2011年12月31日土曜日

Piazzolla Time Vol.12 in 六本木 モヒート・パーティ

詳細決まりましたら、追加しますが、
新メンバーで、いよいよライブ第1弾をサルサ・パーティーの場で、
デビューすることになりました!

1月21日(土)六本木エルドラド・マンチェスターというカフェ・バーでの
サルサパーティにて、2曲Duo演奏します。

18時半開始のパーティで、サルサ未経験の方も、
19時からの無料レッスンを受けて、楽しめます。

恐らく、20時前ごろの演奏となりますが、
良かったら、サルサ音楽&ダンスとともに楽しんで下さい。

2012年の展望

今年2011年は、アストル・ピアソラ生誕90周年で、
なかなか世界各地で、盛り上がっていたハズ。

そして、来年2012年もまた、没後20周年という記念イヤー!

世間一般での浸透度は、まだまだよくわからないけど、
アーティストがこぞって、Allピアソラのアルバムを出していて、
ピアソラ・ファンには、たまらない1年でした。

一押しは、我らの(!)小松亮太氏の「俺のピアソラ」ではないかと!

そして、こんなにピアソラが取り沙汰されるのも、来年を過ぎれば、
生誕100周年の10年後か?!

となれば、今こそ弾くしかないのです!!

そういう訳で、来年は、毎月のように弾きたい気でおります。

とりあえず予定しているのは、下記です。

Vol12 1月21日(土) in六本木モヒート・パーティ(Bn&Vn Duo)
Vol13 2月26日(日) in恵比寿 ミニライブ(Trio&Cuarteto)
Vol14 3月4日(日) for Sご夫妻の結婚披露パーティー (Trio)

なんと、私たち、結婚披露宴での演奏依頼を受けてしまいました!!

そして、秋には、あの(!)アルゼンチン団子さんたちとのジョイント・ライブin神戸!!

詳細決まりましたら、このブログでアップしていきます。

私たちが弾いてもいいよ!というイベントなどありましたら、
ぜひぜひ、ご連絡くださいませ! → piazzollamusica@yahoo.co.jp まで

新Cuartetoレパートリー

私たちCuarteto/Trio/Duoのレパートリ一覧です。

編成は色々で、下記の難曲たちに挑みます。追加していきます。

もし、「コレが聴きたい!」というのがありましたら、
ぜひ、ぜひ、お知らせ下さい。

Libertango

Fugata
Soledad
Tangata

Milonga del Angel
Resurrección del Angel
Muert del Angel

Romance del Diablo

Michelangelo '70

Tanti Anni Prima (Ave Maria)

Invierno Porteño
Verano Porteño

Le Grand Tango
Revolucionario

Histoire du Tango
Por Una Cabeza
La Cumparsita

ピアソラbot大賞2011、決定!


そういえば、我がバンドの活動の一環でもあるピアソラbotは、
稼動してから2年目に入りましたが、相変わらず、手動発信のままです(笑)

それでも、おかげさまで、フォロワーさん500人突破!

昨年、100人突破の記念で、初めて「ピアソラbot大賞」なるものを開催したのが、
とても盛り上がって、嬉しくてなりませんでした。

昨年に引き続き、ピアソラ好きの皆さんで選ぶ「ピアソラbot大賞2011」を
今年も開催!

「2011年の日本に捧げるピアソラの1曲」のテーマで、今年選ばれたのは、

「ブエノスアイレスの冬」!

昨年同様の手順をとりました。

候補曲をフォロワーさんから募集(12月17日まで)
       ↓
その中から、ベスト10を選び、「大賞」を決める投票(12月24日まで)
       ↓
「ピアソラbot大賞2011」発表(12月25日)

「Escualo」、「Ave Maria」とも競っていたけど、
文句なしの差をつけて、「冬」に決まりました。

季節感をこよなく愛する日本人には、何よりもピッタリかもしれませんね。
そして、冬の後には春がくる!の思いが、こもっていると思います。

昨年は、大賞になった「天使の死」でカウントダウン!
と盛り立てましたが、今年は、静かに、「ブエノスアイレスの冬」に聴き入ることにしましょう。

来年もガンバリますので、ピアソラbotをどうぞ、よろしくお願いします!
http://twitter.com/#!/piazzolla_bot

カルテット始動!

7月ライブ、Vol.11以降のPiazzolla Timeは、
しばらく蛇行を続けてきましたが、12月になってようやく、
新年から頑張っていける、新メンバー体制となりました!

バンドネオン君が、同じタンゴバンドのベースさんを連れてきてくれて、
なんと、憧れのCuarteto(カルテット)に!

12/25のクリスマスの朝に、初合わせできました。

やっぱり、ベースが入ると、途端に厚みと、タンゴらしさが加わりますね♪

まずは、2月26日のミニ・ライブに向かって、この4人で頑張っていきます!!

久々にアコースティックなスタジオでの合わせだったので、
ようやく、バイオリンがバイオリンらしく鳴ってくれました。

やっぱり、エレキ前提のスタジオだと、バイオリンはいくら頑張っても、
音が埋もれてしまうし、弾くのに疲れたし、
自分の弾いている楽器は、ホントにバイオリンか?という悩みがありました。

近藤久美子さんに習った教えも、効きつつあり、
ようやく、バイオリンの役割を感じることができた、良い合わせでした。

やっぱり、ピアソラを弾くって、素晴らしい時間!

そうそう、このメンバーで、グランドピアノで弾くのも初めてでしたね。
こちらも、さすがによく鳴っていました!

レパートリーに「ブエノスアイレスの夏」を加え、スリリングな展開になりそうです。

よしむらさんに習って

昨今のSNSは、私たちのようなピアソラ好きにとっては救世主だと、
つくづく思うのです。

今まで、自分の周りに、この大好きな存在を
マニアックに語れる相手を探すのは、本当に困難なことでした。

それが、TwitterやFacebookなどのSNSを通じてなら、
「ピアソラ」のキーワード検索一つで、全国、いや全世界のピアソラ好きな人と
隣り合わせに居合わせ、なおかつ、継続的にお付き合いすることができる!

ビックリするような人とも、リアルタイムで対話できてしまう、という、
ものすごいツールであると感じます!

特に、ピアソラにまつわるコアな情報は、SNS網が便利。
自分のネットワークの構築次第で、すごい情報が転がりこんでくるのです。

そういうわけで、長らく憧れのライターさんであった「よしむらさん」とも、
SNSのおかげで、仲良しに(?!)なれました。

年の暮れというのにもかかわらず、怒涛のようにブログ更新されていたのに、
刺激を受け、これより、Piazzolla Timeブログも、一気に更新します!

2011年12月20日火曜日

今年も投票しよう!「ピアソラbot大賞2011」

今年も、この季節がやって参りました!

といっても、今年で2度目の開催ですが、年に1度、Twitterの皆で、
今年のピアソラ・ベストを決める「ピアソラbot大賞(Piazzolla Bot Award、略してPBA!)」です。

昨年も、大いに盛り上がり、決してメジャーではない存在のピアソラ・ファンの皆さんと、
素晴らしい時間を共有できた喜びは、忘れることできません!!

今年のテーマは、「2011年の日本に捧げたいピアソラの1曲」としました。

奇しくも、ピアソラの生誕90周年を祝うはずの3月11日、
日本は、未曾有の大震災に見舞われ、まだまだ、その復興途中にある最中です。

この日、しかと祝うことは出来なかったけれども、ピアソラの音楽で、
今の日本を勇気付けたい、もしくは、なぐさめたい思いで、このテーマに。

いやいや、皆で選んだ曲で、改めて、我らを鼓舞する音楽を残してくれたピアソラに、
感謝したい気持ちなのです。

候補曲を12月17日まで、皆さんに寄せていただき、不肖コグマが、
大いに迷いながら、今年の10曲を選出させていただきました。

複数票入ったのは、たったの4曲でしたので、あとの6曲は、
昨年の候補と重ならず、また、この投票期間が盛り上がるよう、
苦心して、選び出しました。異論もあるでしょうが、ここから選んでください!!

