2010年3月31日水曜日

タンゴ奏法の練習法

マエストロ・スアレス・パスに教えていただいた、
奏法に関することを少しずつ、まとめておきたいと思います。

文章だけでは、わかりづらいことと思いますが、
タンゴ奏法に悩んでいる奏者さんが見たら、
「なるほど!」と頷ける内容かもしれません。

Twitterでも、時々、Tweetしているのですが、
このTweetには、RTや、お気に入り登録されるなど、反響がありました。

http://twitter.com/kogumaya/status/9871216094

「ピアソラを弾くには、タンゴ奏法が不可欠とおっしゃる
 マエストロ・スアレス・パスが最初にくれたアドバイスが、
 あのクロイツェルの2番を3x3x2のリズムで弾くというものでした!
 やってみると、かなり難しいですが、極めて効果的な練習です!」


これは、いまだに続けているのですが、
私には、まだ完璧に弾けません!

なかなか難しくて、マエストロが目の前で弾いて下さったようには、
まだ再現できずにいます。

最初の強烈なアクセントと、次に続く繊細な音の両方を
続けて弾くのに、ものすごい技量が問われます。

また、タンゴだというのに、クロイツェルが出てきて驚いたのですが、
言葉はよく通じなくても、「音楽は共通言語だ!」
と実感した瞬間でもありました。弾けば分かる!と。

2010年3月30日火曜日

タンゴのジレンマ(2010年3月)

Trioの合わせ練習、再開です。

今回も、スタジオ代が安くなる(!)早朝練習。

久しぶりのせいなのだか、朝早いせいなのか、
前半は、どうにも、ゴツゴツ感ありなアンサンブル。

が、今月お誕生日のピアノ弾きを祝い、
栗ブレイク(栗好きなので、栗スイーツを用意!)を挟んだところ、
ピアノ弾きが、息吹き返しましたね(笑)。

難関は、やはり、「ブエノスアイレスの春」。

少しは弾き込んできて、前よりはるかにマシと思ったのですが、
録音で聴いてみると、まだまだですね。

録音してみて、落ち着いて聴けるのは、
「チキリン・デ・バチン」とか「悪魔のロマンス」とか、
そういった曲調のものです。

いつも、何故だか不思議なんですけれどね!


今回は、ピアソラ音楽の要とも言える、
タンゴの香りを増強したいと思っているのですが、
これもまた、「行うは難し」です。

タンゴに聞こえるためには、相当のテクニックが要求されるし、
すぐには、腕が動いてくれないもので!

でも、ここであきらめてしまうのは、簡単なのです!!

多少失敗ぎみでも、実現に向け、挑んでみたいと思います。

バイオリン弾きは、マエストロ直伝の教えを守り、
チェロ弾きも、アレンジャーとして、曲をよく聴き込んでいるのですが、
こうしてみると、ピアノ弾きが、タンゴっぽさの点で、もう少しです。

演奏レベルでは、ピアノ弾きが最も高く、
我らをよくまとめてくれています。

なので、これを崩すのは、もったいないかもですが、
しかし、ここで一皮剥ける、というのも、
本番を弾く醍醐味でないかな?と思うので、期待を大きくしています。

まだまだ、本番直前まで、気を抜かずに頑張ります。
最高の演奏を目指して!!


最後に、マエストロ・スアレス・パスとDuoを組まれていた、
ピアニストのマエストロ・オスバルド・レケーナが急逝されました。

ちょうど1年前の来日時に接した、あの鬼気迫るソロ演奏が思い出されます。

バイオリン弾きは、マエストロ・レケーナの楽団演奏のおかげで、
本場のタンゴ奏法の迫力を間近に接し、学ぶことができました。

心より、お悔やみ申し上げます。

2010年3月23日火曜日

春のメンバー紹介

4/18のライブVol.8に向けて、
初めてお越しの方も、いらっしゃると思いますので、
久々に、メンバー紹介します!

