2009年6月30日火曜日

マエストロの教え

うっかり八兵衛(!)で、昨日の記事で、今月の記事が
偶数個になってしまったので、慌てて、記事を追加します。

昨日書こうと思って書き忘れましたけれど、
予想していたとはいえ、梅雨時の演奏会では、
とにかく、弦が狂いますね!!!

リハ中から、狂って狂って仕方なかったのですが、
本番中も、それ以上で、弦楽器奏者には試練でした・・・。

開放弦を使った重音とか、大丈夫か?と思いつつ。
(チェロも同じく。)

でも、何とか大事故も起こらずに済みました!


さて、ライブ後に、「弾いてて、どの曲が良かった?」と
聞いてくれたのですが、ハタと回答に困りました。

いつもであれば、○○!と答えられそうなのですが、
今回は、どれも捨て難い、選び難い・・・。

というのも、やはり、最初は「エスクアロ」とか、
なかなか弾けるようになれない曲は、弾くのも億劫だったのですが、
マエストロに、タンゴの弾き方を教わってからは、
いかに、ピアソラの音楽をタンゴっぽく弾くか、
すごく考えながら弾くようになりました。

すると、気のせいかもしれませんが(!)、
ピアソラの真意に近づけていけたような気がして、
どの曲も、本当によく練られた素晴らしい曲ばかり、
という実感なのです。

「どれも全部」・・・と思った時、「ん?!」と蘇りました。

マエストロが、ピアソラの曲の中で、どの曲が好きかを知りたくて、
質問してみた時のマエストロの答えが!

迷わず、ただ一言「全部!」とおっしゃったのでした。

と、おっしゃらず!と思ったのですが、
「全部!」とおっしゃるのみ。

その答えを聞いた直後も、なかなか衝撃を受け、
ピアソラの音楽を愛している!と感動を覚えました。

が、今思うに、ようやく、私の中でも、それに納得した思いです。

これだけ練習してみると、本当に、どれと選べない。
それほど、ピアソラの音楽は、どの曲も、魅力に満ちているということ!
ピアソラが、勉強して勉強して創り上げた音楽であること!

そう思うと、
「マエストロと同じ境地に到ったのか~!」(←勘違いも甚だしい!!)
とか、
「あの短時間で、マエストロは、ピアソラを弾く上で大事なことを
全て語ってくれてたのか~!」
とか、思えてきて、感動で、また泣けてくるのでした。

「いや、まだまだ!」
とか、
「あれで全部じゃないよ!」
という答えも、
ブエノスアイレスから、聞こえてきそうではありますが(笑)。

今回は、今までわからずに無視していた(!)タンゴの記譜や、
独特の弾き方を全て弾くことができました。

そして、譜面をみても、迷いなく弾けるようになったのは、
マエストロの教えのおかげです。

1年前は、迷いだらけのまま、「これでいいのかな?」という
弾き方でしたから、飛躍的な進歩です。

改めて、超一流が与えてくれたアドバイスの
“長く尾を引く”凄さを実感できました。

これも、本番で弾く、からこその体験でしょう!

2009年6月29日月曜日

ピアソラ・ライブVol.6(2009.6.28)後記-Vn弾き

記憶に新しいことが書けるかも!と思い、
初めて、ライブ翌日に書いてみています。

大塚・音楽堂anoanoでのトリオ初ライブは、
おかげさまで、楽しく弾かせていただきました。

やはり、梅雨時なので、雨が降ってしまいましたが、
きっと、プログラムの扉を開くMolly*さんエッセーのおかげで、
雨の憂いも受け入れられたことでしょう!