大好きな曲を選ぶ、という去年とは、また違った選曲になりましたね。
このような趣きの曲が集まったことに、今年の日本の立場を感じます。

そして、素晴らしい選曲をしてくれたピアソラ好きの皆さんに感謝!!

さぁ、投票先は、こちら! http://flisti.com/24080

12月24日が締切。25日の深夜に、大賞発表です!

ピアソラBotをフォローしてない方は、ぜひ、フォローして、
この年末の風物詩(!)を楽しんでください~~~!

https://twitter.com/#!/piazzolla_bot/

2011年11月14日月曜日

新トリオで発進!

ようやく、明るい兆しが見えてきた!と思える場所に、
たどり着いたように感じているバイオリン弾きです。

ピアソラを弾く、しかも、「東京時間」を「ピアソラ時間」に
変えてやるのだ!という意気込みで。

そのメンバーの絶対条件は、「ピアソラ大好き」な奏者であることです。

またもや(!)、揃いつつあります。

今回の練習で、院生さんの若きバンドネオン君が、加わってくれました。

古典タンゴのバンドにも参加していて、超ご多忙な中、
チェロとバンドネオンの2台の楽器をかついで、現れました!

総重量10キロ以上!!
こんなスゴイことする人、初めて見ました^^

早速、タンゲディアと天使シリーズ3作、Soledadを合わせ、
まずまずでした。

ピアニスト氏も、若いバンドネオン君の弾きっぷりと人柄には、
引き込まれたようで、バンドとして、良い感じだな~という印象です。

ピアソラ大好きなバンドネオン君は、やる気満々で、
今後の演奏活動にも加わってくれると、頼もしい発言があり、
いよいよ、バンドネオンとのTrioという新たな道が、見えてきました!!

次回は、皆の予定を合わせると、12月後半と先の合わせになりますが、
それぞれに、何か、ピアソラをこんな風に弾きたい!という野望が、
絡み合ってきたかのようです。

これまでと、また一味違うトリオに、来年ライブへの期待大です!

2011年10月28日金曜日

「革命家」をレパートリーに

10月は、音楽を巡る苦悩、否、格闘?とともに、
随分と長く感じる1ヶ月でした。(まだ終わってませんが!)

でも、先月の記事に接してみると、随分、上を向こうとしてる!と感じ、
今月も、そういう方向を見ましょうか!

新ピアニストさんとは、今月も2回合わせることができ、
ピアノを弾くのはブランクあり、と言っていたピアノさんも、
日増しに、調子を上げてきています。

レパートリーは、あれこれと試している段階ですが、
「グランタンゴ」は、双方思い入れのある曲で、勢いは出てきたかな~というところ。
まだまだ、磨き込みたい!!

新メンバーとともに、新たなレパートリーで臨みたく、
「革命家」に早速、取り組みました。

難しいけど、弾き甲斐ある曲で、徐々にはまりつつあります!

のりさんも、かなりガツンと弾くタイプだったけど、
新しいピアニストさん(←ニックネームを早くつけてあげたい!)は、
また違うタイプのガツンと弾くタイプで、私には合っています。

特に、左手のベースを効かせてくれるのは、弾きやすいこと!!

一方、「天使の復活」のピアノ・ソロをロマンチックに弾くところも、
皆さんに、ぜひ、聴いていただきたいところ!

ロマンチックといっても、甘くなく弾くのは、ある時の男性ハーピストが思い出されました。

ハープは女性奏者のイメージが強かったけど、
私には、初めて共演した男性のソリストさん(イギリス出身)は、
ハープ奏法のイメージを覆すものでした!

そして、「天使の復活」は当たり前だけど、Duoで弾くには完全に物足りないのです。

「バンドネオンがいないとな~」という私の言葉に、
「バンドネオンとやろうよ!」と言われ、ハッと思い出したのが、
チェロも弾ける、あのバンドネオン君のことですよ!

恐る恐る声をかけてみたら、日程が合うなら、ウェルカム!ときた。

そういう訳で、来月は、このバンドネオン君とのTrioに挑みます。

もし、このTrioで、演奏続けられたら、いいだろうな~と夢見てますが、
まだ、しばらく、Piazzolla Timeの潜伏期間は、続くでありましょう。

再び、来月へ続く!

2011年9月30日金曜日

低弦(チェロまたはベース)募集!

ゆっくりと募集したいと思います。

もちろん、我こそは!という方は、すぐにご連絡下さいませ。

やはり、タンゴの要、低弦パートを募集したいと思います。

東京時間を「ピアソラ時間」に変える程の音楽を作りたい方!

ぜひ、ピアソラの難曲の数々に、一緒に挑戦してみませんか?

アマチュア奏者でありますが、これまで、
ピアソラ好きの方々に「聴きに来て良かった!」と思えるライブ活動をしてきました。

ピアソラが弾きたくて仕方ないあなたを歓迎します。

ぜひ、こちらに書き込みいただくか、
Twitter @kogumaya まで、リプライ下さいませ。

心からお待ちしております。

まずはDuo発進!

長らく漂流した(!)Piazzolla Timeですが、
ようやく、新ピアニスト見つかりました!

なんと、「ル・グランタンゴ」であれば弾けるので、
この曲からやってみたい、という頼もしい応答でした。

このグランタンゴといえば、このPiazzolla Timeのまさに出発点!

つくづく、この曲に縁があるな~と思います。

のりさんと7月のライブで弾いてから、しばらく弾くことはないだろうと
思っていましたが、何度でも弾きたい曲です。

しかも、極めたというレベルには、まだまだ至っていないので、
もう一度、しかと弾き込んでみたいと思いました。

9月に、2度合わせることができました。

同じ曲を違う奏者さんと弾くのは、何とも新鮮です。

しかも、アンサンブルし慣れているピアニストさんでしたので、
以後、楽しみな展開です。

今回のメンバーとは、「革命家」を実は弾きたいと思っているのですが、
「難しくない!」と言い切ったのに、驚くとともに、期待大!

そして、ギタリスト氏とも、10月には合わせができそうなので、
トリオで弾いてみるか、デュオになるかわかりませんが、
Piazzolla Time、徐々に滑り出してきた感があります。

来月へつづく!

2011年9月13日火曜日

タンゴ奏法を習う、しかも憧れのバイオリニストさんに!

前回のライブ後、ライブをやり遂げた達成感よりも
上回っていたのは、「我がバイオリン、何とかしなければ!」
という危機感でした。

正直、どん底でした。

ずっと続けてきた活動が中断する悲しさと相まって、
もう、バイオリン弾くの止めたらいいか?と思うぐらいに。

でも、もういちど再起したい!という気持ちも、ぐっと沸いてきました。

(というか、いつ華々しかった時があるのか?とツッコミたくなりますね!笑)

ようやく時間が出来たことに感謝し、
また一からやり直すべく、レッスンを受ける決意をしました。

折角の、この活動休止を価値あるものにしよう!と。

そこで思いついたのが、もう、あのバイオリニストさんしかいませんでした。

3月、7月のライブでも弾いた「Por Una Cabeza」で、
お手本としていた近藤久美子さん!

おこがましいにも程がありますが、時間のない社会人が、
時間を割いてみていただくのに、遠回りしたくなかったのです。

実は、マエストロにも、国内ではどの方に習ったら良いか、
聞いておいたのですが、真っ先に挙がったのが、近藤久美子さんでした。

ただ、全く面識もないですし、日本を代表するトップ奏者の方に、
突然、このアマチュア奏者がお願いしてもいいものか?と悩み、
長いこと、コンタクトしてみようなんて、思ってもみませんでした。

ですけど、ここで思い出したのが、マエストロの言葉。

「いちばん大事なのは、願望をもつことです。」

マエストロがレッスンを引き受けて下さったのも、
私が「マエストロから直接習いたい」という願望を
重視してくれたからこそ、です。

そういうわけで、ダメ元でいいから、まずはお願いしてみよう!と。
幸い、同じ(!)東京にいる訳なので!

