2008年12月30日火曜日

2008年三大ニュース(ピアソラ時間)

今日という日付が、そういう話題にふさわしいかな?
と思いつきました。

その1 ~「ライブ活動の開始!」

何だか、もうだいぶ前のような気がしていますが、
記念すべき初ライブは、今年の3月でした!

これ以前と以後では、私たちの歴史(!)は、
まるで違います!

ライブを始めるにあたり、このブログも始めたわけです。

このライブ活動を通じ、思いがけず、
多くの方々との“素敵な”出会いに感謝いたします。

こんなに「ピアソラ好き」の方が隠れてたとは!
の驚きもあります!!


その2 ~「DuoからTrioへ!」

低弦を渇望すること○年?
しばらく、Duoでよいかなと思っていたのですが、
絶好のタイミングで、良いチェロ弾きくんが加わってくれました。
今後の展開は未定なれども、先行き乞うご期待です。


その3 ~「ライブin 森のテラス」

5回目のライブです。初めて8曲もの(!)プログラムを
弾き切った感動は、とてつもなく大きいです!

聴きに来て下さった皆さんとの出会いも嬉しいかったです!

また、次も、これを超える(!)ライブを目指したいと思います。


それでは、来年も、「ピアソラ時間」を
どうぞ、よろしくお願いいたします!

スアレス・パス来日公演

またまた月末になっての更新です!

今、持ちきりの話題(!)は、もう間もなく迎える、
新年早々から4月にかけてのスアレス・パスの来日公演!

スケジュールは、こちらを要確認です!
http://www.min-on.or.jp/tango2009/schedule.html

私が遅れてチケットの予約電話を入れた時には、
東京公演は、何と、最後の1枚でした!!!

全国を精力的に回られるようですので、
ぜひ、お近くの方は、このまたと無い機会を
逃さず、お聴き下さい!

日本で、マエストロの生演奏が聴けるとは、
夢のようです! どうぞ、お達者で!

2008年12月3日水曜日

We Love スアレス・パス!

何度読んでも(!)、この記事は良いな~。
スアレス・パスが大好きだからこそ♪

スアレス・パス先生と男性ホルモン。

2008年11月24日月曜日

メンバー紹介: バイオリン

最後に、バイオリン弾き、kogumaです。

ピアソラをいつか弾きたい!と思い続けて、
たぶん、10年ぐらいが経っていますが、
今、ようやく弾けるようになり、
こうして、得がたいメンバーと巡り会えたとは、本当に幸せです!

活動をより発展させていくべく、
このブログを立ち上げて、毎月3度は更新したり、
次の計画を立てたり、譜面を入手したり、ということもしています。

バイオリン弾きとしては、ピアソラを弾く時には、
辛口・白ワイン的な、すっきり感を出したいと思っていますが、
まだまだ、甘いかな??という音色でしょうか!

ピアソラを弾いたら日本一、のバイオリン弾きになりたいです。

ピアソラの好きな曲は、毎月のように変わり、
選び切れないので、Profile欄には、月々、変えて書いてます。

シベリア(カステラと羊かんのサンド)好きな、関東出身です。

メンバー紹介: チェロ

お次は、チェロ、tommieくん。

ピアソラ好きのチェロ弾きをずっと探していたのですが、
ようやく、見つかりました!!

ヨーヨーマの「ソウル・オブ・タンゴ」を聴いて以来の
ピアソラ好きだそうで、最年少ですが、なかなか年季が入っています。

リズムを刻んでも、メロディを歌い上げるのも良しで、
弾いている姿は熱く(!)、ステージ映えする奏者ですね!

そして、キンテートの譜面をトリオに書き替える役目も、
積極的に果たしています!

まだ学生なので、試験期間中を避けての活動になります。

だけれど、
All work and no play makes Tommie a dull boy.
と言うように(本当は、Jackですけど!)、
勉強も、チェロも、両方頑張っていただきたいです!

好きな曲は、「Meditango」と「天使のミロンガ」、他多数。

ぜんざいには氷が入っている(!)と思っていた沖縄出身です。

メンバー紹介: ピアノ

先日、メンバー紹介をするとの予告をしましたので、
一人一人、ご紹介していきます!

まずは、ピアノ、Noriさん。

ダイナミックな弾きっぷりは、ピアソラの音楽を盛り上げ、
かつ、メンバーの中では、最も色っぽい音色で奏でてくれます!

目の付けどころが、いつもユニークで、
時々、面白発言をしてくれ、和ませてくれますね。

「グランタンゴを弾きたい!」というバイオリン弾きに、
呼応してくれたのが、ピアソラを合わせ始めるきっかけになりました。

その後、次々と、ピアソラの譜面を持ち込むバイオリン弾きに、
嫌な顔をせず、いつも「やってみる!」と
果敢に挑戦してくれる有難い存在です。

ピアソラの中でのお気に入りは、
「アディオス・ノニーノ」と「アヴェ・マリア」。

栗が大好物の関西出身です。

ホールで弾いてみる(2008年11月)

次回の本番まで、まだ間がありますので、
練習風景も、時々お伝えしようと思います!

いつもは、6畳のピアノ・スタジオを借りて、
弓で壁をつつきそうになりながら(!)弾いていますが、
今回は、広めの音楽施設を借りて、
伸び伸びと弾いてきました。

本番同様なステージ上で弾くと、気が引き締まります!

ピアノ・トリオで弾く場合に、
バイオリンとチェロの位置をどちらにしようか?
と悩んでいますが、この日は、室内楽でよく弾く
ピアノ・バイオリン・チェロの並びで弾くことにしました。

なぜ悩むのかといえば、ピアソラのキンテートでは、
バイオリンが、いつも端っこですので!

