので、楽しみです。

バンドネオンと弾く選曲は、チェロ弾きがいたしました!

そうそう、私のオフィスのデザイン担当さんに、
カッコよく、今回のチラシを作ってもらい、刷り上っています!

「虎の威を借りたコグマたち」的デザインとなっておりますが、
あくまで、デザイナーさんのセンスによるものです!

仁詩さんも、ご覧になって、ツッコミを入れていただきましたがね(笑)、
今回は、コレで、頑張らせていただきます!

もし、チラシを置いて下さる方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、ご一報くださいませ!

2010年7月6日火曜日

mixiの仁詩さんコミュでご紹介いただきました

この度の夏のライブ・イン・トーキョー2010を
mixi の仁詩さんのコミュニティでも、取り上げていただきました。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=54539773&comment_count=1&comm_id=3867497

仁詩さんのご出演情報なども充実していますので、
ご覧になってみては!

2010年6月18日金曜日

2010年8月29日(日)Vol.9 ライブ・イン・トーキョー2010(茗荷谷)

いよいよ発表!

次回、トリオで4度目、通算9度目の全曲ピアソラのライブは、
8月29日(日)です!!

トリオでは最後になりますが、最高に盛り上がるために、
スペシャル・ゲストさんをお招きすることができました!

何と何と、関西を拠点に、今は全国で人気上昇中の
バンドネオニスタ、仁詩さんと共演することになりました。



仁詩さんWebサイト

ぜひとも、皆さん、この滅多にないスペシャルな企画、
今回だけはお聴き逃しなく!!

いつかバンドネオンと弾きたい夢をかなえてくれた
仁詩さんにも、心より感謝申し上げます。


Piazzolla Time Vol.9 ライブ・イン・トーキョー2010(茗荷谷)
 ~Piazzolla Time Trio with Hitoshi~

日時: 2010年8月29日(日) 開場: 13時 開演: 13時半
    第1部START 13:30
    第2部START 14:45 (開場は14時半頃)
   (第1部、第2部、通してお聴きになれます!)

場所: ラリール(最寄り駅:メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅)
http://www.lalyre.jp/page2.html

曲目:

第1部
エスクアロ
フーガとミステリオ
オブリビオン
悪魔のロマンス
キチョ
ブエノスアイレスの四季全曲

第2部
チキリン・デ・バチン
メディタンゴ
リベルタンゴ
ミケランジェロ'70
天使のミロンガ
ミルトンの肖像
タンガータ 他

合計全20曲!

このうち、一部の曲が、バンドネオンとのカルテットになります。
さて、どんな曲目になるでしょうか?!

参加費:
1,500円

お申し込み・お問合せ:
下記メールアドレスより、お願いいたします。
お申込みは、お名前と人数をお知らせ下さい。
piazzollamusica@yahoo.co.jp

事前のご予約は、前日8/28まで。
お席の余裕がある場合には、当日受付もいたします!

※ 当日受付あり! ご予約されていない方も、どうぞ!
(当日受付の方は、お早めにご来場いただけますと確実です。)

※ ご心配な方は、開場前まで、上記メールアドレスにて、
 お申込みを承っております!



トリオ一同、皆さまのご参加お待ちしております。

2010年5月5日水曜日

次に向けて

渾身の(!)ライブを終え、一休みしたいところですが、
次なるステップを予定していますので、
2週ぶりに、トリオは都内のスタジオに集合しました。

次回ライブは、8月29日(日)ですが、
実は、やんごとなき理由によって、
早急に選曲を決定しなければいけません!

次回は、初の2部制で、全20曲を弾き、
真夏のトリオ打ち上げ!といたします。


この2年近くで、我らもなかなか頑張り、
レパートリーは20曲を超えておりました。

つまり、20曲弾いても、まだ余る!(笑)

そういうわけで、何を外さねばならないのか、とか、
20曲を聴かされる(!)方の身として、どんな曲順が良いか、
とか、そんな感じで、迷いに迷っております。

一案は、第一部を「ブエノスアイレスの部」として、
ブエノスアイレスの街を描こう!という構想。

しかし、我らの限られたレパートリーの中から、
という条件になりますが・・・。

何度か、紙に書き直すことを繰り返し、
ようやく、かたまりつつあるかな?というところです。

まぁ、一番楽しいプロセスでもありますね。
選曲と曲順を決める作業とは!


選曲を兼ね、久々の曲など弾いてみました。

まずは、「メディタンゴ」!

「リベルタンゴ」のアルバムに収録されております。
「○○タンゴ」シリーズの一つです。

チェロ弾きのお気に入り曲ですが、しばらくお蔵入りしてました。

この曲、弾いてみると、とてもクセになります。

頭の中に、ピアソラの曲が鳴っているな~と思って、
何だろう!と思うと、「メディタンゴ」であることに気付き、
我ながら驚きます。


あと、やはり、カッコ良いのは、「タンガータ」。

この曲、去年の6月のライブから封印されていました!

が、一度弾き始めると、この曲のカッコ良さがたまりません。

そして、あれから2つの本番を乗り越え、
皆の音が、どこかタンゴっぽい、艶とか、ノリとかを感じました。

まぁ、今の段階で、アラ探しはしないで下さい!(笑)

今度のライブに向けては、変則的な準備を
しなれければなりませんが、
これまでのトリオの弾き込みが、必ずや生きてくるでしょう!

どうか、皆さん、8月を首を長くしてお待ち下さい!