困った時の頼みの綱、ラティーナの本田さんのおかげで、
何とか、直接コンタクトすることができました。

<<本田さん、本当に、ありがとうございます!!!>>

そういうわけで、またもや、ラテンのつながりのおかげで、
憧れの近藤久美子さんのレッスンを受ける、という、
人生の中でも、忘れられない1日を迎えました。

ところが、ワタクシときたら、どうにもこうにも、楽器練習が進まず、
おそるべき練習不足で、この日を迎えてしまいました・・・。

この貴重な日を前に、自分でも信じられないのですが、
どこから手を付けたらよいか、わからなかったのです・・・。

せめて、前の晩ぐらい、しっかり練習せねば!と思って、
土曜の夜を踊りに行かずにいたのですが、
仕事の疲労で、寝落ちしてしまったというオチ!!!

恐らく、このヘタクソぶりに、さぞかし驚かれたと思われますが
(私自身も、恥ずかしさで一杯!)、
それでも、タンゴ奏法のコツを一から丁寧に教えていただき、
目からウロコでした!!!

タンボールの時の指の弦へのあて方など、微妙に間違っていて、
どおりで、思うような音が出ないはずでした!

そして、最も気になっていたボーイングも、真っ先にご指摘いただいて、
あっさり、なぜ、音量が出なかったのか、速く弾けないのか、疑問が解けました!

こちらが聞く前に、こちらの最も知りたいことをズバリ教えていただけるのが、
超一流の凄さですね。

とにかく、急に、タンゴっぽい音が、私の古(ふる)楽器からも、
出てきたので、正しい弾き方は大事だと、つくづく思いました。

今まで、どう自分で工夫しても出来なかったのに、
プロの方に、間近で直接教えていただけば、あっという間です。

でも、この勇気が、今まで出なかったのだな・・・。

だけど、恥を忍んで、思い切ってお願いして良かった!
これを知らずに生涯を終えずに良かった!!

当初、「1回で十分でしょう」というお話だったのですが、
時間をおいて、また確認した方がいいですね、とまた、みていただけることに!

涙が出そうなほど、感動してしまいました。

古典タンゴの譜面をPor Una Cabeza以外に持っていなかったので、
小松亮太さんの著書についていた「ラ・クンパルシータ」を拡大コピーして持参し
(喜んでいただけました!)、弾き方を教わりました。

この衝撃的な奏法といったら! これが、タンゴか!!!

なぜ、今まで、タンゴっぽくなかったのか、具体的にコツをつかみつつあります。

そして、それを自分で再現できるかどうかは、これからの練習にかかっています!

かなりの刺激を受け、目が覚めた思いです。いえ、覚めました!
家に帰って、楽器の鳴りも良くなったのに気付き、喜んでおります。

今週末は、新しいピアニストさんとの初合わせがあるので、
早速、これを生かしていきたいと思います!

2011年8月31日水曜日

試行錯誤の歩み

あ!8月は一度もアップしてなかった!
というのを末日に思い出す始末です。

これを始めてから、0だった月は無かったはず!

そういう訳で、慌てふためきながらのアップです。

この8月は、バイオリン弾きなりに、奔走しておりました。

まずは、新メンバーを確保しなければ、話が進まず!

が、なかなか「ピアソラ」を弾いてもらえる、もしくは、
「ピアソラ」大好きな奏者(しかも、アマチュアで)が見つからないものなのです。

ピアソラを仕上げていくには、短期間ではありえないので、
誰でも良い、というわけでもありません。

次の合わせ予定が決まらないと、個人練習も手付かずなバイオリン弾きで、
7月、8月とも、人生で初めて(!)、バイオリン弾くより、サルサ踊る時間が上回りました!!

このまま自然消滅か・・・?という、嫌な不安を取っ払うべく、
西のアルゼンチン団子さんと共に夢見る「ライブin神戸」を視野に、
前進を試みました。

何度目かの、新メンバー募集で、ギターさんと、
ピアノさん数名と、コンタクトが取れています。

何とか、9月以降に、合わせ始めて、年内に「ライブが出来そう」な話ができると、
良いなぁ、良いなぁと願っています。

せめてものモチベーション維持は、日々のピアソラbot更新でしょうか!

ピアソラの言葉を発信する度に、我は日本を代表するピアソラ・ファン(オタク?)だ!
という誇りを新たにするのでした。

ここで一筋の明かりは、バンドネオンの仁詩さんが、
ライブin神戸に「混ざりたい」と声をかけてくださったこと!

三度、共演してもいいのか?????という心配はありますが、
もし、叶うなら、我らピアソラ好きが、神戸に結集できる日が、来年来るでしょう!
(天気予報のような結び、で)

2011年7月12日火曜日

義援金のご報告

前回のPiazzolla Time Vol.10 ライブin笹塚(2011年3月)に続き、
今回のVol.11ライブin森のテラスでも、皆さんのご参加費の中から、
東日本大震災の復興支援のための義援金を寄付しました。

復興Go!Go!の意味を込め、皆さんからのご参加費1割に、
バイオリン弾きのオフィスの募金箱の募金をプラスして、
ささやかですが、5500円を日本赤十字社へ送金しました。

送り先は、こちらの「東日本大震災義援金」です。

今回も、皆さまとの集いが、同じ国内で、まだまだ復興の最中にある
被災者の方々へのご支援につながりました。

音楽の力で、またお役に立てることがありましたら、
このような試みを続けていきたいです。

ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

Vol.11 ライブin森のテラス with仁詩さん 後記 byビオリニスタ


7月3日、Piazzolla Time Vol.11は、森のテラスにて、
スペシャルゲストに、仁詩さんをお迎えして、
無事、皆さんと盛り上がることができました!

「梅雨明け前」というのに、炎天下となった日曜のお昼に、
皆さまには、遠くからお越しいただき、本当に本当に、ありがとうございました。

せめてもの、会場が森に囲まれた一軒家で、
エアコン要らずの自然の涼風が、皆さまをお出迎えできたことに、
一同ほっとしております。

私たちにとっては、森のテラスでは2度目ライブでしたが、
ここは、本当に素敵な空間ですね~。まさに、時を忘れるひと時でした!

この日のことを私と同じお名前のボーカリストの方が、
ブログに詳しく書いて下さってますので、雰囲気が伝わると思います。
http://momayucue.exblog.jp/13977668/

こうして記事を書いて下さるのも、11回目のライブにして初めてかも?!
大変嬉しいことですね!!

私がリハーサル終わってから開演までの休憩の間に、指がなまってしまわないよう、
今回は、ピアソラが最も好きだという曲、バッハの「ゴルドベルク変奏曲」を
開演直前まで弾く、という作戦に出ました。

が、功を奏したのかどうかは、わかりません!(笑)

さて、今回は、前半6曲をバイオリン&ピアノのいつものDuoで弾き、
最後の3曲をバンドネオンの仁詩さんとのTrioで演奏しました。

去年までのチェロとのTrioをお聴きになっていた方は、
同じ曲をDuoで聴くのも新鮮だったようです!

「最初の一音を聴いたとたんに『来て良かった!』と嬉しくなりました」
のアンケートのご感想に、私たちはこの日の成果を見出しました。

前日リハの録音で、あぁ、ここまでしか達しなかったのか...という
ちょっとした絶望(!)があったのですが、それでも、自分たちの中では、
「過去最高を目指そう!」と奮い立たせて、臨みました。

全てを完璧にすることは、難しいピアソラを弾く上で、
私たちの技量ではムリなので、最初の一音に込めに行ったワケですから、
それが伝わったことには、本当に感激です。

逆に、込めれば伝わる!ということが、ライブを通じて得ることができました!

さて、1年ぶりの仁詩さんとの共演もまた、かけがえのない体験でした!!