1ヶ月ぶりぐらいの練習になり、それぞれの曲で、
何だか、テンポ感が崩れますね。

ですが、気になる要所要所をチェックしていくと、
あたかも、彫刻前のごつごつとした素材に、
印象的な彫りが加わっていくようで、楽しいです!

今は、アレンジでお世話になったアルゼンチン団子さん
のために、録音をお贈りすべく、励んでいます。

欲張って(!)5曲を録音すべく取り組んでいますが、
どれだけ、テイクを重ねることになることでしょうか??

この日も、練習時間の最後に、4曲録ってみました。
(時間切れで、1曲抜けました!)

弾き終わったところで、チェロ弾き君が、
「指が切れた!」と言うので、
一瞬、何事か、よくわからなかったのですが、
本当に、人差し指から、出血しているではありませんか!

ここまで練習しているチェロ弾きに出会うのは初めてです!
何でも、先月のオケの練習を頑張ったのだとか!!

かくいう私も、先日のライブの前には、
鼻血を出していました(笑)から、お互いさま?!

ピアソラを弾くのは、全身運動で、
この寒くなってきた季節でも、汗をかきます!

次回から、半袖を着てこよう!と思った秋の練習日でした。

2008年11月1日土曜日

ピアソラを弾く醍醐味

いつも月末になって慌てることになるので、
今月は、攻めの姿勢で(!)更新します!

ピアソラの音楽は、聴いていても、
ぐいぐい引っ張られていくような“前向き感”が魅力です。

これを実際に弾いてみると、そのことが、
より体感できるような気がします。弾いてて楽しいのです!

ピアソラの譜面は、一見して(!)難しいものから、
一見易しそうに見えて、弾いてみると難しいものがあります。

新しい曲の譜面を初めて目の前にする時、
常に、何か闘争心をかきたてられる思いです。

そんなピアソラ音楽の複雑さ、難しさが、
きっと飽きることなく(!)はまる理由だろうとも思います。

さて、本サイトでは、ライターが複数立てられるので、
わたし以外のメンバーも書くことができるハズ、なのですが、
その辺りの仕組みは、わたしも、詳しくなく、よくわかりません。

いずれ、書いてくれるだろう!と思っていますので、
次回記事より、メンバー紹介をしていきます!

2008年10月31日金曜日

Piazzolla Timeのレパートリー

私たちTrio/Duoのレパートリ一覧です。

もし、「コレが聴きたい!」というのがありましたら、
ぜひ、ぜひ、お知らせ下さい。

Libertango
Meditango
Adios Nonino
Biyuya

Fuga y Misterio

Fugata
Soledad
Tangata

Milonga del Angel
Resurrección del Angel

Romance del Diablo

Michelangelo '70
Escualo
Kicho

Tanti Anni Prima (Ave Maria)
Oblivion

Retrato de Milton
S.V.P.
Chiquilin de Bachin

Invierno Porteño
Verano Porteño
Otoño Porteño
Primavera Porteña

Le Grand Tango
Chin Chin
Valdarito

Histoire du Tango
Por Una Cabeza

ピアソラを三重奏で弾くこと

月に3度は、更新したいと思っているうちに、
毎度、月末がやってきます!

さて、お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
タイトル下のサブタイトルのところに、
今月から、「チェロ」が加わっています。

以前に、「ピアソラを二重奏で弾くこと」の
タイトルで記事を書いていますが、
低弦を渇望(!)していたわたし達に、
これを見てくれて、チェロ弾き君が名乗りを上げてくれました。

既に、8月、9月とDuoでの本番が決まっていましたので、
本格的はトリオ練習は、今月から張り切ってスタートしました。

前回、初めて第1回の録音を録ってみています。

もちろん、どんなに自画自賛しても(!)、難アリですが、
それでも、「ピアソラ好きが弾くと、こうなる!」
という、ノリは現れているように思いました。

さて、ピアソラ五重奏を三重奏で弾くのは、
一人増えても、まだまだ困難です。

しかし、二人足りないからこそ、いかにして弾くか、
スコアを熟読し、より、あれやこれやの試行錯誤を
重ねることができるように思います。

目指すは、ピアソラ五重奏団が、あたかもステージに
奏者が20人ぐらいいるような厚みを醸し出していましたが、
その厚みを再現することです。

ハイ、3人で!
20人とは言いませんが!

あとは、もちろん、ピアソラのスィング!

“東京で最高の”ピアソラ・トリオを目指し、
修業を重ねたいと思います!

2008年10月24日金曜日

ライブVol.5のアンケート結果

ライブをお聴きになった皆さんからのアンケート結果を
ご公表するお約束でしたが、大変お待たせいたしました。

まずは、お客様のほとんどの方から、
アンケートにご協力いただけたましたことに、
感激しております。本当に、ありがとうございました!

下記は、お客様と奏者・スタッフも含めた結果です。

◇ 本日のプログラムで、あなたのベスト3を教えて下さい!
 (皆さんの1~3位をそれぞれ、30点、20点、10点で合計)

1位 アヴェマリア     220点
2位 リベルタンゴ     210点
3位 ル・グラン・タンゴ  180点
4位 フーガと神秘     170点
5位 ブエノスアイレスの冬 110点

奏者コメント:
「アヴェマリア」は、私たちの大好きな曲でもあり、
また、「グランタンゴ」に次いで、弾き込んでいる曲でした。
この曲が、1番であったことに大感激です。

森のテラスさんでの森を背景に、実によく、
「アヴェマリア」が響き渡ってくれたと思います。

1~3位の曲は、後半に演奏した曲で、
皆さんに盛り上げていただき、乗りに乗って(!)弾けました。

意外だったのは、「フーガと神秘」の人気です。
これなどは、ピアソラらしい1曲なのですが、
プログラムに加える時に、いつも「大丈夫かな?」と思ってしまいます。
というのも、実に不思議な雰囲気の曲なので。

しかし、この日は、ピアソラ・ファンの方々が多く、
やはり、皆さん、この曲がお好きなのだなぁ!と嬉しく思いました。

反省点は、やはり、練習期間の少なかった曲が下位であったこと。
当然の結果とはいえ、今後、どの曲も満遍なく練習できるよう!
という課題になりました。

予測として、1票も入らない曲があるのでは?と思っていたのですが、
全ての曲に、票を投じていただけたことは、私たちの誇りです。
本当に、どうもありがとうございました。

皆さまからのリアルなご感想を糧に、
次回に向けて、既にスタートを切っています。

リクエストの多かった「アディオス・ノニーノ」と
「ミケランジェロ70」は、早速、レパートリーに加えました!

