2010年2月26日金曜日

中間報告(2010年2月録音より)

4月18日のライブ本番まで、ちょうど中間地点。

ここで、来月まで1ヶ月間のブレイクのため、
成果を確かめるべく、録音を録りました。

まだまだ完成に程遠いのは、承知の上で!

やはり、弾きながらでは、なかなか客観視できないので、
手を休めて(!)、自分の音を聴き入ってみるのは必要ですね。


すると・・・、

案の定、弾いたつもりが、意図したとおりには
全く聞こえてこない現実にぶちあたります。

それこそ、何だこりゃ!って感じですよ。本当に!笑


録音を録ると、もう、この数ヶ月の弾き込み不足とか、
基礎練怠ってたでしょう!というのが、バレバレな感じです。
(バイオリン弾きの場合の話です!)

それでも、うっすらと希望があるのが、

「天使のミロンガ」!

この曲は、6月のライブ以来、久々に合わせたのですが、
多少のことは置いておくとして(!)、
情感たっぷり、かつ、トリオの「まとまり感」抜群に弾けてました!

これは、きっと「泣けてくる」レベルにまで、
仕上がるに違いない!と自信を持ちました。


そして、新曲「チキリン・デ・バチン」も、
化けてくれそうな気配の仕上がりです。
涙がツーとこぼれそうな曲調に。


今回のトリの曲は、「ブエノスアイレスの夏」にしました。

これは磨き甲斐のある曲です。

これも、弾いてて、まだまだですが、化けそうな(!)予感がします。
夏のどちらかというと、爽やかさよりも、ねばりっ気を出したい感じです。


4時間の合わせにしても、全曲を弾き切れない曲数に
なってきました。

前回録音したのは8曲。

これだけでも、聴いてて、聴き応えあるプログラムです。

そういう訳で、これより1ヶ月は、それぞれの個人練習に入ります。

バイオリン弾きは、ようやく(!)エンジンかかりましたので、
1ヵ月後には、化けてみせることをお約束いたします。

2010年2月25日木曜日

「飛び出す音楽」を考える(2010年2月)

2月は、4月本番に向けて、集中・加速化月間!
のつもりでしたが、3人の予定合わせをすると、
結局、合わせは、2回のみと相成りました。

今回練習しているのは13曲で、そのうち新曲が6曲。

皆が曲目を覚えられない(!)曲数になってきたので、
セットリストを今回から作って、手渡しています。

なかなか、ヘビーな(!)盛り合わせでして、
今の段階ですと、仕上がりが心配です・・・。

な~んていうのは、いつのライブ前にも、
言っているような気がしますね!

そうでした、そうでした!笑

特に、「春」「夏」が弾くに困難で、普段の個人練習など、
この2曲を弾いているうちに、終わってしまうぐらいです。

が、我々Trioでライブを出来る楽しみも、
次の4月と8月の、残り2回となりました。

多少ムリなレベルを設定してでも(!)、
やり残しのない、悔いのない半年を過ごしたいものです。


ところで、次回のライブのテーマは、「飛び出す音楽」!

映画で、飛び出す映像が話題になっていたので、
そこから想起したものです。

これは我ながら(!)良いテーマだと思っています。
これって、ピアソラ音楽の「キーワード」なのでは?!と。

ピアソラの自演によるライブは、まさに聴く人たちにとって、
「飛び込んでくる」音楽でないでしょうか!

飛び込んできて、つかまれる!というような音楽。

そういう感覚こそ、再現してみたいものです。

それには、どういう風に弾けばよいのか?を
合わせの度に、トリオの皆に問うています。

が、答えが返ってこないので、心配なんですが・・・。笑

打てば響くような答えをね、いつか期待してますよ。

これも考えているうちに、これだ!という妙案が
沸いてくるはずです。

まずは、わからないなりにも試みてみる、の繰り返し。
立ち止まっていても、何も風景は変化しませんのでね~。

私、バイオリン弾き自身は、コレという感覚を
つかみつつあります。

あとは、それが自身の技量で(!)再現できるよう、
ただ、ひたすらに弾き込むのみ、です。

実は、11月のライブが終わって以来、何だか「寒さ」を
言い訳に、楽器弾き自体が疎かになっておりました。

考えてみたら、髪型も、ライブ前に整えて以来、
伸び放題になってるでは、あーりませんか!!