正直、去年の初共演の時は、最初の合わせで、
あまりにプロとのレベルが違い過ぎて、いつもの弾き慣れた曲でさえ、
「宇宙人」とでも弾いてるかのようでした。

それが、今年は、2度目という何か安心感のようなものも加わってか、
昨年よりは、スムーズに、こう言うのも変ですが、
お互い地球人同士(!)になれた気がするアンサンブルでした(笑)。

また、この1年での仁詩さんのパワーアップぶりも素晴らしいものでしたね!

ここだけの話(!)、私たちのDuoの最後の曲、グランタンゴの後に、
仁詩さんが登場されましたが、プログラムには無い、バンドネオンソロ曲を
弾いていただきましたが、これも最高でした!

バンドネオン・ソロでの「オブリビオン」。

背景の森の美しさも手伝って、美しさ際立つ名演奏で、
おかげで、空気が変わりましたね!

この日も、実は、iPhoneによる全世界(!)中継をしていたのですが、
仁詩さんには遠慮して、中継をしてませんでした。

後から判明するに、OKだったとのことで、このソロを中継できず残念でした!!!

よって、この日の仁詩さんの演奏は、
まさにその場にいた私たちだけのものとなりましたね。

そして、バンドネオンソロのイントロに続く「デカリシモ」
絶好調の「ミケランジェロ'70」、渾身の「アディオス・ノニーノ」の夢の共演!

去年のときの「ミケランジェロ」も素晴らしくて、You Tubeにアップしたほどでしたが、
今年も、また一段とノリが素晴らしかった!!

はっきり言って、この曲で、バンドの実力がわかるというもので、
これがカッコ良く弾けたことは、我らの誇りです!

そして、お約束の(!)アンコールには、なんと「天使の死」を。

ピアソラbotで、去年の暮れに、ピアソラ好きの人で好きな曲を投票したところ、
1位(名づけて、ピアソラbot大賞2010)に輝いた曲です。

短いけど難しい曲なので、昨年までのTrioでは挑戦できなかったけど、
仁詩さんと一緒なら!と、真っ先にお願いしておりました。

そして、今回、2006年秋からずっと共にしてきたピアノののりさんが、
このライブで一旦お休みに入ることを表明していて、それでは!ということで、
全ての曲をのりさんが選曲しました。

よって、「天使の死」だけは、私からの選曲でした。
やり遂げて良かったです。

過去最高の「天使の死」を演奏することができました。


そうそう、今回も、クイズをご用意して、皆さんに曲名当てを
していただきましたが、やはり盛り上がりましたね!!

「今日の曲目のうち、奏者が2番目に好きな曲を当ててください」
という他愛のないものでしたが(笑)。


そして、仁詩さんのバンドネオン・ソロの後に、「教えて仁詩さん」の
コーナーを設けて、バンドネオンの解説を皆さんとのQ&A形式にしたのも、
大変盛り上がりました。

やはり、聞きたい話が聞ける、というのは、ライブの醍醐味で、
一方的な説明よりも面白いものだと、改めて実感しました。

と、話は尽きませんね。

演奏の後の「楽しいTea Time」でも、シェフの腕によりをかけた
アルゼンチンに因んだエンパナーダ&デザートも、美味しかったですね。

あ!そういえば、この家の子のようにいつの間にか我らに混じっていた
黒猫ちゃんも、この日のアイドルでした^^

そんなこんなで、時の忘れるひととき。本当にありがとうございました。

のりさんの好きな森の会場で、こうして盛り上げていただいたこと、
生涯忘れえぬライブになりました。

このDuoでは、しばらくお休みに入ります。

が、やはりね、まだまだ到達し切ってないのを本番中から感じておりました。

ここで立ち止まったら、これ以上の成長はないので、
早くも、ある決意を固めて、次に進み始めたバイオリン弾きです。

次のライブは、新メンバーと共に、だいぶ先になりそうですが、
ぜひとも、また皆さんとの楽しい時間を作りたいと心から願っております。

また、お会いしましょう!!!

※ 仁詩さんとの演奏中の写真が実は無くて、
  冒頭の写真は、本番前リハーサルの様子です。
  バンドネオン演奏を二人占めにした至福のひととき!

『PIAZZOLLA TIME 11THライブの決意』

バイオリンのユウコ、ピアノのノリコ。
ピアソラの「グランタンゴ」に衝撃をうけ、
2006年秋より活動を開始。
2008年ライブVol.1で、ピアソラタイムの名が誕生した。

ほどなくして「これこそ、自分の場所!」とチェロのトミーが加入。
トリオになったことで、アレンジの幅も広がっていった。

弾いて弾いて、知れば知るほどに巻き込まれて行く難解の渦に
果敢に立ち向かう彼らは、尽きることのない進化を求め続けた。

ついにはバンドネオニストの仁詩氏をゲストに迎え、
劇的にその枠を超えて行く。
時は流れ、惜しまれつつトミーは活動を休止。

立ち止まるかに見えたふたりは
あの時の思いを忘れたわけではなかった。

BACK TO THE BASIC.
いまひとたび二人になるピアソラタイム。

変幻自在を逆手に取れ、ピアソラが目指した音楽のように。

ふたたびの仁詩氏ゲスト出演という起爆剤の風に帆を揚げ、
新たな航海へと滑り出す。

「進化」という星を目指して。NOW IT'S PIAZZOLLA TIME.

2011年6月3日金曜日

パブロ・シーグレル来日、会いに行ってきました!

パブロ・シーグレルと聞いて、何も感ずるものなければ、
生粋のピアソラ・ファンと言えないだろう!!

後期の五重奏団でピアニストを務め、
ピアソラ・キンテートを華麗に、骨太に支えている!

マエストロ・スアレス・パスに次いで、
いつか会いたいと思い続けていたら、
この6月に、「ジャパン・プロジェクト」と称する来日公演があるのを知った。

平日の夜だけど、迷わず、一般販売が始まる前から、
ラティーナさんに直に予約を入れたら、
なんと、一列目の席をゲットしてしまった!

これだけでも、狂喜だったけれど、とある筋から、
プライベートなDuoリハーサルに、聴講させていただける話をいただいた。

急な話で、ドキドキしたけれども、間近でシーグレルの演奏が
聴けるなんて、めったなことではない!

そして、2日の候補のうち、片方の日時に、
たまたま仕事がぽっかり空いていたので、伺うことにした。

場所は、とあるピアニストさんの都内スタジオだった。

どれだけ多くの人が詰め掛けてるだろうと思ったのに、
行ってみたら、私一人きりだった。

部屋に通されると、小型のベヒシュタインの前に、
夢にまでみたシーグレルが振り返って、
チェリストにアドバイスをしていたところだった。

そこから2時間、私は言葉も出ない感動の渦!!

ピアソラ以外の曲もあって、それは素晴らしかったけれど、
ピアソラの曲の時には、涙が出そうな迫力だった。

リベルタンゴ、アディオス・ノニーノ、ミケランジェロ。

リハーサルだけど、曲が終わると、拍手しちゃったよ。

それは良かったみたいで、最後に、Thank you for nice audience!
と言ってもらえた。

つまりは、マエストロ・シーグレルは、
大ホールとか、小さなリハーサル室とか、
何千人もの前だとか、たった一人の前だとか、
そんなことはまったく関係のない演奏だったのだ。

と思うと、私は、本当に涙出てきそうになりましたね、この本物の演奏に!

途中で「Happy?」と尋ねられたのだけど、
目の前にいる人をたった一人でもHappyにすることが、
シーグレルの演奏の優先事項だったように思えたものだ。

どうだろう、泣けてこないか???

まさに、井の中の蛙、ならぬコグマ、大海を知るひとときだった。

この姿勢こそ、音楽家魂の最たるもの!!

