2010年8月31日火曜日

Piazzolla Time Vol.9 Live in Tokyo 2010、大成功!



ピアソラの音楽をバンドネオンと弾けた感動、
それも、仁詩さんという、素晴らしい演奏家さんと弾けた感激!

我らトリオは、この日のことを一生忘れないと思われる、
感動のライブとなりました!

お越し下さった皆さん、全21曲も、温かくお聴きくださり、
また、盛り上げてくださり、本当にありがとうございました。

まだまだ発展途上を感じている私たちです。

この日の教訓を活かし、必ず、次回、進化した形で、
また皆さんとお目にかかりたいと思っています。

まずは、速報まで!(^^)/

2010年8月28日土曜日

いよいよ明日!

前日、最後のリハーサルを終えてきました。

実は、今日が最後で最初の(!)トリオの合わせでした。
覚悟の上でしたけれど、雑な点は否めません。

でも、その中でのベストな状態に到達し、
そして、バンドネオン仁詩さんとの合わせでは、
光が見えてきました!

仁詩さんのバンドネオンの生音が、
これほど間近で聴けるとは、幸せな時間ですよ、皆さん!!


明日は、その場に居合わせた全員が、
きっときっと、満場一致で「今、ここに居て良かった!」と
思える時間にしたいと、トリオ一同願っています。


まだ、お席の余裕があるようです。

そういえば、明日の予定が決まってなかった!
なんていう方は、ぜひ、茗荷谷まで、足をお運びください。

ライブ詳細は、こちらを!
    ↓ 
http://bit.ly/9rj1Wo
http://piazzollatime.blogspot.com/2010/06/2010829vol9-2010.html

2010年8月27日金曜日

バンドネオンへの誘い

我らが敬愛するピアソラが弾いていた楽器、バンドネオン。

元々は、ドイツで携帯用オルガンとして生まれた楽器。

発明者は、ハインリッヒ・バントさんと、
まさにドイツ生まれな感じ。1835年のこと。

それが、アルゼンチンに渡って、タンゴのメイン楽器として、
使われるようになって、今に至る。

右手38個、左手33個のボタンがついて、
蛇腹を開いた時と、閉じた時では、違う音が出る!

ボタンの並び順も、鍵盤楽器のように、
ドレミファの順ではないそうで、弾きこなすのは相当大変だという。

しかも、この楽器は製造されなくなってしまったそうで、
現在では手に入れるのも困難な楽器。

そういうことで、バンドネオンとは、
そう簡単に目にすることもできなければ、
間近で生演奏を聴くなんてことも難しい、
「異国の」楽器だと、長らく思っていた。

ところが!

日本には10人ぐらいの奏者しかいないと勝手に思い込んでいたら、
なんと、100人ぐらいはいる、と耳にした。

急に、「バンドネオン」と一緒に弾くことが
いつか実現しそうな気になってきた瞬間だった。

今回、トリオで最後のライブを迎えるにあたり、
「トリオ最後」以外の目玉が欲しかった。

そこで、一か八かの「バンドネオン」共演作戦を
思いついたのだった!

我らと弾いてくれるバンドネオン奏者を見つけるのに、
1ヶ月ほどは、かかるだろうと思われた。

でも、思いつきから、たった数時間以内に、
念願の夢を叶えてくれたのが、
バンドネオニスタの仁詩さんだった!

こちらがどんな奏者かもわからないのに、
実現に向け、協力を惜しまない姿勢には、
マエストロと相通じるものを感じた!

ピアソラは、こう語っている。

「つまらない部分もあるが、
 あらゆる面を少しずつ持ち合わせていなければ、
 人生をやり遂げることはできないのだ」

バンドネオンには、そういう音がする。

人生、良いこと尽くめでは無いということ。

あれやこれやのことがあっての人生で、
陰もあれば、光もある!(笑)

バンドネオン奏者の動きを見てみて欲しい。

奏者の身体使いによって、楽器の蛇腹が生き物のように、
動き、変化し、心揺さぶられる響きがして、何て素敵な箱なのかと思う!

そんな素敵な楽器の真隣りで弾けるとは、
そして、初めて弾くバンドネオン奏者さんが、
仁詩さんであるとは、夢のようではないか!

ピアソラの音楽をバンドネオン入りで弾けるのも、最高の喜び!


仁詩さんのWebサイト冒頭に、
今回のライブに向けて、コメントくださっていた!

つい先日まで知らない者同士だったとは思えない
温かいコメントなので、ここに引用させていただく。

「#8月29日(日)は東京・茗荷谷の「ラ・リール」という素敵な場所で
 Piazzolla Time(ピアソラ時間)というアマチュアではありますが、
 情熱いっぱいの タンゴバンドにゲスト出演します。

 なんとこのバンド、オールピアソラのコンサートしか
 しないということでこういう名前に。

 僕、全部ピアソラのコンサートとかしたことないです(笑)

 僕自身もよい経験をさせてもらいに参加させて頂きます。
 皆さんのエネルギーに負けないよう頑張ります!」


そんな仁詩さんの奏でるバンドネオンをごく間近で聴く機会!

どうか、楽しみにお越し下さい!

2010年8月21日土曜日

レッツ・ピアソラタイム 8/29!

夏の終わり、針が振り切れてしまった
こころとからだに百年先の音楽を!

地球の裏側ブエノスアイレスで生まれた
哀感あふれるアルゼンチンタンゴ。
早すぎた巨匠アストル・ピアソラの無理難題の曲々に
果敢に挑戦する・ピアソラタイム・
八月最後の日曜日、トリオでは最後のライブになります。

可憐ながら情感たっぷり、トリオを牽引するバイオリン、
大きく優しく哀愁で包み込む医学生のチェロ、
繊細な心根にダイナミックさを合わせ持つピアノ。

ピアソラの有名な曲「リベルタンゴ」をはじめ、
「ミケランジェロ’70」「四季」等なんと20曲、
仕事と学業の合間を縫って鍛えた集大成を、
ブエノスアイレスまで届くほどの情熱で演奏します。

そして今回、京都から、“熱い”バンドネオン奏者仁詩さんが
参加くださいます!

一度知れば忘れられない恋のような魅力を放つ
・ピアソラタイム・の魅力、

弦と蛇腹の艶めく響宴をご一緒に、夏の終わりに、
レッツ・ピアソラタイム。

by Molly*

(Molly*さんは、未来の脚本家!
作品が、谷川俊太郎 with friends「生きる」、「生きる~第2章」に収録されています!)

2010年8月9日月曜日

8/29、ピアソラ時間Vol.9へようこそ!

我々の仮説によれば、
東京時間、ロンドン時間、…と同様に、
「ピアソラ時間」も存在する。

これを検証する場が、迫る8/29のライブである。

この場で音楽を聴いた後、クラっとしたり、
どうかしそうな気分に陥ったとすれば、
それは間違いなく、東京時間を越え、ピアソラ時間圏に遭遇した証である!

この「ピアソラ時間」を検証する場において、
今回はさらに、バンドネオンの仁詩氏が加わる!

これを聴いて、どうかしてしまわないわけがない!

それは、まさしく「ピアソラ時間」の空間に到達した
時差がなせる業!

夏の終わりに、そんな小旅行をしてみては、
いかがだろうか?

Welcome to Piazzolla Time!