アラ、ビックリ! 私としたことが!
そういうわけで、慌ててヘアスタイルから、整え直した次第です~。笑

そして、確定申告と、もう一つの“大”作業が終われば、
ライブ準備に専念できるハズ!と思っています。

チェロ弾きくんは、進級試験が控えてますね。

と、それぞれの宿命を抱えておりますが、
何とか、4月に向けて、エンジンをかけていきたいと思っています!

2010年2月15日月曜日

五重奏のためのコンチェルト

本当はこんなこと書いている場合でない2月の日々、
でありますが、景気づけに書きます。(← 何の?!)

Zero Hourにも収録の曲ですね。
「コンシエルト・パラ・キンテート」

なぜか、最近、この曲が頭の中をグルグル回ってます。

忘れもしない、マエストロ・スアレス・パスが、
この譜面を見るなり「Lindo!」とおっしゃった言葉。

いつか、いつか、弾いてみたいです。
私が死ぬ前には、必ず!!!(笑)

ただ、トリオでは難しいかも、ですし、
この編成でメンバーを揃えることができるのかどうか?

秘かに、練習を積んでおきましょう。
まさにその時が来たら、即、弾けるよう!

2010年2月9日火曜日

次回のライブ、速報!「ライブ・イン・クライネ・ウィーン」

お待たせいたしました!

次回のトリオ・ライブが、4月18日(日)午後2時開演、
と決まりました!

場所は、目黒線「不動前駅」下車のピアノ・サロン、
「クライネ・ウィーン」です。

そうです! ピアソラの最高のライブ録音とされる、
「ライブ・イン・ウィーン」を文字ってみました!

(たまたま、サロンの名前がそうでしたので、後知恵ですが・・・)

詳細は、また後日お知らせいたします。

これが、このトリオで弾く、最後から2番目のライブです。
トリオ一同、力を込めております!!!

2010年2月1日月曜日

ゆっくり発進中(2010年1月末)

4月ライブに向け、新たに加わったレパートリを中心に、
準備を進めています。

今回の練習は、日にちは前々から決めていたのですが、
時間を決めておかなかったばかりに(!)、
三人が銘々「大丈夫だろう!」なんて予定を入れており、
危うく時間が取れなくなるところでした。

が、何とか、
Pf+VcのDuo、
Pf+Vc+VnのTrio、
Pf+VnのDuo、
という変則的練習にて、実現となりました。

というわけで、この日、最も健闘したのはピアノ弾きです!


何とも難しいのは、やはり「春」でした。
果たして、我らに「春」はやってくるのでしょうか・・・冷汗。

とにかく挑んでみるのみです。


新曲「チキリン・デ・バチン」を弾く楽しみも見出しました。


そして、たとえ、まだ弾き慣れない新曲の数々にしても、
あまりなテンポ感の喪失に、バイオリン弾きは、このように提案しました。

「タンゴのエッセンスは、“walk”!」

実際に踊り手さんがいるわけでなく、「聴く」音楽であるにしても、
やはり、タンゴの基本は押えて、弾きたいものです。


そうそう、この日のハイライトは、
あの「アディオス・ノニーノ」のピアノ・ソロのイントロ譜を
我らのチェロ弾き君が、作り上げてきたことです。

この時期に作ってきたということは、
「夏までにイントロ付でやりたい!」
の渾身のメッセージでありましょう。


そんな、最近極めて頑張り屋のチェロ弾きが、
このWeb上のどこかで「裏ブログ」を始めていますので、
皆さんも、お探しになってみては、いかがですか?

裏と言っても、あっさり見つかると思いますが(笑)。

そして、「どこが裏なんだ?!」と突っ込みたいところですが!(笑)


今月2月の練習は、我らトリオにとっての正念場です。
集中力を出していきたいと思います!