2010年4月30日金曜日

タンゴの響きは、鳴り響いたか?

毎月「奇数」の記事をアップするのが、
このBlogの習わしなので、取り急ぎ、もう1つ書きます!

今回の「ライブ・イン・クライネ・ウィーン」では、
「飛び出す音楽」の表のテーマとは別に、
裏テーマ「タンゴの色香を漂わす」がありました。

それが、チラシにも記載しておいたピアソラの言葉、

タンゴにパステル調なんて考えられない。

ということでもあると思います。

これまで自分たちの録音を聴いていると、
我々の音色から感じられるのは、「素朴さ」でした。

他の音楽ならまだしも、ピアソラの音楽では、
このままではならぬ! 素朴さ撤廃だ!
と思い続けるバイオリン弾きでありました。

もっと、ポルテーニョ(ブエノスアイレス)の音楽、
タンゴの響きが、強烈に香ってこなければ!

そういうわけで、練習の度に、
各自の楽器で、タンゴっぽさを表すには、何が必要か?を
問い続けました。

マエストロも、常々「自分の頭で考えて、考えて、考えること」と
おっしゃっていました。

たぶん、教わるものではなく、
自分で感じ取って、楽器に込める、ということなのではないかと。

バイオリンの場合は、

とにかく素早くて、アタックの強烈なボーイング、
そして、速くて深いビブラートのかけ方と、
随所に散りばめるテヌートの輝き、

このあたりに、技術的な解決を見出しました!
(どれ一つ、このようなことは、譜面に書かれていません!)

どれもこれも、イザ弾いてみても、
なかなか「らしく」聴こえてこない難しさがあります。

が、果敢に挑んでいくまでです。

何度か、録音を繰り返すうちに、恐らくは、1年前とは
雰囲気の違う音楽に転じてきたような「気配」を感じ始めました。

明らかに、ある楽器の変化は、別の楽器へも振動・共鳴し、
互いに影響し合ったことと思います!


そして、既に何度か聴きにいらしている方々にも、今回、
今までとの「違い」をはっきり感じていただきたくもありました。


その結果、皆さんのアンケートからは、
恐らく、これまでには無かったようなご感想が寄せられました!


「テンポの早い曲は疾走感や躍動感が凄くかっこよく心地よかった」

「泣いているようだったり、ポンポン弾いて楽しそうだったり、
重厚な感じやコケテッシュな感じに変わるので驚き」

「せつない感じがよく出てた」

「外は晴れていましたが、ここはどこか湿っぽく哀愁に満ちた
 空間になっていました」

「改めてピアソラのレパートリーの広さに驚いた」


たった三つの楽器で、感情や情景やタンゴの魅力を
表現できたかと思うと、あるところまで、たどり着いたかのように感無量です。

もちろん、まだまだの部分はありますが、
意図したことが、表現できるようになりつつあることを実感でき、
私たちは、このライブに挑戦できて良かったと、
つくづく喜びを感じているのでした。

しかし、やはり、ライブでは「やり遂げられなかった」ことを
やり遂げるために、5月は、初の「スタジオ録音」に挑みます。

また、この経過も書いていきたいと思います。

2010年4月27日火曜日

ライブ・イン・クライネウィーンVol.8後記-Vn弾き



また一つ、「ピアソラ時間」という夢の時間が、刻まれました!

安心して次に進む前に、やはり、振り返っておこうと思います、
Piazzolla Time Vol.8「ライブ・イン・クライネウィーン」。

手もかじかむ、寒い寒い冬の間から、ひたすら暖かい春をイメージして、
本業・学業の合間に、それぞれ準備を積んできました。

これだけ必死にやる理由は、「その暇がある」からではなく、
「価値がある」から、であるに違いないです。

確実に、それぞれにとって「今しかできない」ことでもあります。

アマチュアだから一生懸命弾けばよい、だけでないものを
ここに込め、皆さんにも、それを感じ取っていただけたらなら、
皆にとっての成功だったと思います。

それが今回のテーマ「飛び出す音楽」の意味です。

いつものように、曲順に振り返っておきます!


1) Biyuya

ピアソラ時間にワープするための、ピアソラらしい曲。
であるけれども、やはり、最初から絶好調というわけにいかない。

何か、練習には決してなかった乱れを感じたけれど、録音を聴いてみるに、
そう崩れた感じには聞こえなかったのは、練習の賜物だろう!

「ピアソラ」が初めての人にとっては評価が分かれる曲かも。
私には、「人生」を感じる曲だけれども!

腕前の試される曲でもあり、また何度でも果敢に挑戦したい!


2) Michelangelo '70

今回、まるでMCに乗り気がしなかったバイオリン弾きは、
しゃべることを何も考えずに当日がきた。(こんなこと、実は初めて!!)

とりあえず、立て続きに弾こうではないか!と思い立つ。

が、ちょっとブレイクを入れながら進めるほうが、
舞台にいる方も、聴き手側も、緊張がほぐれたかな・・・と
思いつつ弾いていた緊迫感あふれる2曲目。

これも弾きこなれてきたので、危うい展開(途中でピアノが2小節飛んだ!)
にもかかわらず、何とか乗り切れた。

が、もっともっと得意になりたい曲だ!


3) Fuga y Misterio

これまた、スリリングな曲だ。
奏者が一人、また一人と増えていくピアソラのタンゴ・フーガ。

何せ、いつだって、そのスピードで大丈夫か?
という勢いで、チェロ弾きが出だしを滑り出す。

が、「弾きたい」テンポを尊重するのだ!