折角、今年はスペイン語に目覚めたのに、こんなビッグな機会が
待ち受けようとも思わなかったから、ちょっと間に合わなかった。

でも、マエストロ・スアレス・パスと違って、
スペイン語まじりの英語で、実に気さくに話してくれた。

それは、スアレス・パスのバイオリンの情感たっぷりの演奏であるのに
対比して、シーグレルのガチっとある意味ドライな弾きっぷりに、
通じるものがあるように思えた。

手ぶらで、丸腰で、ただ駆けつけてしまった私は、
TANGATAの譜面だけを持参してきていた。

ここに、サインをしてもらおうと思って!

快くシーグレル氏は、サインをしてくれた。

そして、もう次の場所へ向かう時間だというのに、
なぜか再び、ピアノの前に座ると、あのTANGATAのピアノ・ソロを
弾き始めたのだった。頼みもしないのに!!

「タンガータはとっても良いよね!」と。

この突如始まったソロ演奏には、卒倒しそうでしたね。

あのヴィヴァーチェの出だしのユニゾンが、こんなに迫力満点、
地響きのような音だとは、CDじゃ知り得なかったよ!!!

ひたすら良い人だった!

そして、音とは、このレベルで響かせなきゃいけない、
というのを体で実感してきたように思える。

この晩の練習で、自分の楽器の鳴りが変わったもの!

そういうわけで、願いはいつか叶うものなのかな?と思えた一日。

6月22日、一列目で聴けるコンサートも楽しみだ。
スマイルを送ってやるゼ!(笑)

2011年5月31日火曜日

三つ巴で進行中

怒涛の(?!)5月を終えようとしていて、
「月に偶数個の記事を書く」を守るために、
ToDoを整理するだけの(!)更新です、スミマセン!

・ 前回のVol.10のアンケート結果まとめ

・ ピアソラbotで、41通もの応募があった、
 「リベルタンゴしか知らない人に勧める次の曲」まとめ

・ 次回ライブVol.11の告知を次々と!


三つ巴とは、次回ライブと、新メンバー合わせと、
ライブin神戸2012とが、並行準備中であることを指しています。

そして、なんと、個人的には、あのパブロ・シーグレルと
ご対面できるかもしれない!という近況でもあります。

何を話したら、いやお話することができるだろうか??
果たして、今晩、眠ることができるのだろうか??

間近で、演奏を拝聴するだけでも、生涯忘れえぬ体験ですな~。

バイオリン弾きとしてのKoguma、精進の毎日!

2011年5月27日金曜日

Piazzolla Time Vol.11のチラシ!



今回のチラシは、いつもと違います!!

いつものチラシは、私のオフィスのデザイン担当さんが、
予め枠だけ作ってくれていたものを利用して、
不肖コグマが、四苦八苦して仕上げていました。

が、今回は、仁詩さんがスペシャスゲスト、
そして、のりさんも、このライブで演奏活動を一区切り、
という、スペシャルなライブ。

そういうわけで、絵の上手な方で、しかも、ピアソラ好きの方に、
デザインを全てお願いしたところ、快諾いただきました!

仕上がりが、素敵ですよねーー!

「Piazzolla Time」ということで、時計のデザインが、
初採用されたのも、とても新鮮です。

今まで、全然思いつかなかったのでした、私たち…。

もしも、このチラシをタンゴ好き、ピアソラ好きの方が
集いそうな場所に置いて下さる方が、いらっしゃいましたら、
ぜひ、お知らせくださいませ!

よろしくお願いします!

2011年5月22日日曜日

仁詩さん、「ここだけの話!」スペシャル・インタビュー2011

Piazzolla Timeでは、この演奏活動に係わる全ての人の
魅力をお伝えする場でもありたいと考えています。

そういうわけで、去年夏のVol.9の時と同じく、今回も、
Piazzolla Time Vol.11(7/3)にゲスト出演いただく、
バンドネオン奏者の仁詩さんに、突撃インタビューしてまいりました。

まさに、ここだけのマニアックなインタビューです。(笑)

今回のインタビューは、1983年7月21日「ラ・セマーナ」で掲載された
ピアソラへのインタビューと同じ質問で、聞いてみました!

<「ピアソラ その生涯と音楽」(マリア・スサーナ・アッシ、サイモン・コリアー著)
の178ページに掲載されています>

仁詩さんのご提案で、ピアソラの回答も併記しています。

*** 以下、インタビュー ***

Piazzolla Time(以下、P): どんな人間でいたかったですか?

 仁詩さん(以下、敬称略です): ずっとやりたいことのある人間ですね。

 ちなみにピアソラ: バッハかモーツァルト。だけど、彼らは苦しんだな。


P: あなたの性格の特徴は何ですか?

 仁詩: 生真面目。

 ちなみにピアソラ: 神経質なこと。いつも指を動かしているから。


P: あなたの最大の欠点は?

 仁詩: 考えてから動くので、一歩出遅れてしまうところ。

 ちなみにピアソラ:考える前に言葉が出てしまうことさ。


P: あなたにとって最悪の事態って何だと思いますか?

 仁詩: 音楽ができなくなること。

 ちなみにピアソラ: 妻を失うこと。


P: 何が一番嫌いですか?

 仁詩: 束縛されること。

 ちなみにピアソラ: まずい飯を出されること。

 (仁詩さんも「それは僕もです!」と即答!)


P: あなたの好きな名前は? (←ヘンテコな質問ですね!)

 仁詩: 海のイメージのする「渚」。

P: (真っ先に「大島渚」を思い浮かべ、)これは男性の名前、ですか?

 仁詩: 大島渚じゃないですよ! 女性の名前です。
     (と、ナイスつっこみでした)

 ちなみにピアソラ: ウィンディー、サニー、スム。私の三匹の犬の名前だ。


P: 警察官と聞いて、何を連想しますか? (←何ていうインタビュー!)

 仁詩: 年度末に、違法駐車を取り締まってるイメージですね。

 ちなみにピアソラ:嫌悪。武器を持つ奴には嫌悪感を持っている。


P: どんな自然界の能力が欲しいですか?

 仁詩: エラ呼吸ですね。そしたら、海にずっと潜っていられますよね!

P: (思わず)笑!

 ちなみにピアソラ: 鳥のように飛べること。


P: どんな風に死にたいですか?

 仁詩: コンサートの終わった次の日の朝、すーっと眠るように。

P: 演奏中ではなく?

 仁詩: 演奏中では、いろんな人に多大な迷惑がかかるので!

 ちなみにピアソラ: 激しく。


P: あなたのイデオロギーとは?

 仁詩: 束縛されないで自由でいられること。

 ちなみにピアソラ: 唯一の政策は音楽。私はアヴァン・ギャルドさ、解放だよ。


以上、1980年代のピアソラと同じ質問に、回答いただきました。


P: では最後に、今回のライブへの意気込みを!

 仁詩: (去年のライブと違って)チェロがいない分、それぞれの負担は大きくなりますが、
     Piazzolla Timeのお二人と力を合わせて、良い音楽を作れるよう頑張ります。


*** インタビュー 以上です ***

仁詩さんには、ご多忙な中、次の本番に向かう道すがら、
インタビューにご協力いただきました。

このような、いつも協力的な姿勢に、私たちは心打たれるのであります。

このまたとないインタビューをお読みになって、
仁詩さんの音楽家魂、お人柄が伝わってきたでしょうか??

それにしても、音楽家とは、どんな質問が待ち受けているのか、
わからないものですね!笑


ぜひ、興味が沸いてきた方は、仁詩さんのバンドネオンが、
超間近で聴ける7月3日ライブへ!

そして、いまや全国でライブされてますので、ライブへもぜひ足をお運び下さい。

ライブ情報は、仁詩さんWebサイトを!
http://hitoshi-bn.jeez.jp/index.html


仁詩さん、ありがとうございました。
そして、7月3日に向けて、どうぞ、よろしくお願いします!!

2011年5月15日日曜日

2011年7月3日(日)Piazzolla Time Vol.11 のお知らせ(森のテラス)!