さて、舞台裏から明かすと・・・。

この日の主役である、ピアソラ時間デビューのチェロ弾きは、
何と、雨の中、本番衣装で会場に現れ、プロデューサーを驚かせる。

本番衣装のシャツは、雨で濡れてるは、リハ後、すっかりシワシワだは、
憧れのヨーヨーマが、そんなことするか??と、
プロデューサー泣かせな、やんちゃなタンゴ三兄弟、末っ子。


舞台上のピアノ位置が、なぜか、ピアノ弾きのいない間に、
弦セクション(といっても二名)によって決められてしまっていた!
(ということに、リハ中に初めて気付く弦セクション。)

リハ中、「この前の時とピアノの位置が違う!」と何度も気にするも、
結局、押し切られてしまってゴメンね、タンゴ三兄弟、次女。


腹が減っては戦はできぬ、と押してしまったリハ後にもかかわらず、
苺クリームサンドをほおばるバイオリン弾き。

時計見て慌てて、鏡に向かい始めたものだから、ダンサーさんに
「スゴイですね!5分前にメイクする人は初めて!」と驚かれる。
色気より、まだまだ食い気が勝る、タンゴ三兄弟、長女。


と、三者三様な雰囲気のなか、本番へ突入。


1.Michelangelo'70
この曲は、最後の最後まで「最初の曲」で大丈夫だろうか?と思えた難曲。

バイオリン弾きなど、この曲のほとんどのボーイングが、
ダウンダウンダウンで、弾く度に、自分自身がダウンしそうになる(笑)。

弾くのは必死でしたが、アレンジ担当のチェロ弾きが、
今までで一番よく弾けてた!と申しておるので、何とかなったようです。


2.Biyuya
乗り良さが追求され、かつ、ソロの聴きどころもあり、
シンプルな中にも、弾いてみると奥深い曲。

途中、滅多にないところでピアノが乱れるも、
すぐに復帰して、事なきを得る!

乗りの波は作れたのでは?
しかし、まだまだ深めていきたい一曲です。


3.ブエノスアイレスの冬
正確な集計は、まだですが、アンケートでは、
この曲を推してくれた方が多かったです。

何度目の正直かで、再度挑んだ「冬」ですが、
ようやく形になってきた難曲です。

今回、ようやく、終演後、ピアノ弾きを称える余裕ができました!


4.エスクアロ
これまた、どの奏者にとっても難曲な変拍子の曲。
5拍子も合いづらいし、特に、どういうわけなのか、
最後の「ジャン」の音が、なかなか合わない!

前夜の特訓(!)で、ようやく、複数回、合うようになってきて、
本番でも、思わず気合を込めると、最後がピタっと決まった!

心なしか、“一段と”大きな拍手をいただけたように思います。
バイオリン弾きには、嬉しいことでした!


5.キチョ
堂々たるチェロソロでした! これまた不思議な曲ですけど、
アンケートでこの曲をNo.1に挙げてくださった方がいて、
チェロ弾きは感無量でした。ありがとうございます。


*間奏曲*
ここで、キチョの興奮を冷ますべく、前・後半を分けました。

プログラムにない「アベマリア」を弾き、
お客様には、ご自由に過ごしていただきました。
といいましても、5分ほどでしたが・・・。

我々、「アベマリア」系の曲が、得意なようです。


6.アディオス・ノニーノ
始める前に、「ベリーダンサーさんは、まだですねぇ!」と
白々しく(!)MCをはさむバイオリン弾きでした・・・。

この曲は、上手くいくと、本当に鳥肌が立つ名曲。

練習を始めた当初は、バイオリンがリズムにはまらず四苦八苦したものの、
マエストロに、ボーイングが違うよ、と教えていただくと、
あら不思議!弾きやすいではありませんか!

おかげで、とてもよく弾けるようになりました!

これに、ピアノソロの前奏を加えるのが私たちの夢です。


7.リベルタンゴ
前触れもなく、何気なくピアノソロが始まり、
弦セクションは、これでもか!と楽器をパーカッション代わりに連打します。

すると、そうです! 明かされずにいましたが、この曲だったのです!
扉がパッと開き、ベリーダンサー・ジャミーラさん登場!!

この日の興奮は、忘れられぬものと思います!!