また、お会いできる日を楽しみにしております!!
予定は、随時、こちらでお知らせしていきます。

2008年9月30日火曜日

ピアソラ・ライブVol.5(2008.9.28)後記-Vn弾き

プログラム:
~ピアソラの魅力を知る~ in 森のテラス

1 ブエノスアイレスの冬
2 ブエノスアイレスの夏
3 フーガと神秘
4 ヴァルダリート
5 リベルタンゴ
6 アヴェ・マリア
7 ソレダ(孤独)
8 ル・グランタンゴ


今回は、初めて全8曲(もちろん全曲ピアソラ!)、
演奏時間約50分という、まさに挑戦的プログラム!

なかなか全曲を練習し切れない曲数で、
始終不安はつきまとったけれども、
ようやく本番前の2週間ぐらいで、何とかまとまってきたかな?
というレベルに達する。

新曲は、ヴァルダリートのみにして、
これまで弾いたことのある曲の中から、
今回の会場「森のテラス」の雰囲気に合うものを選曲した。

曲順を考えるのは、いつも以上に苦労して、
2度、3度と組み替え、「レジーナ劇場のピアソラ」の曲順をヒントに、
冒頭をブエノスアイレスの冬、夏で始め、
真ん中に、リベルタンゴ、そして、弾き慣れた曲を後半に並べた。

「冬」は、名曲で、好きな曲の1つでもあるけれど、
なかなか弾きこなせない苦手曲でもあった。

それを冒頭に持ってくるなんて、暴挙だとは思ったけれど、
それよりも、あの「レジーナ劇場」の「冬」への憧れが勝った!

いつか、齊藤充正さんが書いておられるような
「ノックアウト」される「冬」を弾きたいと思うのだけれど、
まだまだ、今後の課題。


さて、本番当日、これまで全てのソロライブで、
万全の体調で臨んでいたわたしにとっては、
まさか(!)の体調不良に見舞われてしまった。

リハを含め、この緊張感あふれる(!)ピアソラのDuo曲を
弾き切るのには、いつにない“精神統一”が必要だったけれども、
何とか、無事弾き終えて、安堵の一言!

本番直前に、どういうめぐり合わせか(!)、
MEOのコンミスでもあられる、バイオリニストの蜷川いづみさんが、
偶然にも見学に来られ、私たちの演奏もお聴き下さることになった。

それはそれは、プレッシャーで、
前半は“冷静に”努めるのが困難なほど!

それでも、中盤に「ピアソラの生涯」の解説(by MC Tommie)を
加えたのが、奏者としては、良い休憩になり、
次の「リベルタンゴ」で「気合を見せよう!」と開き直ることができた。

その作戦(!)は功を奏して、盛大な拍手をいただいたことが、
次への気力を生み、弾き慣れた「アヴェマリア」、
「ソレダ」、「グランタンゴ」は、ぐんと調子に乗れた。

グランタンゴの最後の音とともに、ステマネさんが、
投げテープを投げ入れてくれたのは、
盛り上げるに最高の(!)演出だった!
(また、ぜひ、やりたい!)

グランタンゴは、いつも、合わせ練習では、
時間切れで、なかなか弾けなかったのが残念だけれども、
やはり、それでも、何度も弾いていることが強みとなった。

この3月から始めたライブも、今回5度目で、
まだまだ課題は多いなりにも、ピアソラ弾きとして、
少しずつ形になってきたかな・・と。

「リベルタンゴ」は弾く度に、個性的な弾き方との
ご評価をいただくのですが、あれは、バイオリンというよりも、
そのことは忘れて(!)、ピアソラのバンドネオンのスイング感を
真似ているつもり!

なので、どちらかというと、バンドネオンのボタンを
押し込むようなイメージで、音作りをしてますが、
いかがなものでしょう???

そして、今回は、森と一体化した会場とともに、
「お茶とお団子」の時間、答えて楽しい(?)アンケート、
記念品(オリジナル・ブックマーク!)、
ピアソラの生涯に因んだ席の名前(アレグリアシート、ハマイカシート、
マルデルプラタシートなど)など、
演奏以外でも楽しんでいただける工夫も凝らしてみました。


さて、プログラムの我らの紹介文でも予告したように、
次回からは、いよいよ、チェロを加えた三重奏で!

恐らく、二重奏とは異なるレパートリになってくると
思いますが、私たち自身も、先行き楽しみにしています。

次回も、乞うご期待!

2008年9月18日木曜日

お茶目なピアソラ写真

Web上のピアソラの写真を探していたら、
「お茶目なピアソラ」と題した、
見たこともない(!)くだけたピアソラの姿を発見!

バンドネオン奏者、京谷弘司さんのページです。

「お茶目なピアソラ」が見られるのは、
こちら→ http://www.kyotanikoji.com/piazzolla/index.html

2008年9月11日木曜日

レジーナ劇場のピアソラ

憧れのCDの1つだったのを、この夏、ようやく入手し、
以来、手放せない必聴版となる。

歴史的(!)ライブ録音と、絶賛されているほか、
特筆すべきは、「ブエノスアイレスの四季」の
「春」「夏」「秋」「冬」が、全曲収録されている唯一のアルバム。

1曲目の「冬」は初演で、どこか瑞々しく、
かつ、ピアソラのスウィング感には引き込まれる!