今回の新曲の一つで、本番直前まで「フーガ」部分は心配だったけれど、
まとまりと勢いを作れて、スムーズに「神秘」部分に移行し、
次曲「Soledad」への序章になった。

タンゴ・フーガが1つにまとまると、
それこそ、ピアソラの真髄に触れたような気がしてくる素敵な瞬間だ!


4) Soledad

前曲の「神秘」で落ち着きを取り戻した我らが臨む得意曲。

趣きあるピアノ・ソロで始まり、チェロ・ソロ、
バイオリン・ソロへのソロ・リレーという黄金の方程式!

私は、この曲で、会場を丸ごと楽器に変えようという気持ちで
弾いていたけれど、それが功を奏したと思える。

Soledadの重厚感がたまらなかった、というご感想に集約している。

私たちは、ピアソラの力を借りて、音楽で、
「孤独」という、一つの物語を描くことができた!


5) ブエノスアイレスの春

前半で、最大の難関。特に、出だしのバイオリン・ソロが・・・。

でも、ひとたび、弦の上から弓を引き始めると、
Soledadの静寂を破り、春を引きずり込む音がした!

ピアニスタが、曲目解説で「弦が聴きどころ」という、
我ら弦セクションであれば、思いつきもしなかった
フレーズを展開していた。ので、弾き切るしかない!

最後の気合の一音も決まり、
ブエノスアイレスの四季、最大の難関は、こうして乗り越えられた!


6) 天使のミロンガ

自信の無い曲の次には、最大の自信曲をつなげる戦略で。

ピアソラの最高傑作「ゼロ・アワー」にも収録されている
「天使のミロンガ」は、やはり特別な曲だと思う。

それだけに、いつも、中間部のバイオリン・ソロで、
弾く度に、極度の緊張感が走ってしまうのは事実だ。

やはり完璧には弾けずに悔やまれる(by バイオリン弾き)が、
トリオの全体感が、これほど体現できている曲もないだろう!

チェロ弾きが、曲投票でこの曲が上位に上がらなかったのを
悔やむのもわかるね。もっと、極めるべし!


7) Adios Nonino

はい、まだ続きます(笑)。ここから後半です。

いつだかのライブでの自己紹介で、ピアノ弾きが、
イントロ・ソロに挑戦したい、と宣言していたのが、実現。

今まで、いきなりTutti始まりだったので。

荘厳・華麗で有名なピアノ・ソロ譜を
ある時、チェロ弾きが仕上げてきた。

実は、完成版を前日ですら(!)耳にしていなかったので、
二重の意味で、バイオリン弾きは、ソロの間、心あらず!

見事、弾き切ったのは、ご承知の如く!
どうか、ピアニスタに大きな拍手を!

でも、まだまだ深みが増す余地のあるのを
我らメンバーは信じているので、次回への期待大であります。

切ないメロディと、小気味良いリズムが、隣り合わせなのが、
ピアソラらしい哀悼の表現でなかろうか?

いつ弾いても、鳥肌の立つ瞬間がある名曲。


8) Escualo(鮫)

またしても消化不良な鮫になってしまった。
否、「マエストロの曲」だけに、至高の完成度を求めたいのだ!

が、「特に鮫がかっこよかった」という、
バイオリン弾きをこの上なく嬉しがらせるご感想に感謝!


9) チキリン・デ・バチン

直前に思い立って(!)、この歌詞を読み上げることにした
バイオリン弾き。

そんな練習を一度もしてこなかったので、
歌詞を全て読み終えた後に、すぐにメロディを弾きこなす
切り替えが、上手く出来なかった!!!

やはり、慣れないことは、本番でやらないことです!

とはいえ、何とか、この曲の情感をお伝えできた演奏に
なったのではないか?と。


10) 悪魔のロマンス

この曲も、文句無く美しい。

しかも、タイトルが「悪魔」なのだから、
ピアソラの鬼才としか思えない!

バイオリン弾きは、最後のメロディのビブラートに、
今この場を「草原」の真っ只中に一変する気持ちを込める。

タイトルとは裏腹に、永遠なる透明感に包まれる曲。


11) リベルタンゴ

待ってました!の「リベルタンゴ」。

前回までの「速い」リベルタンゴから、
テンポ緩めで、まとめてみたが、実に良かった!

今度こそ、アレンジを快く貸して下さった団子さんに、
お聴かせできる完成度だったと思える。

そして、皆さんからの投票も、さすがの第1位でした!


12) ブエノスアイレスの夏

ブラガート版「ブエノスアイレスの四季」は、実は、どれも難曲だ。

夏は、トリオの練習を始めた、というより、
初めてトリオで弾いた曲が、この曲だった!

あれから、まだ2年経っていないけれど、
皆の奏者としての成長ぶりは、凄まじいと、この曲を弾いて思える。

ブエノスアイレスの夏の夜は、気だるいものらしい。

中間部は、夏の夜のちょっとしたロマンスを込めてみた(笑)。

練習するのは、膨大だったのに、あっという間に、
ライブ終曲がきた。いつも、これから始まればよいのに!と思う。

三者が、いちばん乗ってきたところで、最高の演奏ができた。


最後の「くもの巣」投げテープもダブルで決まって、
場も最高潮に達した! この時間を皆さんと共有できたことは幸せだ!


そして、何かが飛び出すことを意図した
「飛び出す音楽」のテーマに自信があったのは、
最後にこの“飛び道具”を用意していたからなのだった。(笑)
(このあたり、自己満足ですが、お客様にも喜んでいただけたようで!)