「タンゴ」のイメージということで、黒のお衣装でした。

あまりにきらびやかで素敵なので、楽屋でお聞きしたのですが、
エジプトやトルコで入手するのだそうですよ。
日本で縫製するとするなら、何十万にもなるそうです!!

ショールをヒラヒラなびかせながら、
そんなに広くはないスペースにもかかわらず、
私たちの譜面にぶつからないギリギリのところで舞うのは、本当に神業!

そして、リベルタンゴの曲に、何の違和感もなく合うのです!
ただただ、素晴らしく、共演できて楽しかったです。

懸案のチェロ弾きは、落っこちることなく、無事弾き終えました。


8.天使のミロンガ
これもまた、名曲中の名曲。
そして、なぜか、我々が弾いててしっくりする曲。
でも、このシンプルさがまた、弾きこなすのが難しいとも思います。

あれだけ練習を重ねたバイオリン・ソロも、何度弾いても、
何かしら、達成感を得られずに終わってしまいます。無念!

バンドネオンのパートをチェロが見事に歌い上げました。

ピアノの切なさも、光っていました。

そして、この曲をお世話になったマエストロに捧げる1曲にしました。


9.タンガータ
8分を超える大曲です。特に、各自のソロが大変でした。
間に合うか?と思ったのですが、何とか弾けたレベルですので、
これから、まだまだ研鑽必要を実感しています。

が、我々定番(!)の蜘蛛の巣テープが、最後の弾き終わり後、
タイミングよくMollyさんの手から投げ入れられ、奏者はご満悦です。

あっという間の、夢の時間でした!


今回の裏テーマは、「挑戦」でした。
それぞれが、それぞれの課題に挑んだ姿は、いかがでしたでしょうか?

チェロ弾きなど、本番で初めて違う弾き方を随所にするので、
本番の最中、「エッ?」と共演者を驚かせました。
後で「本番で試したいことが弾けた!」などと申しておりましたが!

一方、バイオリン弾きも、直前になってまで「マエストロの弾き方」を
採り入れるも、それはあたかもフィギュアスケートの4回転ジャンプのようで、
着地に失敗することも度々ですから、お互いさま。

ピアノ弾きも、難しいピアノ・ソロに果敢に挑んでくれました!
もう、「冬」のピアノ・ソロは、十八番と言ってよいのではないでしょうか?
本人も、この曲が大好きです。

これからの私たちの課題は、自分のパートに必死になることから、
もう少し、互いのソロを引き立てたり、弾きやすいように弾いたり、
曲の中でのメリハリをつけていく、といったところにあると思います。

MCでも、お伝えしましたが、このトリオは来年の夏までに、
5回のライブをしよう!と意気込んでおります。

それぞれのチケットを全部集めていただくと、
1枚の絵になる趣向にもしました。

2回目からの方も、どうぞ、ご安心下さい。
1枚目は残しておきますので、収集にいらして下さい!

それでは、またしばらくの間、地中に戻って(笑)、
練習の日々ですが、次回が決まりましたら、お知らせさせていただきます。

一応、秋ごろ(9月以降?)の予定にしております。


※ どなた様から、美味しそうな和菓子の「冷やし梅」を
差し入れていただきました。お名前がわからなかったものですから、
この場で、お礼申し上げます。ありがとうございました。

2009年6月27日土曜日

いよいよ明日です!

待ちに待った(!)トリオ初ライブは、
明日となりました!

メールでのご予約は、終了させていただきます。

当日受付もございますので、ご予約いただいてない方も、
どうぞ、奮って、ご参加ください。

(ご予約無しの方は、定員まで先着順とさせていただきますので、
お早めにご来場くださいませ。)

アルゼンチンの飲み物も、楽しみですね~。

それでは、会場にて、アスタ・マニァーナ(また明日)!

2009年6月23日火曜日

プロデューサーの気付き

さて、気づけば、本番5日前です!