下記リンク先より、CDジャケット、評価などご覧になれます。

レジーナ劇場のアストル・ピアソラ 1970

2008年9月8日月曜日

森のテラスへの行き方



次回のライブ会場「森のテラス」へ、
下見を兼ねて、行ってきました。

仙川駅からの道順は、地図どうりですが、
少しわかりにくいかもしれません。

まずは、桐朋学園をめざし、
次に東部公民館、実篤公園を目印にして下さい。

入口は、写真のとおりで、
まさに森への入口といった感じです!

会場となるピアノのあるお部屋で、
何曲が弾いてきましたが、
「森が背景」に合う選曲が、
実によく合うな~と感じました。

本番当日が、楽しみです!

2008年9月3日水曜日

ピアソラの生涯

金沢在住のピアニストさんが、
「アストル・ピアソラ」の生涯を簡潔に
まとめて下さっています。

アストル・ピアソラ

なかなか、このようにまとめるのは、
至難の業ですので、ぜひご覧になってみて下さい!

2008年8月30日土曜日

2008年9月28日(日)ピアソラ・ライブVol.5(森のテラス)

今回、3月に第一回目を始めてから、
二度目の自主企画による演奏です。

森のテラスで過ごす、ピアソラの音楽を
聴きながらの昼下がり。ぜひ、お楽しみ下さい!!

日時:9月28日(日)12時半開場、13時開演(14時過ぎよりTea Time)

場所:森のテラス(仙川)
http://www.moritera.com/tokyo/tokyo-moritera.htm
造園家さんが開放されているお庭を眺めながら聴けます!

プログラム:
~ピアソラの魅力を知る(解説付き)~

1 ブエノスアイレスの冬
2 ブエノスアイレスの夏
3 フーガと神秘
4 ヴァルダリート
5 リベルタンゴ
6 アヴェ・マリア
7 孤独
8 ル・グランタンゴ

参加費:1000円(お茶とお団子つき)


お申し込み・お問合せ:
下記メールアドレスよりお願いいたします。
お申込みは、お名前と人数をお知らせ下さい。
piazzollamusica@yahoo.co.jp

※ 当日受付も致します!

ピアソラ・ライブVol.4(2008.8.16)後記-Vn弾き



プログラム

1 Soledad(孤独)
2 Ave Maria(アヴェマリア)
3 Verano porteño(ブエノスアイレスの夏)
4 Le Grand Tango(ル・グラン・タンゴ)

中目黒GTプラザホールにて


6月に地球館ホールでお会いした方々に
お声をかけていただき、実現しました。

一言で言うと、今までで最も響きの良いホールで、
感激しました!!

ただし、あまり準備期間が無かったために、
今回の新曲だったSoledadとVeranoは、消化不良ぎみ。

Soledadは、Grand Tangoに次ぎ、育てたい曲の1つで、
次回以降、よりパワーアップさせたい!

アルバム「ラ・カモーラ」を真似て、
Soledadから始まる曲順を試みたものの、
後半になって、ようやくエンジンのかかる(!)
アマチュア奏者としては、冒険しすぎでした。

でも、いつか、この緩やかに滑り出す曲順で、
また試みたいと思っています。

Le Grand Tangoは、いつも本番で決まらなかった曲の最後が、
ようやく、合うようになってきました。

次は、もっとドラマチックに!と決めています。

次回は、9月28日、森のテラスでお会いしましょう!!

2008年8月12日火曜日

ピアソラの名の由来

アストルという、ピアソラの名前は、
父の親友で、シカゴ交響楽団の第一チェロ奏者、
アストル・ボロニーニに由来する。

音楽家としてのピアソラは、「ノニーノ」と呼んだ父の
影響なくしてあり得ない。

最初のバンドネオンは、息子をバンドネオン奏者に
したかった父からのプレゼントだった(6歳の時)。

「ピアソラにとって最高の曲は?」と聞かれて、
自身が挙げたのは、紛れもない、父ノニーノに捧げた
「アディオス・ノニーノ」だった。

ピアソラは「世話好きなファイトマン」

ある時、友人が、わたし(バイオリン弾き)の
動物占いをしてくれたのです。

ちなみに、わたしは、
「理想に向かって情熱的に駆け巡る」ペガサス。

その友人に、思わず、ピアソラの分まで調べてもらいました(笑)。

1921年3月11日生まれのピアソラは、
「世話好きなファイトマン」のコアラでした。

やっぱり、闘うのか!と思ってしまいました。

ご参考までに。

2008年8月8日金曜日

フェルナンド・スアレス・パスのWebサイト

ピアソラ五重奏団の一員だった、
バイオリンのフェルナンド・スアレス・パスの
Webサイトを発見しました!

http://fernandosuarezpaz.com.ar

今日の日まで、知らなかったとは~!

「ピアソラ自身を語る」の中で、ピアソラは、
スアレス・パスを最高のバイオリニストと絶賛しています。

アントニオ・アグリか、
フェルナンド・スアレス・パスか、
と、よく言われますが、最近のわたしは、
専ら、スアレス・パス派です。

あの粋な音色に、近づきたい!と思って、
暑い夏の夜に、毎晩、練習しています。

2008年7月30日水曜日

ピアソラっぽい音楽とは?