バイオリン Koguma


去年から、ひたすら、ピアソラ(&その他)をキーワードに、
Tweetしています。⇒ http://twitter.com/kogumaya


チェロ Tommie


最近、このようなことも書き綴っています。
Piazzollatime裏ブログ


ピアノ Nori


ピアノのワタシは、秘密で覆われています!(笑)


それにしても、皆、「食」には旺盛なんですね!

それでは、ライブ会場にて、お会いしましょう!

2010年3月19日金曜日

それぞれに準備中(2010年3月)

ちょうど、ライブ前1ヶ月になりました。

Trio練習に明け暮れたいところですが、
Trioでの練習は、諸事情によりブレイク中です。

バイオリン弾きは、2ヶ月前の時点で、
本番までに100時間練習する!と意気込んでいましたが、
現時点で、たったの19時間。

社会人プレーヤーの現実を思い知らされます・・・。

が、ようやく、捻り出した19時間で、
それなりの進歩は見えてきています。

その意気込みは、正しかったのだと思うことにします。

本日、弓の毛替えをしてきましたから、
いよいよ気合も高まるでしょう!

最初、タンゴがヘタクソで上手く弾けないのか、
と思い込んでいたのですが、ある時、モーツァルトを弾くことがありました。

そこで初めて「何だ、この跳ねない弓は!!」と気付いた次第です。

タンゴ弾きは、思いの他、弓の毛も消耗させていたようです!


そして、ピアノ弾きは、今、「アディオス・ノニーノ」に、
涙もののイントロ・ソロを加えるべく、励んでいます。

チェロ弾きが、大いなる闘志を燃やし、
この偉大なるアレンジ譜を仕上げてきました。


そのチェロ弾きは、今、故郷の離島で、英気を養い、
きっと、数段パワフルになって、ここへ戻ってくるでしょう!


今月末から、集中的に合わせが始まります。

今回は、ピアソラの音楽に、これまで以上に「タンゴの香り」を漂わせ、
Trio Nuevoというべき、アンサンブルを目指します!

どうぞ、4/18(日)、ヨイワの日のライブに、
皆さまも、ノリノリでお越し下さい!

2010年3月10日水曜日

2010年4月18日(日)ライブVol.8 in クライネ・ウィーン(目黒)

いよいよ、春のピアソラ・ライブVol.8のお知らせです!

このトリオでは3度目となりました。

今回は、「飛び出す音楽」をテーマに、
ますますピアソラらしく、パワーアップした演奏をご期待下さい!

「クライネ」とはいえ、
あの「ライブ・イン・ウィーン」に迫りたいです!笑


Piazzolla Time Vol. 8 ライブ・イン・クライネ・ウィーン(目黒)
全曲ピアソラを「ピアソラ好き」の弾くピアノ・トリオで!

日時: 2010年4月18日(日) 開場: 13時半 開演: 14時
場所: Kleine Wien(最寄り駅:東急目黒線・不動前駅)
http://www.kleine-wien.jp/map.html

曲目:
Biyuya ビジュージャ
Michelangeo '70 ミケランジェロ'70
Fuga y Misterio フーガとミステリオ
Soledad 孤独
Primavera Porteña ブエノスアイレスの春
Milonga del Angel 天使のミロンガ

Adios Nonino アディオス・ノニーノ
Escualo 鮫
Chiquilin de Bachin バチンの少年
Romance del Diablo 悪魔のロマンス
Libertango リベルタンゴ
Verano Porteño ブエノスアイレスの夏

参加費:
1,500円(1ドリンク付・・・アルゼンチンの飲み物をご用意)


お申し込み・お問合せ:
下記メールアドレスより、お願いいたします。
お申込みは、お名前と人数をお知らせ下さい。
piazzollamusica@yahoo.co.jp


本日から、お申込みを受け付けております。

皆さんと、「ピアソラの音楽」で盛り上がる日曜のひと時!
楽しみにお待ちしております。

今回の会場は、その名のとおり、クライネ(小さい)です。
どうぞ、お早めにお申込み下さいませ!!