鳴り止まない拍手(!)にお答えして弾いたのは、
S.V.P. でした。


今回、皆の持てる力を全て発揮できた、
本当に感激のライブになりました。

お集まり下さった皆さん、
お手伝いしてくれたチャーミングな二人のおかげです。

どうもありがとうございました。

次回は、8/29のライブ・イン・トーキョー(実は渋谷)で
お会いしましょう!!

2010年4月19日月曜日

vol.8演奏会後記 by チェリスト

どうもごぶさたしてます。
チェリストです。

先日はPiazzolla Time Live vol.8にお越しいただきありがとうございました。

時期的にもなにかと忙しい中、良い演奏ができたつもりです。
お越しいただいたお客様、お手伝いをしてくださったお二人、そしてTrioのみんなにも厚く御礼申し上げます。


閑話休題。
またまたアンケート集計を任されておりまして、まだライブの熱がさめやらぬ中ですが集計しまいた。



曲のランキングです。

今回の栄えある第一位は




リベルタンゴ!  二連覇!

またもやリベルタンゴです。
もはや我々の得意曲と言っていいのかもしれませんね。

曲を提供して下さったアルゼンチン団子さんには、感謝しきれませんね。


2~4位は以下の通りです。
2位アディオス・ノニーノ
3位ブエノスアイレスの夏
4位ソレダー(孤独)

この4曲は特に良かったようです。
アディオス・ノニーノは実は不安だったんですがね…ピアノソロ
ピアニストはきっちり仕上げてきましたね。流石です。素晴らしいです。


夏はもう最後だと思って、のりのりで弾いてましたし(自分だけかもしれませんが…)
ソレダーみたいなゆったりしたのはもともとこのトリオは得意ですしね。


天使のミロンガがもうちょっと健闘するかなーと個人的には期待してたんですがだめでしたね。
課題にします。



さて、お次はタンゴ三賞です…



情熱大賞    ピアノ
哀愁大賞    チェロ
ピアソラ大賞  バイオリン


またまた、3人で分けましたねぇ。
つくづくタンゴ三賞は不思議です…

毎回情熱大賞を狙ってるんですが、またもやピアニストに及びませんね…精進します。

そして、まさかの新設「哀愁大賞」をいただけるとは。
ありがたいですが、この年で哀愁っていわれても…
こう見えてもまだ20代前半ですぜ。


味のある演奏ができたってことですかね。
ありがたいです。



これを励みに学生時代最後のにして最高の演奏ができるよう、次回のライブに向けてまた一層頑張りますので、これからもよろしくお願いします!

2010年4月17日土曜日

いよいよ明日!

ライブ・イン・クライネ・ウィーンは、
いよいよ明日本番となりました。

前日リハでは、またこの1週間で、
ぐんと良くなってきた感触をつかみました!

4月半ばに雪が降る!という今日の寒さも、
明日には、緩むようです。

皆さんと盛り上がる時間を楽しみにしています。

当日受付も、若干ありますので、
ご予約されてない方でも、どうぞ、お越し下さいませ。

メールのご予約受付は、本日を持ちまして、
締め切らせていただきます。

それでは、Trio一同、楽しみにお待ちしております!

2010年4月16日金曜日

間近に迫る!

4/18(日)のPiazzolla Time Trioによるライブ、
題して「ライブ・イン・クライネ・ウィーン」は、
いよいよ、間近に迫ってきました。

詳細は、こちらを!
http://piazzollatime.blogspot.com/2010/03/2010418vol8-in.html

まだ、残り10名ぐらい入れますので、
迷っているあなたも、ぜひぜひ、一緒に盛り上がりませんか?


昨日、ようやくメンバー各自の「曲目解説」の原稿が
上がってきたので、当日配布の「プログラム・ノート」が完成!

毎回、これが仕上がる度に、一つの完成品を作り上げたような、
満足感にひたれます。

今回は、曲数が増えてきたので、各曲を1行(40字)で、
端的に魅力を伝える、という嗜好にしてみたのですが、
この「無駄のない」作りは、良いかも!と感じました。

そして、ひたすら、練習!

のつもりが、帰宅時間が、意外とままならず、
限られた時間で弾くしかないバイオリン弾き。

100時間練習の目標が、結局、半分の50時間練習になってしまったのが、
つきつけられた「現実」です。

ただ、そうであっても、多分1年前の50時間とは、
質が違うように思え、また違うバイオリン弾きとして、
本番に臨めるようには思っています。

通勤時間が、私の録音チェック・タイムです。

最初に聴いた時の感動は薄れてきて(!)、
色々細かな修正点が、浮かび上がってきています。

これを前日練習で、集中メンテナンスします!!

プロの演奏には、かなわない演奏に違いないのですが、
それでも、我らにとっては、今しか弾けない音楽、
そして、 2年近く同じメンバーで合わせてきた到達点である音楽、
が鳴り響いていると思います。

泣いても笑っても、残すところ、今回と次回で、
このトリオは最後です。

先週末には、西のピアソラ弾き「アルゼンチン団子」さんが、
我らに会いに来てくれて、“大いなる励み”を得た我らです。

今度こそ、アレンジを快く使わせてくれている団子さんのためにも、
最高の(!!)「リベルタンゴ」を弾きたい!


マエストロ・スアレス・パスへのご報告も済ませました。
マエストロのご指導なしに、今の私たちの演奏はありません!