ピアソラ自身の弾く演奏を聴くと、
聴き終えた後、「これぞ、ピアソラ!」という、
何か、ズッシリとした聴き応えが残る。

一方、ピアソラの曲でも、
凄腕(!)の奏者が弾いているのにもかかわらず、
どこか、ピアソラっぽくないし、
聴き終えた印象が、まるで違うことがある。

実感として、「違う!」ということは分かっても、
何が原因だか、よくわからない。

それが、よくわからないで、自分自身が弾いた時、
どのようにして、「ピアソラっぽく」弾くのか、
わからないだろうに!と、思うのだけれども!(笑)

リズムにあるのだろうし、
誰かも言ってた「ピアソラのスイング」なのだろうし、
譜面の読み込み方なのだろう。

また、ヒントを探しに、「ピアソラ自身を語る」を
読み返してみようと思う。

2008年7月21日月曜日

2008年8月16日(土)ピアソラ・ライブVol.4(中目黒)

お待たせしました!
次回は、アクセスの良い、都内で開催です!

楽器仲間さんの集まる場で、
私たちDuoも、お時間をいただきました。

次々回(9月28日)に向けての練習的な感じになりますが、
ピアソラ好きな方は、ぜひ、聴きにいらして下さい!

日時: 8月16日(土)19時半~(←時間変更になっています!)
   (ピアソラ時間の始まりは、20時ごろです。)

場所: 中目黒GTプラザホール
http://www.persimmon.or.jp/access/index.html#n2

入場無料! 出入り自由ですので、ご自由にお入り下さい。

曲目:
1 Soledad(孤独)
2 Ave Maria(アヴェマリア)
3 Verano porteno(ブエノスアイレスの夏)
4 Le Grand Tango(ル・グラン・タンゴ)

“納涼”と“暑い夏”のどちらも味わえる(!)プログラムです。

※ 会場設営の関係で、いらっしゃる方は、
こちらのプロフィール・ページより、
メールでご連絡いただければ幸いです。

2008年7月1日火曜日

タンゴの歴史(スアレス・パスのBordel演奏ビデオ)

下記Webサイトでは、ピアソラ音楽のビデオが見られます。
http://www.piazzolla.org/video.html

中でも、少し下の方にある
"Bordel" from "Histoire du Tango"
をクリックしていただきたいのです。

バイオリンが、スアレス・パス氏による、
ギターとのDuo!

あの譜面が、スアレス・パスにかかると、
こんな弾き方になるのか!!と鳥肌モノでした。

2008年6月30日月曜日

ピアソラからの応援歌

何とか、月に3回は更新したいと思って、
今日もまた末日になって、1つ書き足します!!

ピアソラは、映画音楽や、バレエ曲など、
様々な分野の音楽を作っていて、
もちろん曲調も、テーマも色々です。

が、それらの音楽を聴きながら、
私がよく感じるメッセージは、「とにかく前に進め!」。

駆け上ったり、繰り返されるフレーズは、
前に進むことで、解決しろ!と言っているような、
そんな、人生の応援歌に聞こえてきます。Tangataとか。

私も、ピアソラを弾く時には、そういう気持ちも、
ひたむきに込めたいと思います。


※ 次は、8月、都内にて、演奏することになりました。
  詳細決まり次第、お知らせします!

2008年6月18日水曜日

ピアソラ・ライブVol.3(2008.6.14)後記-Vn弾き

前回から1週間後、非公開であったけれど、
Vn弾きの友人夫妻の結婚披露パーティーの場で、
お祝いに、1曲弾かせていただく。

曲は、「アヴェ・マリア」。

じゅうたんの床に、パーティ特有のザワザワ感のため、
バイオリンがまるで響かない。

今までにないほど、全弓で、何度も弓を返して弾き切る。


今回、思いがけず、劇的だったことは、
わたしが、ピアソラを知る最初のきっかけとなった
ヴァイオリニストの前田みどりさんが、
この会場にいらっしゃって、久々に再会できたこと!

前田みどりさんが弾くピアソラの曲(タンゴの歴史)が、
あまりに印象的だったのが、わたしのピアソラの原点なのだ。

その方の前で、ピアソラの曲を弾くこの感激!

人生は、どこで、誰と遭遇できるかなんて、
自分では、わかならいもの!

新郎、新婦の幸せを祈り、また、
進む道を教えて下さった偉大なバイオリニストに
感謝を込めて、弾くことのできた1曲。

この劇的な経験なくして、これからのわたし達の
演奏はあり得ないだろう!

ピアソラ・ライブVol.2(2008.6.8)後記-Vn弾き

記念すべき第一回(2008.3.30)の後、
あまり間を空けずして弾きたいもの・・・と、
弾く場を求めていたところ、「弾きませんか?」のお誘いがあり、
実現したのが、この2回目。

まもなく閉館という千葉市のホール(地球館ホール)を
主催者オラフさんが借りて下さり、
十数名の奏者の皆さん方の音楽会に、
わたし達も、ご一緒させていただいた。

記憶も鮮烈なうちに、またプログラムに沿って、後書きとしよう!

1 デカリシモ
今回のプログラムに加えた唯一の新曲で、
ノリ良い、短めのタンゴ。

ピアソラ自身の録音では、かなり凝っていて、
バイオリンのスアレス・パス氏も、大いに盛り上がっているのだが、
手持ちの譜面がシンプル構成のため、どちらかというと、
「かわいらしい」仕上がりとなった。

1分40秒ぐらいで終わってしまったので、もう少し、
しつこく(!)リピートして盛り上げても良かったかも。

リハから5時間ほど経過していたのと、
初めての曲ということもあって、少々乱れる!


2 オブリビオン
わたしにとっては、常にチャレンジングな曲。
再び、オーボエとピアノのDuo版で弾く。

曲調は、前回の「遠くで鳴っている感じ」から、
「より前向きに、進む感じ」を特に、4拍目の動きで表現してみた。

前回は、この4拍目が、どこか演歌調になっていたので。

その点、やや成功したが、
2曲目でも、まだ調子づいていない・・・。


3 ブエノスアイレスの冬
この曲は、テンポの切り替えも激しく、
さらにチャレンジングな曲!!

