2009年6月23日火曜日

プロデューサーの気付き

さて、気づけば、本番5日前です!

今回の“裏”テーマは、「挑戦」なので、
本番1週間前を切っても、果敢に挑戦を続けています。

バイオリン弾きにとっては、今回初めて(!)、
タンゴ奏法」を“全て”採り入れて演奏することに決めました。

すると、チチャーラ(譜面で、lija(意味は、sandpaper)と書かれる)だけが
なかったので、「キチョ」のチェロソロに加えることにしました。

本来の譜面には入っていたのですが、トリオ・アレンジの際に、
無くなっていたので、このソロが無伴奏になっていたのです。

時々、踏み外し(!)ますが、録音で聴いてみても、
なかなか小気味よく、刻むことができていると思いました!


そして、前々から「どうも弾きづらい」と思いつつ放置していた、
「ビジュージャ」のボーイング(弓使い)も、改良しました。

というのも、たまたま、マエストロが古城のようなところで、
ライブしている動画を発見したのですが、ボーイングが何とも衝撃的!

でも、なるほど、そのボーイングにしてみると、一段と、
あの「ビジュージャ」の乗り良いスイングが、再現されるではありませんか!

しかし、パワフルなボーイングで、最初のうち、慣れずに疲れましたが、
何とか、形になってきたところです。

それにしても、ボーイングは音楽の命、と思い知りました!!!


並行して、当日配布のプログラムを作成したりもしています。

今回は、初めて、奏者の自己紹介欄を作ってみたり、
ピアソラの曲に因んだエッセーを友人にお願いして書いてもらったり、
と、いつもより、格段に良いものに仕上がりそうです。

そんな、あれやこれやのことを思いつくままにやっているうちに、
何だか、一奏者の枠組みを超えている?と、ふと思ったのです。

なぜ、弾くことだけでなく、「ピアソラ時間」というコンセプトやら、
骨折りして、他のことまで創り上げようとしているのか??

と思った時に、もしかして、これってプロデューサーっていうのでは?!
と、初めて気付いたのでした。

そうか、プロデューサーしてたのか!

と思うと、それならそれで、もっと「プロデューサー」にならないと!
なんて思えてくるから不思議ですね~。

真のプロデューサーからは、この程度では、プロデュースとは
いえないかもしれませんが、気付いただけでも成長できた、というものです。

以後、よりプロデューサー魂を燃やしたいと思います!

2 件のコメント:

アルゼンチン団子 さんのコメント...

いよいよですね!
聴きに行きたいんですが、日曜夜のライブとなると、翌日が仕事なので・・・。
次回は土曜夜の開催をご検討お願いします。

それにしても、盛りだくさんですねぇ。うちのメンバー達は、3曲ぐらい準備するので精
一杯です。

それと、演奏する場所がたくさんあるのもうらやましいです。関西には、手ごろな場所がないですからねぇ・・・。

koguma さんのコメント...

アルゼンチン団子さん、
いつも、ありがとうございます!

今回は、夜間しか空いてなくて、やむをえず日曜夜になりました~。

土曜は、夕方まで仕事なので・・・。
月曜の祝日休みを狙って日曜とか、どうでしょう?!

場所は、東京といえども、広さ・料金が手頃で、と探すと意外と難航しました。