唯一、心残りと言えば、あのライブ録音最高傑作と呼ばれる、
本家の「ライブ・イン・ウィーン」を実はまだ聴けてないこと。

早いところ、入手したいです~(笑)

2010年4月13日火曜日

一週前の到達点

本番一週間前の合わせは、区の施設を借りられました。
(2ヶ月きっかり前に予約する必要あり!)

いつものスタジオよりも広い空間で、
音の広がり具合を確認することが出来ました。

本番当日、いつもと違う音響に動揺が走る(!)のを避けたいので、
このような練習も、本番前にやっておきたいことです。

ピアソラの曲を全12曲申し分なく仕上げる、というのは、
かなりチャレンジングなことであります。

が、夏のラスト・ライブで、20曲弾くことを目指し(!)、
毎回、少しずつ曲数を増やしてきたわけです。

何度か弾いている曲は、すっかりモノになってきたと思います。

今回、全曲の録音をしたのですが、
「天使のミロンガ」とか「アディオス・ノニーノ」とか、
聴いてて、泣けてくるものがありましたね。

「チキリン・デ・バチン」も涙無しには聴けないな~!(笑)

「ミケランジェロ」も、思ったより、
ピアソラ五重奏団に肉薄しているのでは!というノリで。


もちろん、アマチュア奏者の未熟さは多々あるものの、
まとまり感は、確実に上がってきていると思います。

通して聴いてみて、スゴク良いプログラムでないかな~と
思いますね。

本番、皆さんの前で弾くことが楽しみになってきました。
あと一息の練習を積み、頑張ります!

2010年4月8日木曜日

衝撃にもめげず、本番に立ち向かう

さて、4月に入り、チェロ弾きは無事、最終学年に進級し、
4/18の本番が、急に近づいてきたように思います。

そこで、本番会場にて、入念なリハーサルを!と
気合を入れていたところ、ハプニングが起きました。

何と、予約していたのにもかかわらず、
会場が開いておらず、使えなかったのです!!

そんなことってあるのか!!!という衝撃で、
朝っぱらから、どうにも脱力する出来事でした。

何とか、弦楽Duoであれば、我が家の階下ホールが使える、
という機転で、練習を行うことはできました。

が、オフィスに連絡をつけたり、途方に暮れたり(!)、
移動時間やらで、貴重な時間を大きくロス。

まぁ、これも試練なのでしょう!

下見で一度練習に来ていたことは幸いでしたが、
後は、本番当日しか、ステージ・リハーサルできない、
というのは、残念でなりません。

これまでの練習の蓄積と、今後の集中力を信じて弾くしかありません。

弦楽練習では、意外とというか、今さらというのか、
小さな疑問を交わし(!)、細かな合わせができました。

弦セクションだけの練習、というのも必要なのかも、
と実感した次第です。

やはり、どうにも難しいのは「ブエノスアイレスの春」。
(こればかり言っているように思いますが・・・笑)

これでも、かなり上達したと思うのですが、
何せ、弓といい、指といい、高度な技が要求されます。


それにしても、こうして、チェロ弾きくんとピアソラを弾けるのも、
もうわずかな日数になってきたのだなぁと思うと、
切なさ溢れてきますね~。

なかなか、ピアソラらしさを捉えて弾けるチェロ弾きは、
世界広し(!)といえども少ないので、貴重な存在ですよ!!

さて、本番まで、まだあと2回、合わせるチャンスがあります。
衝撃にめげず、前進あるのみです。

2010年3月31日水曜日

タンゴ奏法の練習法

マエストロ・スアレス・パスに教えていただいた、
奏法に関することを少しずつ、まとめておきたいと思います。

文章だけでは、わかりづらいことと思いますが、
タンゴ奏法に悩んでいる奏者さんが見たら、
「なるほど!」と頷ける内容かもしれません。

Twitterでも、時々、Tweetしているのですが、
このTweetには、RTや、お気に入り登録されるなど、反響がありました。

http://twitter.com/kogumaya/status/9871216094

「ピアソラを弾くには、タンゴ奏法が不可欠とおっしゃる
 マエストロ・スアレス・パスが最初にくれたアドバイスが、
 あのクロイツェルの2番を3x3x2のリズムで弾くというものでした!
 やってみると、かなり難しいですが、極めて効果的な練習です!」


これは、いまだに続けているのですが、
私には、まだ完璧に弾けません!

なかなか難しくて、マエストロが目の前で弾いて下さったようには、
まだ再現できずにいます。

最初の強烈なアクセントと、次に続く繊細な音の両方を
続けて弾くのに、ものすごい技量が問われます。

また、タンゴだというのに、クロイツェルが出てきて驚いたのですが、
言葉はよく通じなくても、「音楽は共通言語だ!」
と実感した瞬間でもありました。弾けば分かる!と。

2010年3月30日火曜日

タンゴのジレンマ(2010年3月)

Trioの合わせ練習、再開です。

今回も、スタジオ代が安くなる(!)早朝練習。

久しぶりのせいなのだか、朝早いせいなのか、
前半は、どうにも、ゴツゴツ感ありなアンサンブル。

が、今月お誕生日のピアノ弾きを祝い、
栗ブレイク(栗好きなので、栗スイーツを用意!)を挟んだところ、
ピアノ弾きが、息吹き返しましたね(笑)。

難関は、やはり、「ブエノスアイレスの春」。

少しは弾き込んできて、前よりはるかにマシと思ったのですが、
録音で聴いてみると、まだまだですね。

録音してみて、落ち着いて聴けるのは、
「チキリン・デ・バチン」とか「悪魔のロマンス」とか、
そういった曲調のものです。

いつも、何故だか不思議なんですけれどね!