再び、三重奏版をVnがチェロ譜とバイオリン譜を
行き来して、Duoで弾く。

あっという間の3曲目で、まだ調子づかず、
全般に乱れる・・・。

救いは、ゆったりのメロディのところで、
何とか、落ち着きを取り戻せたこと!


4 ル・グラン・タンゴ
やはり、他の3曲に比べて、弾き込んでいる時間が
長いので、圧倒的な安定感あり!

今回は、前回に比べて、かなりテンポ感も安定していたし、
バイオリンが浮き立つような、ピアノとのコントラストも、
断然、良くなっていたと思う。

バイオリン弾きとしては、最も際立たせたい小節は、
決まった!と思ったし、グリッサンドが、
狙った効果で入ったのが、何とも気持ちが良かった!

きっと、調子の乗らない前3曲を補ってくれる(!)
名曲になってくれたかと!

イヤ、とにかく、この曲の持つ「壮大さ」に
助けられたのだと思う。

しかし、しかし、課題は、まだまだ多し!
10回弾いた後のグランタンゴを楽しみにしたい。

さらに、

5 アヴェ・マリア
乗ってきたところで、次回に弾く予定にしている、
この曲も弾かせていただいた。

ピアソラのメロディの美しさが心に染みる、隠れた名曲の1つ。

ようやく(!)、本調子で弾くことができ、
ホールの響きも、ピアノとのアンサンブルも、
ステージ上で、本当に楽しめた。


6 リベルタンゴ
アルゼンチン団子さんのアレンジをDuoで弾く。
この曲は、言わずと知れた、ピアソラの曲でも、
「待ってました!」と沸く、世界一有名な曲。

実は、事前に、「この曲を一度でよいから、
生で聴きたい!」というリクエストをいただいていた。

この有名すぎる曲を避けて通ってきた(!)のだが、
ようやく、取り組むきっかけとなったことに感謝したい。

しかし、他の曲の中でも、準備期間が最も短く、
勢いだけで弾き切ってしまった感じで、
録音を聴いてみても、全般に上ずっていて、恥ずかしい!!

けれど、あの場では、おかげさまで、
盛り上がって終わることができたのではないかと!

それと、この曲のピアノは、
パブロ・シーグレル用のアレンジになっていて、
相当難しかったと思うけれども、
短期間に何とかしてしまったピアニストには脱帽です!



今回は、前回のオープンな会場と違って、
演奏中も、静かになる(!)本格的な160席のホール。

しかし、リハ中に気付いたことは、多目的ホールのため、
ステージ上に、色々とある舞台装置の空間が広過ぎて、
響きが上に逃げてしまうことだった。

立ち位置の違いで、響きが全然違う!

そのため、ピアノのフタは全開でちょうどよく、
バイオリンも、2週間前に「肩当て」奏法に変えた効果も奏して、
ホールを我が物にできる(!)響き具合になった。


そして、1つの反省点は、
わざわざ、はるばる聴きにきて下さった方が、
入口がわかりづらかったために、右往左往してしまい、
演奏時間に遅れてしまったという点。

この貴重な休日に足を運んで下さる方のために、
張り紙の1枚でもあれば、迷わずに済んだことを
今後、決して忘れてはならない!!

2008年5月31日土曜日

ピアソラのあだ名

ピアソラは、バンドネオンを独学で弾くようになり、
18歳で、ブエノスアイレスのオルケスタで、
バンドネオン奏者を務めるようになりました。

その時、オルケスタを率いるトロイロから
付けられたあだ名が、「ガート」。

スペイン語で、「猫」の意味です。

日本ののんびりした猫をイメージすると
意外に思うかもしれませんが、
その理由が「じっとせず行ったり来たりする」から、
と知れば、頷けるかもしれません!

ピアソラを二重奏で弾くこと

ピアソラは、自身の音楽をバンドネオン、ピアノ、
バイオリン、エレキギター、コントラバスの
五重奏(キンテート)で表現する形式を編み出しました。

確かに、この編成は過不足無く、かつパワフルです。

しかし、これを実践しようとすると、
バンドネオン奏者も少ないですし、
なかなか難しい現状があります。

私たちは現在、バイオリンとピアノの二重奏ですが、
これはこれで、ピアソラ音楽を限りなく凝縮して、
再現しているように、感じています。

もう一人、低音パートがいれば、
さらに充実する予感はありますね。

しかし、今のところは、この最小編成にて、
まだまだ原石に近いところから、
磨きをかけていきたいと思っています。

2008年5月28日水曜日

2008年6月8日(日)ピアソラ・ライブVol.2

2回目の、ピアソラ・ライブのお知らせです!

今回は、千葉県千葉市の地球館ホールで行われる
音楽会に、混ぜていただけることになりました。

この地球館ホールは、7月に閉館予定とのことで、
これが、この素晴らしいホールで弾ける、最初で最後の機会です。

日時: 2008年6月8日(日)13時開演
「ピアソラ時間」は、16時~16時半の予定
(時間は前後するかもしれません)

場所:TEPCO地球館内「地球館ホール」
http://www.tepco-chikyukan.com/5f/
入場無料!

プログラム:

1 デカリシモ
2 オブリビオン
3 ブエノスアイレスの冬
4 ル・グラン・タンゴ

もし、盛り上がってくれば(!)、Lで始まる、あの曲も???

会場にて、お待ちしています。

2008年4月29日火曜日

ピアソラ・ライブVol.1(2008.3.30)後記-Vn弾き

オープンな会場の雑踏感、
始まる前のチューニング、
皆さんがタイミングよく贈ってくれた拍手・・・。

録音を聴き返してみると、ライブの臨場感に、高揚感が蘇る!