今回の“裏”テーマは、「挑戦」なので、
本番1週間前を切っても、果敢に挑戦を続けています。

バイオリン弾きにとっては、今回初めて(!)、
タンゴ奏法」を“全て”採り入れて演奏することに決めました。

すると、チチャーラ(譜面で、lija(意味は、sandpaper)と書かれる)だけが
なかったので、「キチョ」のチェロソロに加えることにしました。

本来の譜面には入っていたのですが、トリオ・アレンジの際に、
無くなっていたので、このソロが無伴奏になっていたのです。

時々、踏み外し(!)ますが、録音で聴いてみても、
なかなか小気味よく、刻むことができていると思いました!


そして、前々から「どうも弾きづらい」と思いつつ放置していた、
「ビジュージャ」のボーイング(弓使い)も、改良しました。

というのも、たまたま、マエストロが古城のようなところで、
ライブしている動画を発見したのですが、ボーイングが何とも衝撃的!

でも、なるほど、そのボーイングにしてみると、一段と、
あの「ビジュージャ」の乗り良いスイングが、再現されるではありませんか!

しかし、パワフルなボーイングで、最初のうち、慣れずに疲れましたが、
何とか、形になってきたところです。

それにしても、ボーイングは音楽の命、と思い知りました!!!


並行して、当日配布のプログラムを作成したりもしています。

今回は、初めて、奏者の自己紹介欄を作ってみたり、
ピアソラの曲に因んだエッセーを友人にお願いして書いてもらったり、
と、いつもより、格段に良いものに仕上がりそうです。

そんな、あれやこれやのことを思いつくままにやっているうちに、
何だか、一奏者の枠組みを超えている?と、ふと思ったのです。

なぜ、弾くことだけでなく、「ピアソラ時間」というコンセプトやら、
骨折りして、他のことまで創り上げようとしているのか??

と思った時に、もしかして、これってプロデューサーっていうのでは?!
と、初めて気付いたのでした。

そうか、プロデューサーしてたのか!

と思うと、それならそれで、もっと「プロデューサー」にならないと!
なんて思えてくるから不思議ですね~。

真のプロデューサーからは、この程度では、プロデュースとは
いえないかもしれませんが、気付いただけでも成長できた、というものです。

以後、よりプロデューサー魂を燃やしたいと思います!

2009年6月15日月曜日

ベリーダンスと初合わせ(2009年6月)

本番前に、本番会場にて、ステージリハーサルを
することができました。

バイオリン弾きは、既に下見済みでしたが、
他のメンバーは初めて足を踏み入れ、
会場の雰囲気、音響に接して、気が引き締まったようでした。

わたしにとっても、実際にこの場で弾いてみるのは初めてでしたが、
何とも良く響く、木のホールですね!

本番での演奏が、すごく楽しみになってきました。

さて、この日は、いよいよベリーダンサーさんとの初合わせ。

わたしは、ベリーダンスを見るのも、実はこの日初めてで、
どうなることやら!と思っていたのですが、
あまりにも、自然に、踊りが音楽に溶け込んでいて、驚きでした。

そして、ハラハラと舞うショールが、何と優雅に、はためくこと!

わたしが10年ほど前に、初めてピアソラの曲を生演奏で聴いた時と
似たような、あっ!という、ピアソラ・マジックを感じましたね。

ピアソラの音楽は、こうして、いつも刺激と驚きとを
もたらしてくれるのです!


本番まで、2週間を切りましたが、あとは集中して、
私たちらしく弾くのみ、だと思います。

特に、今年は、マエストロの教えのおかげで、日一日と、
タンゴ奏法を身につけている実感があります。

と、思ってはいたのですが、ふと、一緒に弾いて3年目のピアノ弾きに、
マエストロのレッスン以後の変化を聞いてみると、
あんまり感じない!とのことでした~。(笑)

自身では、その後、読みとる譜面の音の一つ一つも、聞く耳も違う!
と思い込んでいたのに、それは、弾く音には、
まだまだ、反映されていなかったわけですね。

もしかして、あまりに自然な変化(!)なので、気付いてないだけ??
と思ったりもしたのですが、そんな甘い考えは、すぐに捨て去りました!