今回は、ピアソラ音楽の要とも言える、
タンゴの香りを増強したいと思っているのですが、
これもまた、「行うは難し」です。

タンゴに聞こえるためには、相当のテクニックが要求されるし、
すぐには、腕が動いてくれないもので!

でも、ここであきらめてしまうのは、簡単なのです!!

多少失敗ぎみでも、実現に向け、挑んでみたいと思います。

バイオリン弾きは、マエストロ直伝の教えを守り、
チェロ弾きも、アレンジャーとして、曲をよく聴き込んでいるのですが、
こうしてみると、ピアノ弾きが、タンゴっぽさの点で、もう少しです。

演奏レベルでは、ピアノ弾きが最も高く、
我らをよくまとめてくれています。

なので、これを崩すのは、もったいないかもですが、
しかし、ここで一皮剥ける、というのも、
本番を弾く醍醐味でないかな?と思うので、期待を大きくしています。

まだまだ、本番直前まで、気を抜かずに頑張ります。
最高の演奏を目指して!!


最後に、マエストロ・スアレス・パスとDuoを組まれていた、
ピアニストのマエストロ・オスバルド・レケーナが急逝されました。

ちょうど1年前の来日時に接した、あの鬼気迫るソロ演奏が思い出されます。

バイオリン弾きは、マエストロ・レケーナの楽団演奏のおかげで、
本場のタンゴ奏法の迫力を間近に接し、学ぶことができました。

心より、お悔やみ申し上げます。

2010年3月23日火曜日

春のメンバー紹介

4/18のライブVol.8に向けて、
初めてお越しの方も、いらっしゃると思いますので、
久々に、メンバー紹介します!

バイオリン Koguma


去年から、ひたすら、ピアソラ(&その他)をキーワードに、
Tweetしています。⇒ http://twitter.com/kogumaya


チェロ Tommie


最近、このようなことも書き綴っています。
Piazzollatime裏ブログ


ピアノ Nori


ピアノのワタシは、秘密で覆われています!(笑)


それにしても、皆、「食」には旺盛なんですね!

それでは、ライブ会場にて、お会いしましょう!

2010年3月19日金曜日

それぞれに準備中(2010年3月)

ちょうど、ライブ前1ヶ月になりました。

Trio練習に明け暮れたいところですが、
Trioでの練習は、諸事情によりブレイク中です。

バイオリン弾きは、2ヶ月前の時点で、
本番までに100時間練習する!と意気込んでいましたが、
現時点で、たったの19時間。

社会人プレーヤーの現実を思い知らされます・・・。

が、ようやく、捻り出した19時間で、
それなりの進歩は見えてきています。

その意気込みは、正しかったのだと思うことにします。

本日、弓の毛替えをしてきましたから、
いよいよ気合も高まるでしょう!

最初、タンゴがヘタクソで上手く弾けないのか、
と思い込んでいたのですが、ある時、モーツァルトを弾くことがありました。

そこで初めて「何だ、この跳ねない弓は!!」と気付いた次第です。

タンゴ弾きは、思いの他、弓の毛も消耗させていたようです!


そして、ピアノ弾きは、今、「アディオス・ノニーノ」に、
涙もののイントロ・ソロを加えるべく、励んでいます。

チェロ弾きが、大いなる闘志を燃やし、
この偉大なるアレンジ譜を仕上げてきました。


そのチェロ弾きは、今、故郷の離島で、英気を養い、
きっと、数段パワフルになって、ここへ戻ってくるでしょう!


今月末から、集中的に合わせが始まります。

今回は、ピアソラの音楽に、これまで以上に「タンゴの香り」を漂わせ、
Trio Nuevoというべき、アンサンブルを目指します!

どうぞ、4/18(日)、ヨイワの日のライブに、
皆さまも、ノリノリでお越し下さい!

2010年3月10日水曜日

2010年4月18日(日)ライブVol.8 in クライネ・ウィーン(目黒)

いよいよ、春のピアソラ・ライブVol.8のお知らせです!

このトリオでは3度目となりました。

今回は、「飛び出す音楽」をテーマに、
ますますピアソラらしく、パワーアップした演奏をご期待下さい!

「クライネ」とはいえ、
あの「ライブ・イン・ウィーン」に迫りたいです!笑


Piazzolla Time Vol. 8 ライブ・イン・クライネ・ウィーン(目黒)
全曲ピアソラを「ピアソラ好き」の弾くピアノ・トリオで!

日時: 2010年4月18日(日) 開場: 13時半 開演: 14時
場所: Kleine Wien(最寄り駅:東急目黒線・不動前駅)
http://www.kleine-wien.jp/map.html

曲目:
Biyuya ビジュージャ
Michelangeo '70 ミケランジェロ'70
Fuga y Misterio フーガとミステリオ
Soledad 孤独
Primavera Porteña ブエノスアイレスの春
Milonga del Angel 天使のミロンガ

Adios Nonino アディオス・ノニーノ
Escualo 鮫
Chiquilin de Bachin バチンの少年
Romance del Diablo 悪魔のロマンス
Libertango リベルタンゴ
Verano Porteño ブエノスアイレスの夏

参加費:
1,500円(1ドリンク付・・・アルゼンチンの飲み物をご用意)


お申し込み・お問合せ:
下記メールアドレスより、お願いいたします。
お申込みは、お名前と人数をお知らせ下さい。
piazzollamusica@yahoo.co.jp


本日から、お申込みを受け付けております。

皆さんと、「ピアソラの音楽」で盛り上がる日曜のひと時!
楽しみにお待ちしております。

今回の会場は、その名のとおり、クライネ(小さい)です。
どうぞ、お早めにお申込み下さいませ!!