冷静に聴けば聴くほど、第一回目ということもあり、
反省点だらけの弾きっぷり。

しかし、それを差し引いても、
なかなかに演奏として、盛り上ったのではないかと!


以下、曲を追って。

0 「ブエノスアイレス午前零時」
“始まりの鐘”代わりに、1分程度の縮小版で。
「ピアソラ時間」へ引き込む、良き導入になったか?!


1 「フーガとミステリオ」
この曲が、最も練習時間が短くて、仕上がりが心配だったけれど、
何とか間に合った?という感じ。

「フーガ」は、弾くにつれ、よく響く会場が、まるで「大聖堂の中」で
あるかのような、ピアソラの狙った音の重なり感を感じた。


2 「オブリビオン」
オーボエ用アレンジをそのまま弾く。「遠くで鳴っている感じ」がテーマ。

会場が、よく響いてくれて、大変気持ちよく弾けた!
今回のプログラムでは、ピアソラの中でも、最も知られた曲でもあり、
好評だったので、以後、定番曲となるだろう!


3 「鮫」
前日のリハよりも速いテンポになり、最後まで乗り切れなかった・・・。

スアレス・パスが弾くよな、速い中にも、色気(!)ある
音色を追求したいもの。


4 「レのミロンガ」
「鮫」の短距離走後のような息切れを静めるための曲として!

私にとっての「トリプル・アクセル」にあたる19連音符は、
何とか着地成功、といったところか?!

この曲には、単調ながらも、要所要所に、
クセになりそうな名曲感が散りばめられている!


5 「ブエノスアイレスの冬」
テンポの切り替えの難しい曲。

難しいとされる疾風感あふれるピアノ・ソロも、見事決まった!

春夏秋冬の中では、いちばん「冬」が好きなので、真っ先に選曲した。
あのテーマは、何度弾いても美しく、飽きない!


6 「ル・グラン・タンゴ」
これを弾きたいがためのライブだった!

チェロ譜をバイオリン譜に書き換えることから始まり、
良きピアニストと出会えたからこそ実現したもの。

他の曲に比べて、弾き込んだ時間も最も長く、
割りに安定して弾けてたのでは??

しかし、これも、テンポが一貫して速くなった!

もう少しゆったりめでも良いかもしれないが、
この“速い”グランタンゴも乙な気がする。


この出入り自由なオープン・スペースの会場で弾くのは、
私自身、今回で6度目だったけれど、
Allピアソラという、一般の方には聴き慣れない選曲のせいか、
過去のライブと比して、曲の途中で席を立つ人が最も多かったように思う。

一方、直前にお知らせしたおかげで、
ピアソラ好きの方々にお集まりいただき、
終始一貫して、熱心に聴き入って下さった!
この出会いと感激を忘れられない!

こうして、ピアソラの曲を弾くことで、
そんな二つの反応を得ることができたのは、
まさに、「ピアソラ」ならではで無かったか。

私は、この記念すべき初ライブで、
長い滑走路から“離陸した”ような達成感を感じている。

次回は、場所を改め、新曲も追加して、より、ピアソラ感をアップさせたい!
(近々、お知らせします!)

2008年4月4日金曜日

「フーガとミステリオ」 Fuga Y Mysterio

タイトルは、「フーガと神秘」とも訳されている。

1968年作曲「ブエノスアイレスのマリア」(オペリータ)の中の1曲。
詩人オラシオ・フェレールとの共作。
同年、ブエノスアイレスのプラネタ劇場で初演。

前半のフーガによる部分と、後半のゆったりとした曲調の
ミステリオの2部構成。

このフーガ部分は、音が重なるにつれ、奏者として、
弾いててゾクッとしてくるピアソラらしい曲です。(K)

オケ版の動画を発見!
奏者たちが次第にノってくるのが良くわかります!
http://www.youtube.com/watch?v=Ykq3yUCuM1M

こちらの記事は、「ブエノスアイレスのマリア」の中の曲を
歌われたソプラノ歌手さんの解説です。
http://www6.ocn.ne.jp/~colosop/music-Piazzolla-1-3b.html

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ライブPiazzolla Time Vol.1プログラム・ノートより
バロック時代に多く用いられたフーガ(同じメロディが複数の声部に
順次に現れるのが特徴)様式で作曲されたタンゴ。
ピアソラの奇才が発揮されている。(N)

2008年4月3日木曜日

ピアソラの得意料理

「ピアソラ自身を語る」の初めの方の章に、
ピアソラが初めて受けた音楽のレッスンのことが
書かれています。

なかなか興味津々ですが、何と、
そこで一生役立つことを学んだのは、
「トマトソースの作り方」とありました!

少年期にニューヨークに住んでいた頃、
近くのイタリア人教師から、 ソルフェージュなどを
習っていたピアソラ。

レッスンは、先生がトマトソースを作りながら
になるのだそうで、それは、音楽も忘れてしまう程の
良い匂いが漂ってきたそうです。

先生に教えてもらったレシピで、ピアソラ自身も、
作るようになり、その腕前には自信を持っていたよう!


これで思い出したのは、私自身も、似たようなことに
遭遇していること。私の時は、マーマレードでしたが!

ある時、レッスンで先生のお宅に伺うと、甘い香りが漂い、
先生は、 マーマレードを作るために、夏みかんの皮を
煮詰めている 真っ最中でした。

レッスン中も、生徒をみるのと同じぐらいの熱心さで(!)、
先生は、お鍋の中のマーマレードを気にされるのでした。

音楽家たる者、食に対しても、一生懸命になるようです(笑)。

2008年4月2日水曜日

ピアソラを知る本

実は、つい先日まで、ピアソラのことは、
何も知らず(!)、曲だけをひたすら聴いていました。

が、本人による唯一の回顧録であるとされる
「ピアソラ自身を語る」(ナタリオ・ゴリン著、齋藤充正訳)を
ようやく手にして、読んでみたら、また急に、
ピアソラの音楽が好きになりましたね!

