2011年5月22日日曜日

仁詩さん、「ここだけの話!」スペシャル・インタビュー2011

Piazzolla Timeでは、この演奏活動に係わる全ての人の
魅力をお伝えする場でもありたいと考えています。

そういうわけで、去年夏のVol.9の時と同じく、今回も、
Piazzolla Time Vol.11(7/3)にゲスト出演いただく、
バンドネオン奏者の仁詩さんに、突撃インタビューしてまいりました。

まさに、ここだけのマニアックなインタビューです。(笑)

今回のインタビューは、1983年7月21日「ラ・セマーナ」で掲載された
ピアソラへのインタビューと同じ質問で、聞いてみました!

<「ピアソラ その生涯と音楽」(マリア・スサーナ・アッシ、サイモン・コリアー著)
の178ページに掲載されています>

仁詩さんのご提案で、ピアソラの回答も併記しています。

*** 以下、インタビュー ***

Piazzolla Time(以下、P): どんな人間でいたかったですか?

 仁詩さん(以下、敬称略です): ずっとやりたいことのある人間ですね。

 ちなみにピアソラ: バッハかモーツァルト。だけど、彼らは苦しんだな。


P: あなたの性格の特徴は何ですか?

 仁詩: 生真面目。

 ちなみにピアソラ: 神経質なこと。いつも指を動かしているから。


P: あなたの最大の欠点は?

 仁詩: 考えてから動くので、一歩出遅れてしまうところ。

 ちなみにピアソラ:考える前に言葉が出てしまうことさ。


P: あなたにとって最悪の事態って何だと思いますか?

 仁詩: 音楽ができなくなること。

 ちなみにピアソラ: 妻を失うこと。


P: 何が一番嫌いですか?

 仁詩: 束縛されること。

 ちなみにピアソラ: まずい飯を出されること。

 (仁詩さんも「それは僕もです!」と即答!)


P: あなたの好きな名前は? (←ヘンテコな質問ですね!)

 仁詩: 海のイメージのする「渚」。

P: (真っ先に「大島渚」を思い浮かべ、)これは男性の名前、ですか?

 仁詩: 大島渚じゃないですよ! 女性の名前です。
     (と、ナイスつっこみでした)

 ちなみにピアソラ: ウィンディー、サニー、スム。私の三匹の犬の名前だ。


P: 警察官と聞いて、何を連想しますか? (←何ていうインタビュー!)

 仁詩: 年度末に、違法駐車を取り締まってるイメージですね。

 ちなみにピアソラ:嫌悪。武器を持つ奴には嫌悪感を持っている。


P: どんな自然界の能力が欲しいですか?

 仁詩: エラ呼吸ですね。そしたら、海にずっと潜っていられますよね!

P: (思わず)笑!

 ちなみにピアソラ: 鳥のように飛べること。


P: どんな風に死にたいですか?

 仁詩: コンサートの終わった次の日の朝、すーっと眠るように。

P: 演奏中ではなく?

 仁詩: 演奏中では、いろんな人に多大な迷惑がかかるので!

 ちなみにピアソラ: 激しく。


P: あなたのイデオロギーとは?

 仁詩: 束縛されないで自由でいられること。

 ちなみにピアソラ: 唯一の政策は音楽。私はアヴァン・ギャルドさ、解放だよ。


以上、1980年代のピアソラと同じ質問に、回答いただきました。


P: では最後に、今回のライブへの意気込みを!

 仁詩: (去年のライブと違って)チェロがいない分、それぞれの負担は大きくなりますが、
     Piazzolla Timeのお二人と力を合わせて、良い音楽を作れるよう頑張ります。


*** インタビュー 以上です ***

仁詩さんには、ご多忙な中、次の本番に向かう道すがら、
インタビューにご協力いただきました。

このような、いつも協力的な姿勢に、私たちは心打たれるのであります。

このまたとないインタビューをお読みになって、
仁詩さんの音楽家魂、お人柄が伝わってきたでしょうか??

それにしても、音楽家とは、どんな質問が待ち受けているのか、
わからないものですね!笑


ぜひ、興味が沸いてきた方は、仁詩さんのバンドネオンが、
超間近で聴ける7月3日ライブへ!

そして、いまや全国でライブされてますので、ライブへもぜひ足をお運び下さい。

ライブ情報は、仁詩さんWebサイトを!
http://hitoshi-bn.jeez.jp/index.html


仁詩さん、ありがとうございました。
そして、7月3日に向けて、どうぞ、よろしくお願いします!!

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