お待たせしました! 次回ライブのお知らせです。


Piazzolla Time Vol.11 ライブin森のテラス再び!

日時: 2011年7月3日(日)
    12時半、開場
    13時より、Piazzolla Time!
    14時過ぎより、Tea Time!

場所: 森のテラス(京王線・仙川駅下車 徒歩10分)
     http://www.moritera.com/tokyo/map/access.htm

演奏: Piazzolla Time Duo(バイオリン&ピアノ)

スペシャル・ゲスト: 仁詩(バンドネオン) http://hitoshi-bn.jeez.jp/

参加費: 2,000円(お茶菓子付き・一部を震災復興のための義援金に)

お申込み: 事前に、下記までお申込み下さい。(お名前と人数をお知らせ下さい)
       piazzollamusica@yahoo.co.jp

※ ご予約は、前日までに、上記アドレスにて。
  お席に余裕があれば、当日受付も予定しています。

  ただし、今回のスペースは、お席の数が限られていますので、
  お早めにご予約いただけましたら幸いです。


曲目:

ブエノスアイレスの冬
悪魔のロマンス
天使の死
ミルトンの肖像
首の差で(カルロス・ガルデル作曲)
リベルタンゴ
デカリシモ
アディオス・ノニーノ
ミケランジェロ'70
ル・グランタンゴ


なんと、Vol.1からずっと共にしてきたピアノののりさんが、
今回の演奏で、しばらくお休みに入ります。

ぜひとも、のりファンの皆さんは、お聴き逃しなきよう!

そして、ますます耀くバンドネオニスタ仁詩さんの演奏が、
目と鼻の距離の近さ(!)で、聴くことのできる、この贅沢!

「森のテラス」は、3年ほど前に一度Duoライブをしていますが、
あれから、今では、予約の取りづらい超人気スポットとなりました。

このステキな空間で、皆さまと過ごせる時間は、
貴重なこと、間違いなしです。

森に囲まれたテラスでのTea Timeでは、
いつもお手伝いしてくれるMolly*さんのもう一つの姿(!)、
プロの「料理人」として、アルゼンチンに係わる美味しいものをご用意!

この度の演奏会も、前回同様、東日本大震災の復興支援のために、
皆さまからの参加費の一部を義援金に送金したいと思います。

ピアソラの音楽を「支援」の力に!

7月3日、この日が、待ち遠しくてなりません。

皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

ライブ!のちライブ!のちライブ!

めっきり更新頻度が少なくなってしまいましたが、
始めた当時の決意、「月、偶数回の更新」は、
かろうじて達成しております^^;

まだ、3/27のライブ・アンケートも集計してないし、
その後の経過も多々あったものの、
震災後を生き抜くに必死な日々で、まとめて書くことも出来ませんでした。

実は、いろいろと進行中...。

ピアノののりさんとの最後のライブ、
Piazzolla Time Vol.11 ライブin森のテラスに向けて、
前回のライブ直後から、既に、準備進行中です。

今回も、Vol.9ライブ・イン・トーキョー2010で共演くださった
バンドネオン仁詩さんが、スペシャル・ゲスト!

見逃せません、聴き逃せません!

チラシも完成しましたので、この後、詳細告知しますね!


そして、もう一つのライブ準備は、ドドンと大きく出まして...、

西のアルゼンチン団子さんと、東のPiazzolla Timeが
初のジョイント・ライブを試みる、ライブin神戸2012も、
「妄想」から「計画」へと、一段階レベルアップしました!

音楽で旅することができるのは、私の憧れでもあります。

神戸で、どんな美味しいものを皆と食べようか!

否、ピアソラ好きのプレイヤーの皆さんと何を弾こうか!
と、夢広がっております。

ぜひとも、ぜひとも、実現にこぎつけたいものです。


そして、7月で、残念ながら、ピアノののりさんが、
バンド活動を少しお休みしたい、とのことで、
私は、このPiazzolla Timeをまだまだ続けたいので、
新メンバーも募っていました。

チェロ弾きの時もそうでしたが、こんなマニアックなバンドで、
しかも、ピタッと合う奏者を見つけるのは、かなり時間がかかるだろうとの
見込みで、早々にメンバー募集を始めたのですが・・・。

なんと、去年から、我がPiazzolla Timeプレゼンツで稼動している
Twitterのピアソラbotが、威力を発揮。

(そうそう、このピアソラbotのフォロワーさんが300人を突破したのが、
3/27のライブ前だったので、ライブ後、記念イベントも開催してたのでした。
このレポートも、後日!)

おかげで、超優秀なコントラバホさん、ピアノさん、さらには、
バンドネオンさんまで、新メンバーに迎えることができました!!

鳥肌ものに感動していますワタクシ...。

なんて、毎度毎度、メンバーに恵まれているのだろうか!(感涙)と。

そういうわけで、あれやこれやが同時進行の、4月5月。

Piazzolla Timeの歴史は、まだまだ続きますゼ!

2011年4月11日月曜日

Vol.10 ライブin笹塚 後記-Vn弾き



ライブが終わってから、早速、次の7月ライブの準備に
なだれ込んでしまい、ご報告遅くなりました!

3/27、我らにとって10回目のライブ、
Piazzolla Time Vol.10 in笹塚は、
無事、皆さまとともに、盛り上がることができました!!

今回は、10回目という、記念すべき節目のライブであると共に、
TrioからDuoへ、原点からの再出発、
ピアソラ生誕90年、
おめでとう!チェロ弾きの国家試験合格!
と、いろいろな意味が込められた、忘れえぬ機会となりました。

殊に!

事もあろうに、生誕90年を祝うべきピアソラの誕生日は、
東日本大震災が発生した3月11日だったのです。


その後、3月19日の、前々から楽しみにしていたビッグ企画
オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」も公演中止となりました。

余震も続き、とてもライブなどの話になれない雰囲気、
そして、会場の笹塚Blue-Tさんに下見に行くも、
街は、節電で真っ暗な中、ひっそりと営業されていた寂しさ。

いつもいらっしゃるお客さまの方々とも、連絡がとりづらく、
直前まで、大いに迷いながらも、決行を決めたのでした。

今回ほど、準備に辛さを感じることはありませんでした。

何しろ、毎晩、練習していると、立っている床が、
ぐぉ~んと唸るように、揺れているのです。

とても楽器に集中できないような状況でした。

それでも、「決行」を決めたからには、そして、
マエストロから、「mucha suerte(ガンバレ!)」の激励を
もらってしまったからには、やらねばならぬと、奮い立たせました。

おかげさまで、当日、温かいピアソラ・ファンの皆さん、
そして、我らの友人の皆さんと共に、
Blue-Tさんの、本当にきれいに響く空間で、
「ピアソラ時間」を共有できたことは、生涯忘れられません!

相変わらず、直前リハから本番まで時間が空いてしまうと、
すっかり指がなまってしまう(!)バイオリン弾きなもので、
前半乗り切れないのは、いつも通りな有様でした。

なかなか、直前までガンガン音出しできる控え室というのが、
無いものなんですね~(笑)。

いつの日か、1曲目から、ガチっと弾けるようになりたいです!


今回も、新たな試みに挑戦できました。

 ・ Chin-Chinをキンテートからデュオに初アレンジ。

  (→ アンケートで、Chin-Chinが良かったと書いて下さった方いて、感激!!)

 ・ オタマトーン(名はアントニオ!)で、ピアソラ・デビュー。

 ・ 「オタマ・クイズ」と称して、アントニオがでる曲名をライブ前に書いておいてもらい、
  当たった方にプレゼントを差し上げる、という趣向。

  (→ なかなか、盛り上がりました!)

 ・ iPhoneを使って、ライブを生中継!

  (→仙台、神戸の友人が観てくれてました!!)


 ・ この日お集まりの皆さまに感謝し、色紙にメッセージをいただく

  (→沢山のメッセージに、奏者一同、グッときております!)