2010年2月26日金曜日

中間報告(2010年2月録音より)

4月18日のライブ本番まで、ちょうど中間地点。

ここで、来月まで1ヶ月間のブレイクのため、
成果を確かめるべく、録音を録りました。

まだまだ完成に程遠いのは、承知の上で!

やはり、弾きながらでは、なかなか客観視できないので、
手を休めて(!)、自分の音を聴き入ってみるのは必要ですね。


すると・・・、

案の定、弾いたつもりが、意図したとおりには
全く聞こえてこない現実にぶちあたります。

それこそ、何だこりゃ!って感じですよ。本当に!笑


録音を録ると、もう、この数ヶ月の弾き込み不足とか、
基礎練怠ってたでしょう!というのが、バレバレな感じです。
(バイオリン弾きの場合の話です!)

それでも、うっすらと希望があるのが、

「天使のミロンガ」!

この曲は、6月のライブ以来、久々に合わせたのですが、
多少のことは置いておくとして(!)、
情感たっぷり、かつ、トリオの「まとまり感」抜群に弾けてました!

これは、きっと「泣けてくる」レベルにまで、
仕上がるに違いない!と自信を持ちました。


そして、新曲「チキリン・デ・バチン」も、
化けてくれそうな気配の仕上がりです。
涙がツーとこぼれそうな曲調に。


今回のトリの曲は、「ブエノスアイレスの夏」にしました。

これは磨き甲斐のある曲です。

これも、弾いてて、まだまだですが、化けそうな(!)予感がします。
夏のどちらかというと、爽やかさよりも、ねばりっ気を出したい感じです。


4時間の合わせにしても、全曲を弾き切れない曲数に
なってきました。

前回録音したのは8曲。

これだけでも、聴いてて、聴き応えあるプログラムです。

そういう訳で、これより1ヶ月は、それぞれの個人練習に入ります。

バイオリン弾きは、ようやく(!)エンジンかかりましたので、
1ヵ月後には、化けてみせることをお約束いたします。

2010年2月25日木曜日

「飛び出す音楽」を考える(2010年2月)

2月は、4月本番に向けて、集中・加速化月間!
のつもりでしたが、3人の予定合わせをすると、
結局、合わせは、2回のみと相成りました。

今回練習しているのは13曲で、そのうち新曲が6曲。

皆が曲目を覚えられない(!)曲数になってきたので、
セットリストを今回から作って、手渡しています。

なかなか、ヘビーな(!)盛り合わせでして、
今の段階ですと、仕上がりが心配です・・・。

な~んていうのは、いつのライブ前にも、
言っているような気がしますね!

そうでした、そうでした!笑

特に、「春」「夏」が弾くに困難で、普段の個人練習など、
この2曲を弾いているうちに、終わってしまうぐらいです。

が、我々Trioでライブを出来る楽しみも、
次の4月と8月の、残り2回となりました。

多少ムリなレベルを設定してでも(!)、
やり残しのない、悔いのない半年を過ごしたいものです。


ところで、次回のライブのテーマは、「飛び出す音楽」!

映画で、飛び出す映像が話題になっていたので、
そこから想起したものです。

これは我ながら(!)良いテーマだと思っています。
これって、ピアソラ音楽の「キーワード」なのでは?!と。

ピアソラの自演によるライブは、まさに聴く人たちにとって、
「飛び込んでくる」音楽でないでしょうか!

飛び込んできて、つかまれる!というような音楽。

そういう感覚こそ、再現してみたいものです。

それには、どういう風に弾けばよいのか?を
合わせの度に、トリオの皆に問うています。

が、答えが返ってこないので、心配なんですが・・・。笑

打てば響くような答えをね、いつか期待してますよ。

これも考えているうちに、これだ!という妙案が
沸いてくるはずです。

まずは、わからないなりにも試みてみる、の繰り返し。
立ち止まっていても、何も風景は変化しませんのでね~。

私、バイオリン弾き自身は、コレという感覚を
つかみつつあります。

あとは、それが自身の技量で(!)再現できるよう、
ただ、ひたすらに弾き込むのみ、です。

実は、11月のライブが終わって以来、何だか「寒さ」を
言い訳に、楽器弾き自体が疎かになっておりました。

考えてみたら、髪型も、ライブ前に整えて以来、
伸び放題になってるでは、あーりませんか!!

アラ、ビックリ! 私としたことが!
そういうわけで、慌ててヘアスタイルから、整え直した次第です~。笑

そして、確定申告と、もう一つの“大”作業が終われば、
ライブ準備に専念できるハズ!と思っています。

チェロ弾きくんは、進級試験が控えてますね。

と、それぞれの宿命を抱えておりますが、
何とか、4月に向けて、エンジンをかけていきたいと思っています!

2010年2月15日月曜日

五重奏のためのコンチェルト

本当はこんなこと書いている場合でない2月の日々、
でありますが、景気づけに書きます。(← 何の?!)

