2010年9月30日木曜日

仁詩さんスペシャル・インタビュー「ここだけの話!」(前編)

バンドネオニスタ 仁詩さんと共演したVol.9ライブの前に、
スペシャル・インタビューを決行しました!

初めての方も、仁詩さんのお人柄が伝わるように!と
ライブ当日に、その前半をお伝えし、続きは本Blogで、ということでした。

大変お待たせしましたが、まずは、前編を!

Piazzolla Time(以下P):

今回、私たちTrioにとって初体験のバンドネオンとの共演を
叶えて下さった仁詩さんへ突撃インタビューしてみました!

仁詩さんWebサイトは、こちら! ⇒ http://hitoshi-bn.jeez.jp/index.html


P: まずは、今回のライブへの意気込みを!

Hitoshi: ピアソラしか弾かないライブは、初めてなんで、
とても新鮮です!


P: バンドネオンを始めたきっかけは、何でしたか?

Hitoshi: 18歳の時、友人から借りた「情熱大陸」のCDで、
小松亮太さんのバンドネオンを聴いたのが最初でした。

それまでは、バンドネオンも、ピアソラも、知りませんでした!


P: バンドネオンは入手が難しいそうですが、今お使いの楽器との出会いは?

Hitoshi: 国内で、知人を通してです。


P: 休日は、どんなことをして過ごされますか?

Hitoshi: タンゴを踊っています。食べ歩きも好きです。


P: では、好きな食べ物は?

Hitoshi: 何でも食べるので、嫌いなものはないですが…
(回答に困った後)ワインです。

P: それは食べ物??笑


P: これから、やってみたいことは?

Hitoshi: 日本でバンドネオンを作れるようにしたいですね。
既に日本で、蛇腹を交換したり、修理をすることは可能なので、
ボタンの並び、運指は変えないままで、新しいバンドネオンを
日本で作れるようになったら良いと思います。

P:そのための「バンドネオン基金」など
作っても良さそうですね!

(後編に続きます!)

2010年9月29日水曜日

ライブ・イン・トーキョー2010 Vol.9後記-Vn弾き

真夏の夢のライブから、あっという間に、丸1ヶ月。

ようやく、ピアノ弾きも回復してきて、
次回Vol.10のライブを来年3月ぐらいに目指すことにして、
来月より、合わせを開始する予定にしています。

やはり、総括しておかねば、次に安心して進めないので、
いつものように、振り返ります!!(長いです!)

運命の8月29日、本当に暑かった!!

会場ラリールまでは、公園を突き抜けるのですが、
駅からわずか10分以内の移動でも、汗が吹き出ました。

今回は、トリオ最後のライブなので、
初の2部制にして、全21曲を弾くという、
気合のプログラムで臨みました。いつもの2倍!

これだけ弾けば、チェロ弾きTommieを送り出すに、
申し分ないだろう!という魂胆でした。

が、これだけの曲の準備の大変だったこと!!
一日の練習で、毎度、弾き切れない曲数だったので!

しかも、トリオの初合わせが、何と本番の前日。

前日、計6時間の合わせでは、まだ何とも言えず、
「とにかく、やるだけ!」の思いでした。

そして、当日のステージ・リハーサル。

会場は、ハープ奏者さんこだわりのご自宅ホールとあって、
舞台の背景は、まるで絵画のような中庭が見え、
床は総大理石という、本当に素敵な空間でした。

そこで、ひとたび、通しリハーサルを始めると、
その響きと言ったら、素晴らしくて、
昨日までの不安を蹴散らす(!)に十分でした。

これで、行ける!と。

そして、始まった気合のVol.9、2時間!

ここで予期しなかったハプニングは、お客さまが入られた後、
会場の室温と湿度とが、急上昇して、
バイオリン弦が狂いまくってしまったこと!

リハーサルの時は安定していたのですが、第1部の間、
なかなか安定せず、失礼いたしましたm(_ _)m

以下、曲順に。

1 エスクアロ

今度こそ、この曲をカッコよく決めたかったのに、
いかんせん、第1曲に、この速い曲は、まだ乗り切れず・・・。

修業して、出直してきます!


2 フーガとミステリオ

この高い天井の空間でこそ、やってみたかった曲。
やはり、ピアソラをやるならば、必ず1曲はフーガを入れたいもの。


3 オブリビオン

実は、この曲がいちばん、ピアノ無しで練習してきて、
やりづらかったので、少々心配だった曲でもある。

そして名曲ゆえに、美しく仕上げるのが難しい・・・。


4 キチョ

この日の主役、チェロ弾き一押しの曲。
しかし、本番は、随分、気合が入りすぎて、前のめってたかな?^^
私もついてくのが、やっとだった!


5 悪魔のロマンス

この曲は、美しすぎるがゆえに、私には鬼門の曲。
何とか、込めるものは込められたかな・・・と。


6~9 ブエノスアイレスの四季

チェロ弾きが、この曲順は、当日の気分で決めたい!
などと主張するので、そうした次第です(^^) 今回は、秋始まり!



この曲に入って、ようやく「開き直る」ことができたバイオリン弾き。
弾きたいように、弾いてみせるのだ!と、響かせてみた。

本当に、高音がまろやかに反響してくる、素敵な音響空間と実感!



この曲が、多分いちばん弾き込んでると思う。
この日も、よく弾けたと思う。
泣けてきた、というお客さまのご感想に、我らも泣けてくる。



最難関な曲ゆえに、ついつい気合が入る。
底力は、見せられたのではないかと思う。



真夏のライブの第1部は、やはり、夏で締め括る!
前回Vol.8で、トリだった曲もあり、トリオにとても馴染んでいる。


テレレ(水出しマテ茶)を飲んでいただきながら(←ご好評でした)
休憩後、第2部突入!


