Trioの合わせ練習、再開です。
今回も、スタジオ代が安くなる(!)早朝練習。
久しぶりのせいなのだか、朝早いせいなのか、
前半は、どうにも、ゴツゴツ感ありなアンサンブル。
が、今月お誕生日のピアノ弾きを祝い、
栗ブレイク(栗好きなので、栗スイーツを用意!)を挟んだところ、
ピアノ弾きが、息吹き返しましたね(笑)。
難関は、やはり、「ブエノスアイレスの春」。
少しは弾き込んできて、前よりはるかにマシと思ったのですが、
録音で聴いてみると、まだまだですね。
録音してみて、落ち着いて聴けるのは、
「チキリン・デ・バチン」とか「悪魔のロマンス」とか、
そういった曲調のものです。
いつも、何故だか不思議なんですけれどね!
今回は、ピアソラ音楽の要とも言える、
タンゴの香りを増強したいと思っているのですが、
これもまた、「行うは難し」です。
タンゴに聞こえるためには、相当のテクニックが要求されるし、
すぐには、腕が動いてくれないもので!
でも、ここであきらめてしまうのは、簡単なのです!!
多少失敗ぎみでも、実現に向け、挑んでみたいと思います。
バイオリン弾きは、マエストロ直伝の教えを守り、
チェロ弾きも、アレンジャーとして、曲をよく聴き込んでいるのですが、
こうしてみると、ピアノ弾きが、タンゴっぽさの点で、もう少しです。
演奏レベルでは、ピアノ弾きが最も高く、
我らをよくまとめてくれています。
なので、これを崩すのは、もったいないかもですが、
しかし、ここで一皮剥ける、というのも、
本番を弾く醍醐味でないかな?と思うので、期待を大きくしています。
まだまだ、本番直前まで、気を抜かずに頑張ります。
最高の演奏を目指して!!
最後に、マエストロ・スアレス・パスとDuoを組まれていた、
ピアニストのマエストロ・オスバルド・レケーナが急逝されました。
ちょうど1年前の来日時に接した、あの鬼気迫るソロ演奏が思い出されます。
バイオリン弾きは、マエストロ・レケーナの楽団演奏のおかげで、
本場のタンゴ奏法の迫力を間近に接し、学ぶことができました。
心より、お悔やみ申し上げます。
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