Zero Hourにも収録の曲ですね。
「コンシエルト・パラ・キンテート」

なぜか、最近、この曲が頭の中をグルグル回ってます。

忘れもしない、マエストロ・スアレス・パスが、
この譜面を見るなり「Lindo!」とおっしゃった言葉。

いつか、いつか、弾いてみたいです。
私が死ぬ前には、必ず!!!(笑)

ただ、トリオでは難しいかも、ですし、
この編成でメンバーを揃えることができるのかどうか?

秘かに、練習を積んでおきましょう。
まさにその時が来たら、即、弾けるよう!

2010年2月9日火曜日

次回のライブ、速報!「ライブ・イン・クライネ・ウィーン」

お待たせいたしました!

次回のトリオ・ライブが、4月18日(日)午後2時開演、
と決まりました!

場所は、目黒線「不動前駅」下車のピアノ・サロン、
「クライネ・ウィーン」です。

そうです! ピアソラの最高のライブ録音とされる、
「ライブ・イン・ウィーン」を文字ってみました!

(たまたま、サロンの名前がそうでしたので、後知恵ですが・・・)

詳細は、また後日お知らせいたします。

これが、このトリオで弾く、最後から2番目のライブです。
トリオ一同、力を込めております!!!

2010年2月1日月曜日

ゆっくり発進中(2010年1月末)

4月ライブに向け、新たに加わったレパートリを中心に、
準備を進めています。

今回の練習は、日にちは前々から決めていたのですが、
時間を決めておかなかったばかりに(!)、
三人が銘々「大丈夫だろう!」なんて予定を入れており、
危うく時間が取れなくなるところでした。

が、何とか、
Pf+VcのDuo、
Pf+Vc+VnのTrio、
Pf+VnのDuo、
という変則的練習にて、実現となりました。

というわけで、この日、最も健闘したのはピアノ弾きです!


何とも難しいのは、やはり「春」でした。
果たして、我らに「春」はやってくるのでしょうか・・・冷汗。

とにかく挑んでみるのみです。


新曲「チキリン・デ・バチン」を弾く楽しみも見出しました。


そして、たとえ、まだ弾き慣れない新曲の数々にしても、
あまりなテンポ感の喪失に、バイオリン弾きは、このように提案しました。

「タンゴのエッセンスは、“walk”!」

実際に踊り手さんがいるわけでなく、「聴く」音楽であるにしても、
やはり、タンゴの基本は押えて、弾きたいものです。


そうそう、この日のハイライトは、
あの「アディオス・ノニーノ」のピアノ・ソロのイントロ譜を
我らのチェロ弾き君が、作り上げてきたことです。

この時期に作ってきたということは、
「夏までにイントロ付でやりたい!」
の渾身のメッセージでありましょう。


そんな、最近極めて頑張り屋のチェロ弾きが、
このWeb上のどこかで「裏ブログ」を始めていますので、
皆さんも、お探しになってみては、いかがですか?

裏と言っても、あっさり見つかると思いますが(笑)。

そして、「どこが裏なんだ?!」と突っ込みたいところですが!(笑)


今月2月の練習は、我らトリオにとっての正念場です。
集中力を出していきたいと思います!

2010年1月11日月曜日

Chiquilin de Bachin チキリン・デ・バチン

我らのレパートリーに、この曲が加わりました。
「バチンの少年」とも呼ばれます。

歌の曲をトリオ版にアレンジしました。

器楽曲として弾いてみると、印象が違う感じですが、
お手本が無いだけに、自分テイストで弾いてみようか!
という挑戦心も沸きます。

以前、これを解説されていた記事があったな…と
思い出したのですが、探すとまた大変なのですね。

そういうわけで、今回、こちらでリンクを残しておきます。

歌詞の日本語も載っていますので、
この曲の物語が、とてもよくわかりますよ!

チキリン・デ・バチン by ピアソラ & ゴジェネチェ
(by アノニマさん)

スタインウェイで、2010年初合わせ

前回ライブ後、初合わせでした。

次回ライブは、4月11日(日)の予定ですが、
会場下見を兼ねて、スタインウェイのあるピアノサロンにて。

前回から、しばらくぶりでしたので、
それぞれ、何やら“目覚めていない”弾きぶりでしたが、
やはり、スタインウェイの響きで、活が入りました!

次回に向けてのプログラムは、固まりつつあります。

新曲の「ブエノスアイレスの春」は、超難関ですね。

特に弦セクションは、変に笑っちゃうほどの難しさで、
弓も指も、訳分からぬ感じです。

が、何とか、最後まで通りました!
やはり、ピアソラのカッコ良さが滲み出る曲です。

その他、追々、どんな曲なのかは、ご紹介していきます。

個人的には、Soledadを弾けることに、喜びを感じているバイオリン弾きです。

次回ライブは、4月! ご期待ください!!

2010年1月5日火曜日

初夢に現れたのは・・・

前回の記事で、100個目の記事でした!

そういうわけで、今日は101個目という、
なかなかキリの良い数字で、2010年をスタートします!


さて、今年、バイオリン弾きの見た初夢には、
何と何と、パブロ・シーグレルが出てきました!!

何気に、対等な立場で(!)リハをしているところでした。

その途中で、惜しくも目が覚めてしまったので、
本番での共演が叶わずでしたが、寝起きながらも、
「今、同じステージで、シーグレルと打ち合わせしてた!!」
と興奮したのでした。

なぜ、シーグレルだったのか?!という疑問はありますが、
これで今年も、良い出来事に遭遇できますように!