10 チキリン・デ・バチン

第2部前半のMCは、チェロ弾きに任せた。
そして、歌詞の朗読を買って出るほどのやる気だ!

この曲も、我らにはとても馴染んでいる曲。
3拍子というのは、何かと、身体に取り込みにくいけれども、
一つの世界を表現できたのではなかろうか?


11 アディオス・ノニーノ

この名曲、どうにも、この日、不発に終わったバイオリン弾き。
トリオで弾くに、絶対に崩れない自信のある曲だっただけに無念・・・。
これが、生ものゆえの本番ですね~。


12 ミルトンの肖像

さて、2部に入り、渋い選曲が続く。
この曲は、我らトリオ一押しの曲だ。
そのカッコ良さを感じていただけただろうか!


13 メディタンゴ

この曲も、実はチェロ弾きの好みで、我らトリオの最初の練習に、
アレンジを持ってきてくれた曲。

一度は本番で弾きたくて、結局、最後になってしまったね!

気合をこめてみたけれど、どんな響きがしただろうか?


14 リベルタンゴ

ようやく、お待ちかねのリベルタンゴ。
これだけ弾いて、いい加減、これで終わっても良いくらいだ!(笑)

アレンジは、ご存知、アルゼンチン団子さん。


15 新婚旅行

さて、リベルタンゴで盛り上がった後で、期待の仁詩さん登場!

仁詩さんのご提案により、ここで、バンドネオン&バイオリンの
Duo曲を演奏。

何と、プレッシャーを感じたことか!!
この日は、随分、速めの展開に感じ、とにかく必死で弾き切ったのでありました~。

初めて聴く方にとって、バンドネオンの響きが、
聞きやすい曲であったと思われます。


16 ビジュージャ

ここからが、バンドネオン仁詩さんの加わったカルテットに!
このアンサンブルの幸せといったら、忘れたくない!

ビジュージャは、アレンジ担当のチェロ弾きが、
ぜひバンドネオンとやりたい、と選曲してくれた。

トリオで弾くより、ぐんと締まって、豊かな曲に仕上がったハズ!


17 天使のミロンガ

バンドネオンが主役となり、実に、これまた幸せな時間が流れた。

キンテート版と違うところは、後半のメロディを
チェロ弾きが奪ったところだろうか(笑)。まぁ、ご愛嬌で!


18 ミケランジェロ '70

チェロ弾きのカウントにより、随分、アップテンポに始まって、
最後まで、突っ走って、それが良い感じにまとまった!

録画で観ても、この曲が最高だった!

お手伝いのMolly*さんも、鳥肌が立った!と言ってくれた!

よって、You Tubeにアップする一曲も、これを選んだのでした。


19 タンガータ

これを合わせるのは、とても難しい。それぞれのソロもあるし。

でも、しばらく、バンド曲はできないと思ったし、
折角、バンドネオンとの共演なのだからと、私が推した曲。

挑戦してみて良かったと思う。
仁詩さんにも、沢山ご指導いただけて、何とか、結実した!

もちろん、いろんなアヤはあったけれど、ノリで弾き切って、感無量!


やはり、仁詩さんが加わることでの、場の盛り上がりは格別!
奏者の音もよく響くけど、お客さんの拍手もまた、よく響きました。

沢山の鳴り止まない拍手、どうもありがとうございました!


ご期待のアンコールは、S.V.P。

いやぁ、バンドネオンが入ると、何とも楽しい曲ですね!

何といっても、バイオリンは、バンドネオンとユニゾンになること多いので、
それはもう、幸せでしたよ!


さてさて、もちろん、もう1曲弾きます!

仁詩さんと一緒のリベルタンゴ!

これは、仁詩さんが、弾きたいと仰るものだから、
では!とお願いしてしまいました。

最初は、ほんの数曲のつもりが、7曲も共演下さった。

これも、本当に、仁詩さんの寛大さと前向きなご協力体勢のおかげでした。


我らトリオ、特に、最後のライブとなったチェロ弾きは、おかげさまで、
夢のような時間をこのラリールで過ごすことができました。

最後まで温かく見守ってくださった
全てのお客さまにも感謝申し上げます。


トリオでは、当面(!)、これで最後になります。

でも、それぞれのピアソラ弾きとしての奏者人生は、
これを糧に、まだまだ歩み続けます。

また、ライブ会場で、お会いしましょう!

2010年9月10日金曜日

Piazzolla Time Vol.9 Live in Tokyo 2010の動画アップ!

8/29ライブの詳細レポートをやる気満々でいるのですが、
日々の雑事に追われて、できずにおります・・・。

一足先に、当日の一部始終を録画してもらっていたので、
何と(!)、その中の1曲、Michelangelo '70 を
You Tubeにアップしてもらいました。

皆さま、コレです!
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CgE1c3D64E0

初の全世界公開、やってしまいました!!!


こんなこと、自分たちでは出来ないスゴ技ですので、
アップしてくれた、ぽんたさんには感謝です。

今回、ピアソラを仁詩さんと弾けた夢の共演を
こうして残すことできて、本当に、本当に、幸いでした!

最近は、「ブーイング」ボタンもあるので、少々コワイのでありますが、
真夏の暑い日ならではの熱気で、弾いております!


実は、私の手元には、全曲を収めたDVDが届いております。

一人先に楽しませていただきました。

それにしても、画面の中で、我らは随分楽しげです。

我らとは初めてのライブだというのに、不肖コグマのMCに、
仁詩さんも、随分、ツッコミを入れておられ、おかげで盛り上がっています!

さすがは関西人!

ピアノ弾きも関西出身なので、こういう展開、
今後も望みたいものです!