私としては、最後の「グランタンゴ」に、全てが込められたことに、
大いに満足しました。

ある男の一生を思い描き、ストーリーを弦に込めてみた!

今回の成長は、今まで短いと思っていた「1拍の長さ」を
長く感じられるようになったこと!

それは、前日のリハの録音を聴いて、そう思えました。

あと、「アイレ」を入れたり、「休符」を音にする、という、
マエストロから教わったタンゴを弾く上で「大事なこと」が、
少しは音に反映できるようになったこと。

もちろん、腕前はまだまだなんですが、こうして、皆さんの前で
弾かせていただくたびに、我らアマチュア奏者は、
初めて成長できると実感しています。

つたない演奏ですが、皆さまには最後までお聴きくださり、
アンコールまで下さって(半ば強引?笑)、感無量です。

そして、毎度お手伝いしてくれてるMolly*さん、よおこさんの
お二人も、回を重ねる度に、良い働きをしてくれて、
おかげで、皆にとっての素敵な時間になりました。

会場のBlue-Tさんにも、温かくお世話になり、
雰囲気とともに、お料理も全て美味しく、
また、ぜひ、ここで弾きたいな~と思っております。

音楽ホールよりも、ずっと良い響きでした!

そして、今回は、3/11の東日本大震災の復興支援のための
チャリティー・ライブとさせていただきました。

ご来場いただいた方々の参加費2000円より、
1割の200円×人数分を奏者の負担で、
そして、お手伝いさんからの寄付も合わせて、
復興Go!Go!の5500円を下記の募金に、寄付いたしました。

中央共同募金会
地震災害におけるボランティア・NPO活動支援のための募金

わずかではありますが、この日、皆さんが集まって下さったからこその
支援協力ができたのではないかと思います。

お客さまからも、地震後、あまり外出できなかったり、
生の音楽に触れることができなかったので、
私たちの演奏が、とても心に響くものであった、との感想をいただきました。

私たちは、このライブを決行して、お客さまにも、
お店の方にも、そして、私たち自身にとっても、
とても良い時間になったことを確信しております。

ピアソラ時間、10回目も、大成功です!

また、懲りずに、11回目、7月3日に、お会いしましょう!

2011年3月14日月曜日

3/27ライブは、開催に

ライブのお知らせで追記しましたように、
昨日、3/13の練習で、私たちは3/27のライブを
予定どおり開催することに決めました。

まだ、明日、明後日の停電や、交通状況がどうなるかも、
把握できないような状況ですが、
私たちは、アコースティックな音楽ですので、
停電に関しては、日中の明るさであれば、電気なしでできます。

私の母も来ると言っておりましたが、今現在では、
都内に通じる路線は、まだ運行見合わせのままです。

余震も、昨日も今日も、まだまだ続いています。

そんな中あえてやる必要はあるのか?とも思いますが、
比較的、被害の少なかった地域では、
なるべく通常どおりの生活を続けるべきと考えます。

また、今回のライブと、既に予定している7月3日のライブも、
被災地の復興を願い、チャリティーライブとすることにしました。

音楽を通じて、お力になれることをしたいと思います。

詳細は、メンバーで相談して決め、この場で、
その後の報告も、きちんとさせていただきます。

実際、ピアソラの音楽は、このBlogでもいつか書いていますが、
その前進していく音楽が、私たちへの応援歌に聞こえます。

今回、3月の季節柄、「門出」を祝うような曲目を選んでいます。

復興の門出のために、力強く弾かせていただきます。

この日のために続けてきた準備を当日、最後の1秒まで、
精一杯続け、皆さまにとって、良いライブにしたいと思います。

どうか、よろしくお願い致します。

2011年2月7日月曜日

2011年3月27日(日)Piazzolla Time Vol.10 ライブin笹塚

お待たせしました!次回ライブのお知らせです!

ピアソラ生誕90周年を祝い、我らの記念すべき10回目のライブを
祝おうではありませんか!

今回は、中国茶の美味しい中国茶芸館Blue-Tさんで、
弾かせていただくことになりました!

なんと、美味しいスイーツ・ビュッフェ付き(こちらがメイン?!)ですので、
日曜のアフタヌーン・ティーがてら、ぜひ遊びに来て下さい!

スイーツの後には、ビターな音楽を!(笑)


Piazzolla Time Vol.10 ライブin笹塚

日時: 2011年3月27日(日)
    15時開場 Tea Time 16時より、Piazzolla Time!

場所: 中国茶芸館Blue-T(京王線・笹塚駅下車 徒歩5~6分)
     http://www.blue-t.jp/

演奏: Piazzolla Time Duo(バイオリン&ピアノ)

参加費: 2,000円(スイーツ・ビュッフェ付き・ドリンク別料金)

お申込み: 事前に、下記までお申込み下さい。
       piazzollamusica@yahoo.co.jp

※ ご予約は、当日12:00までは、上記アドレスにて。
  当日受付も、ございます!(直接、会場にお越し下さい)

※ お子様連れもOKです。未就学児は無料。
  小学生以上は、大人と同料金でお願いいたします。


曲目:

第1部 ブエノスアイレス

ブエノスアイレスの冬
ブエノスアイレスの春
フーガとミステリオ
タンゴの歴史より、Cafe 1930、Nightclub 1960

第2部 イロモノ

タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)
首の差で(カルロス・ガルデル作曲)
チン・チン
バルダリート
ル・グラン・タンゴ


通して聴くと、あまりのドラマチック展開に驚くことでしょう!

今回は、10回目のライブにして、何気なく(!)、
初の古典タンゴが1曲混じっております。

もう一つのお楽しみ(?)は、オタマトーンで1曲弾きます!
オタマトーンの名は、アントニオです。よろしくね(^^)

Duo再出発のライブです。どうぞ、応援しに来て下さい!

皆さんと盛り上がる、スイーツ&ビターな(!)日曜の昼下がりを
楽しみにお待ちしております。

※ 追記

3/11(金)に、東北・関東地方で大地震が起きました。

3/14現在も、余震が続き、明日・明後日の状況も把握できませんが、
私たちは、このライブを予定どおり開催し、
被災者の皆さまへのチャリティーライブとすることに決めました。

参加費の一部を被災地への義援金にいたします。

どうか、ご賛同いただけましたら、まだ交通機関も正常化しておりませんが、
皆さまにお集まりいただければ幸いです。

ピアソラの音楽が、皆さまの力になることを願って、
私たちは、この日のために、精一杯の準備を続けます。

2011年1月31日月曜日

ドラマチック展開な曲順!(2010年1月)

1月最後の練習。そして、本番まで、あと2ヶ月を切りました!

練習の行き帰りの道が、凍える季節です。
早く、半袖の季節よ、来ーい!

今回のテーマは、前回、全曲を曲決めしたので、
通しで弾いてみる、それを録音して聴いてみる、でした。

その前に、最初の確認事項は、Chin Chinの譜面直しをしたので、
おかしくないかどうかのチェック。

「手書き」譜で、繰り返し記号を直すのに苦心しましたが、
私としては、ジーニアスな方法を思いつき、簡単な書き換えで済ませられました!

常識的には、「エッ?ここに飛ぶ?!」という変な飛び方ですが、
お聴きの皆さんには、バレナイでしょう(笑)

確認事項その2は、前回、オタマトーン(名はアントニオ!)で
弾けなかったフレーズが、何とか弾けるようになったので、通してみました。

オタマトーンは、楽器と言っても、「おもちゃ」の括りなので、
オクターブ上げると、微妙に音の高さが変わったりで、
すると、弾けない音が出てきたりするので、苦心しますね。

前回よりはスムーズに、1曲通せました!
何の曲かは、当日までのお楽しみ♪

さて、いよいよ曲順で、録音に挑みました。

前半、後半とも、ちょうど30分ずつですね。

「革命家」を取り止めたので、短いかな?と思われたのですが、
意外と充実の演奏時間、1時間でした!!

