2009年7月18日土曜日

マエストロとスペイン語

スペイン語を勉強しよう!と思い立ったのは、
もう、かれこれ3年前にもなります!

今思えば、“最後の海外旅行”だった行き先が、
スペインのアンダルシア地方で、それがあまりに良かったので、
今度行く時には、スペイン語が話せるように!!
という、軽い乗りで始めたのでした。

ちょうど、ピアソラを本格的に弾き始めた時期と重なり、
スペイン語表記が多いので、ちょっとでもわかるようになりたい!
というのも、きっかけの一つでした。

が、スペイン語の活用の多さには、なかなか慣れず、
結局、復習しなければ、何も頭に残らない!という状態で、
とりあえず、NHKラジオのスペイン語講座だけは流し聞く、という日々でした。

が、猛然と勉強し始めたのは、マエストロと直接交渉する!
という緊急(!)目的ができた時から。

おかげで、ようやく、ある程度は頭に残ってくれる(!)程に、
スペイン語が上達しました。

短いメール文も1時間もかけて書く、というような具合でしたが、
おかげで、マエストロの秘書さんとは、
ばっちり(?!)連絡し合うことができました。

そういうわけで、マエストロと出会うことが出来たのでした。

マエストロとは、全てスペイン語で話さなければなりませんでしたが、
何とか、何とか、通じました。

ラテン系の人の特徴でもあるかもしれませんが、
同じことを大袈裟に(?)何度か繰り返していただけたので、
その場でわからなくても、覚えてしまって、
後で、何の意味だったか?と調べることが出来ました。

おぉ!と、意味がわかって、後から感動してしまったことも度々。
(あまりな時間差ですね・・・)

何度かお会いするうちに、マエストロのお別れの言葉が、
「勉強しなさい!」になりました。

ある時、「もちろんです!」の意味で、¡Por supuesto!と
言ったらば、なぜか通じず、
「プレスト? プレストじゃダメだよ、プレストでなく!」
なんておっしゃるのでした。

スペイン語の発音は、ローマ字読みすればよくて、
日本人になじみやすい、とは言いますが、Uの発音は、
かなり気をつけて、「ウー」と言わないと、通じません。

つまりは、「スプエスト」の「ス」の発音が甘くなってしまい、
「プレストで」と早さを競うような、変な答えに聞こえたようでした。

あと、まだRの巻き舌っぽい発音が、百発百中になりません。

「天使の復活」は、Resurreción del Angelで、この巻き舌R始まりですね。
しかも、rrと重なった時も巻き舌ですから、2度も出てくる!
何とか、マエストロには通じました!

こうして、実践を通じることで初めてモチベーションが高まります。

それにしても、生まれて初めてスペイン語を使った相手が、
マエストロだったことは、末代までの誇りです!

次の機会こそ、もっともっと聞きたいことが聞けるよう、
まだまだスペイン語を磨いておきたいです。

近頃、すっかり勉強が疎かになっている有様なので!

今、スペイン語に触れる機会として、スペイン語コミュ内で、
「スペイン語しりとり」という、一人ずつ、一文日記を書いて、
しりとりでつないでいく企画に参加中です。

これは、マイペースで参加できて、なおかつ、
前の人の文の最後の文字で始まる文を作る、
というゲーム性もあって、こんな私でも、続けることができています。

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