ぜひ、この本は、読んでみて下さい!

このサイトでも、極めて断片的になりますが、
ピアソラが、どんな人だったかを
恐らくは、この著書からの引用が多いと思いますが、
ご紹介していきたいと思っています。

2008年4月1日火曜日

ピアソラ時間の3つの夢

その1 ~初めての方のために~

かつて、初めて聴いたピアソラの曲が、
ずっと心に残っていた、という体験をしています。

その時、ピアソラのことは何も知らず、
耳に入ってきた曲のインパクトが、 ただただ印象的だったのですが、
ピアソラ恐るべし、を物語る体験の一つです。

そんな体験が、またどこかで再現されたら!と思うのです。

ピアソラを聴くのが初めての方にも、
また聴きたい!と思っていただけるような
演奏をしてみたいです。

それは、ただ単に譜面に忠実に弾くだけでは
つかめない何か(ピアソラ因子?)があるように思います。

ピアソラからの“挑戦”にも思えますが、し甲斐があります!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その2 ~親愛なるピアソラ好きの方のために~

私の周囲で、ピアソラが好き、という人に
なかなか出会えませんでしたが、
mixiの「ピアソラ」コミュニティでは、
こんなにも多くのピアソラ・ファンがいたのか!
と驚くと同時に、喜んでいます。

ピアソラが大好きと語る人たちの前で、
熱狂的な(!)ライブをしてみたい!
という欲求にひどくかられています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その3 ~「ピアソラ・フェス」開催~

このような音楽フェスティバルが存在するのか
どうかも、まだ知らないのですが、年に1度、
全国のピアソラ弾きたちが集まって、
ピアソラ漬けのお祭りがあったら!と思うのです。

「ル・グラン・タンゴ」も、ピアノ2台で弾いたり、
チェロはもちろん、ビオラでも、バイオリンでも!

世界には既にあるのか、それとも世界初なのか??
(ご存知の方がいらっしゃったら、教えて下さい!)

皆さんの力が合わされば、
決して実現不可能なことではないように思えます。

どうでしょう??
まずは、小さなものから、やってみる???

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、「夢の表明」をしてみました。
まずは、その1から、一歩一歩ですね。

※ 4月1日の記事となりましたが、
エイプリル・フールではありません!(笑)

2008年3月31日月曜日

「ブエノスアイレス午前零時」 Buenos Aires Hora Cero

この曲に関して、こちらのバイオリニストさんの
記事が秀逸です!
→ 「ブエノスアイレス午前零時

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ライブPiazzolla Time Vol.1プログラム・ノートより
「闇に響く靴音から始まる。ピアソラ時間へ、ようこそ!(K)」

(注: 開演が午後0時の時間だったので、始まりの鐘の
代わりに、この曲を部分演奏した)

2008年3月29日土曜日

「ル・グラン・タンゴ」 Le Grand Tango

チェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに
捧げられた、チェロとピアノのための二重奏曲。

1982年に、ピアソラが作曲したが、
ロストロポーヴィチ自身による初演は、1990年。

この曲に惹かれるバイオリニストは多く、
様々なバイオリン版「ル・グラン・タンゴ」が録音されている。

===================================
ライブPiazzolla Time Vol.1プログラム・ノートより
「ロシアの名チェリスト、ロストロポーヴィチに捧げられた曲。
原曲は、チェロとピアノの二重奏だが、この曲の壮大さに
惹かれるバイオリニストは多く、クレーメル、 パベル・シュポルツルらが、
バイオリン用に編曲し、 録音している。本日のアレンジは、
バイオリン奏者自身による。(K) 」

ピアソラの20世紀

ピアソラを知る先輩方の記事をご紹介していきます。

作曲家さんのピアソラについての解説で、
スゴイ!と思いました。
     ↓
「ピアソラの20世紀」

2008年3月27日木曜日

2008年3月30日(日)ピアソラ・ライブVol.1

3月30日(日)12時より(12時50分まで)
恵比寿麦酒記念館 銅釜広場にて
http://www.sapporobeer.jp/brewery/y_museum/access/index.html
入場無料

バイオリンとピアノのDuoによる、
私たちにとって、初のAllピアソラ・ライブです!

0 「ブエノスアイレス午前零時」より(始まりの鐘として)
1 「フーガとミステリオ」
2 「オブリビオン」
3 「鮫」
4 「レのミロンガ」
5 「ブエノスアイレスの冬」
6 「ル・グラン・タンゴ」(原曲のチェロ版をバイオリン用にアレンジ)

ピアソラ時間とは

ピアソラの曲に惹かれること約10年。

ようやく、ピアソラの曲を弾けるようになってきました。

これから、皆さんの前でも、どんどん弾いていきたいと
考えています。

この場を、ピアソラを通じて、皆さんと交流する場としたく、
「Piazzolla Time(ピアソラ時間)」として、創設しました。

ピアソラの付けたタイトルは、「ゼロ・アワー」、
「ブエノスアイレス午前0時」、「現実との3分間」など、
時間に関するものが、多いように思います。

その音楽は、まさに、「ピアソラ時間」を
刻んでいるようで、独特の世界・空間が広がります。

ロンドン時間、東京時間、ニューヨーク時間・・・と
いうように、「ピアソラ時間」があるような気がして、
名付けてみました。

まだ、このブログ形式に不慣れですが、
少しずつ、充実させていく予定です。

どうぞ、よろしくお願いします!