それにしても、途中で1曲、オタマの持ち替えもありますし、
一人の作曲家ばかりで、なんと変化に富み、ドラマチックなことか!
と弾き切った後、初めて実感しました。

まぁ、初めて弾く古典タンゴや、「タンゴの歴史」など、
試練な曲もありますが、上手くいったら、ピアソラ通、そして、
ピアソラ初めての人にも、喜んでいただけそうです!

心配だった初アレンジ曲「Chin-Chin」も、悪くないですね。
ただし、音程命な曲だけに、バイオリンよ、バンドネオン並みにガンバレ!
というところです。

でも、ノリ良し、中間部のメランコリックも良しの、
まさにピアソラ節な曲ですね! 何とか完成させたい!

そんなわけで、この曲目も、ライブ詳細とともに、
近日中にアップします! ご期待下さい!!

Ustの試み、何とか初成功!(2010年1月)

さぁ!いつもの如く、月末になって、駆け込み書き込みします!

3月27日のPiazzolla Time Vol.10に向けて、
今月から、ようやくエンジンがかかり始めたDuoであります。

ピアノのNoriさんが、本番までの練習、全日程を出してくれたので、
それに沿って、突き進むのみです!

実は、次々回、Vol.11(7月)も、場所を無事確保でき、
秘密裏に(?!)、準備を始めていますよ!


昨年までは、ゆるゆる、かつ短時間の練習だったので、
あれこれやる時間なく、時間終了!という感じでした。

今回からは、時間を少し増やし、じっくり取り組み始めています。

そこで、全曲をざっと通してみて、プログラムを確定!

残念ながら、「革命家」は、涙をのんで、落選としました。
むしろ、新曲の「タンゴの歴史」を完成させたいとの思いで。

あぁ、いつか「革命家」が弾きこなせる日が来るのでしょうか!!

オタマトーンを1週間前に入手していたバイオリン弾きは、
初めて、オタマトーン(名はアントニオと命名!)を連れ出し、
ピアノと合わせたのでした。

まだ、コメディながらも、何とか1曲こなせそうか??

しかし、合間にオタマと揺れてみたり、突拍子もないノイズを発する私の隣りで、
淡々と弾き進めるピアノNoriさんも、なかなかの豪傑と見た!(笑)

そして、この日のメイン(?)は、前回上手くいかなかった、
Ustream中継の再チャンレンジ!

最初に、iPhoneを我ら2人がきちんと収まる位置に設置し、
いよいよ、録画ボタンを押してみる。

Ustreamで行きたかったのですが、前回の失敗と、
録画中、動きが全然わからないのが不安なので、
急きょ、Twitcastingに変更して、中継開始!

が、これがいけなかったようで、中継は成功し、
私の友人からも、Twitterから反応があり、喜んだのも束の間!

なんと、後で確認したら、下半身しか写っておらず、
始終、足だけが見えて動いているという、大変気持ち悪い動画となっていました!

どうやら、Ustとツイキャスとでは、画面の広さが違うみたいなのですね。
Ustで合わせてたので、顔が切れちゃっていたのです。

あえて中央に床置きしていた、水色のオタマトーン、アントニオ君だけが、
ちゃんと全身写っていたという!そんなファニー映像となりました。

が、音は、我らの他愛もないおしゃべりも含め、
かなりクリアに録れていて、ビックリ。

おかげで、我らの恥ずかしい未完成さも浮き彫りに。

まあ、この恥ずかしさが、次への推進力になるわけですね。

計6名の視聴者がいらっしゃいました。

とんだお耳(目も?)汚しでしたが、
必ずや、本番で、成長の跡をお見せしたい所存ですm(_ _)m

一応、どんな感じか把握できてきたので、
練習を重ねて、来月にでも、またUstしますね!

2011年1月12日水曜日

Chin Chinアレンジ完成

早くも、新年最初の月が、3分の1過ぎました…。

やらねばならぬ仕事がありながら、気が進まない時に(!)、
ここで記事を書いて、気を盛り立てるのが習いとなっている、
バイオリン弾きです(^^)。

さて、次のライブVol.10は、3月27日in笹塚と決まったわけですが、
まだ、ゆるーい歩みながらも、準備を進めています。

ようやく、Chin ChinのDuoアレンジを終えたので、
ピアノ弾きに譜面を送ることができました。


実は、これが、私自身でアレンジする最初の曲になりました。

正確に言えば、ピアソラタイムを始めるきっかけとなった
「グランタンゴ」以来のアレンジですね。(4年前?!)

これまでは、チェロ弾きがトリオ譜を作ってくれていたので、
私は、それ以外のことに、心置きなく専念できたわけです。

実に有難かったですが、いよいよ彼が、受験勉強に入った今、
他の誰かがやらねばなりませんね!!

Chin Chinの市販譜は、だいぶ前に入手していて、
トリオでもやろうかと話してはいたのですが、時間切れでした。

この曲、カッコいいのですが、キンテート版を小編成にアレンジするのは、
なかなか難しいのです。例によって、パートがもう1つあれば!という感じで。

でもね、あのカッコ良さを自分でも「弾いて」実感したい曲の1つで、
何が何でも、弾きたかったのですよ!!


「アレンジする」「譜面ソフトで浄書する」という二つの慣れないことを
同時には出来ないな~ということで、今回は「譜面ソフト」の方を捨てました。

この曲、実は合間の即興が命な曲で、市販譜も、
それ抜きの薄っぺらなアレンジになっていました。

初めて耳コピして(←ずっと、そんなの出来ないと思ってたのですが、
意外と出来ました。簡単なところのみですが・・・)補いつつ、
いつも聴いているピアソラ自演のものとは少し短いですが、何とか完成!

やってみて気付いたのは、今さらながら、ピアソラの音楽的偉大さですね。

これとこれを同時に弾いて合ってるのか??と思って、
鍵盤を叩いてみると、見事に「あの」世界が広がるではないですか!!


作業的な気付きは、私の場合、
手元に鍵盤が無ければ、アレンジは無理なのと、
まとまった時間がないと無理、ということです。

それが分かったので、この条件を満たす時にやることにして、
これからは「なかなか進まない」ことを悩むのは止めることにします!


さて、ちょうど、お正月に坂本龍一の音楽の学校スコラが
まとめて放送されてたので、
途中まで見て(というのも、夜10時~朝4時の長丁場だったので!)、
アレンジを進めながら、興味深かったです。

バッハやJazzの発展を見ながら、音楽の背景を知る、という内容。

なぜ、その音楽には、その特徴をもっているかというと、
プレイヤーの主張とか欲求が、織り交ざっていることを改めて実感できました。

昨年からピアソラbotを始めて、毎日のようにピアソラの言葉を
追っている私ですが、段々、音楽の裏にあるものをつかみとりつつあります。

なぜ、あのように複雑なのか?という謎解きでもありますね。

ピアソラの音楽は、まさに、ピアソラ自身といえそうです。

アレンジして発見したのですが、タンゴをベースに、
クラシック、ジャズなど、雑多なことが交じり合っている音楽。

ピアソラがやりたかった「自分の音楽」になっているわけです。

本当に知るには、私も、ピアソラのように、もっともっと対位法とかの
音楽の勉強が必要だな・・・と思っています。

無知なまでも、今回のアレンジで、スゴサを知ることができたので、
もっと知ったら、もっとスゴサを感じられるのでないかと!


折角アレンジしたDuo譜は、まだ合わせを試していないので、
早くやってみたいところです。

既に、繰り返しの変な感じは、一人弾きで発見済みです。

Chin Chinとは、「乾杯」の意味で、そんな邦題で呼ばれることもあります。
曲のイメージからは、想像できないタイトルですね!

3月のライブは、ピアソラ生誕90周年を祝い、
我らDuo再開を祝い、
そして、もちろん、チェロ弾きの国家試験合格を祝う祝祭の場となるハズ。

まさに、Chin Chinの曲がお似合いではないかと、
一人ほくそ笑んでおりますよ。