盟友の言葉は、正しいのです。

何となく、カウンターパンチをくらった気分で一日を終えましたが、
また地道に、練習を積み上げる心持ちになれました。ありがとう!

28日の記念すべき、トリオ・デビューが充実したものになるよう、
まだまだ、励みたいと思います。

2009年6月13日土曜日

ピアソラ巡礼ルポ

ピアソラを愛する人たちの渾身的な記事に
接すると、胸を打たれます。

アルゼンチンまで、ピアソラのお墓参りに
行かれた人の紀行文が圧巻でした!

ピアソラ巡礼ルポ

2009年6月11日木曜日

成長できる音楽(2009年6月)

この日の練習は、梅雨入り前だというのに、
一気に晴れ渡った日曜昼下がり。

例の、ご好意でお借りしている最上階サロンから見下ろせば、
皆、野外バーベキューを楽しんでいるではありませんか!!

練習日和というより、むしろ、バーベキュー日和。
そんな暑ーい、午後いちの時間に、我らの練習は始まりました。

しかし、本番3週間前だというのに、どういうことだろう!
この、締まりのないアンサンブルは!!

ただでさえ、弾いてて“暑くなる”ピアソラの曲が、
さらに暑くて、汗がじっとりと、にじみ出てきます。

が、午後3時を過ぎてのLibertangoで、
ようやくスイッチ入りました!

あ~、この午睡が似合う時間帯に、練習すべきじゃなかったのかも!
と、とりあえず、一安心したところです。

いやぁ~、音楽とは、本当に生ものなんですね!!


現時点で、それぞれの曲に、まだまだ多少の(?!)難アリ、ですが、
後は、もう、集中力を欠くことなく、自分たちの音楽を弾くだけです。

先日見てきた映画で、忌野清志朗さんが言ってたように、
「充実して弾いてる音楽が、弾く人にも、聴く人にも“良い音楽”」。

充実して弾けますように!

それにしても、ピアソラの音楽を弾きこなすのは、
大変なことです。

世界一のビオリニスタが弾くから、簡単そうに見えるけど、
とにかく「基礎力」が要求される音楽です。

ピアソラを弾く前まで、
私の中で「存在しないもの」と扱われていたハイ・ポジション。

オクターブで半音ずつ下がってくる音を
ダウン、ダウン、ダウンで弾くボーイング。しかも、フォルテシモ!

などなど、ピアソラを弾きたいがために、
一介のバイオリン弾きは、随分と挑戦心を持たねばなりませんでした。


ピアノ・ソロだって、初見では一瞬ひるんでしまうほど難しい。

難しいの最たるは、チェロではないか?

何せ、元々「チェロパート」があるわけではなくて、
バンドネオンや、コントラバホ、場合によっては、
それ以外のパートのメロディや、リズムも、弾きこなさなくてはいけない。

そりゃあ、チェロという楽器では、弾きづらい節も沢山あるでしょう!

というわけで、好きだから弾きたい!というには、
そう簡単には飛び越えることのできないハードルが、各々、ありました。

でも、おかげで、1年前とは比較できないぐらい、
成長することが出来たのではないでしょうか?

ピアソラの音楽で、成長できるとは本望です!

あと半月足らずの本番では、そんな姿を恥じることなく、
皆さんにご覧いただくことにしましょう。

練習後は、バーベキューに対抗して、
友人が沖縄・小浜島から送ってくれた泡盛(アルコール分43%!)と、
自ら包んだ手作り餃子で、精をつけたのでありました。

2009年6月8日月曜日

6月28日ライブに、スペシャル・ゲスト!

次回のライブは、トリオでの記念すべき初ライブですが、
もうお一方、友情出演して下さる方が決まりました!

ベリーダンスのJamilaさんが、私たちの演奏で、
踊ってくださいます!!

何て華やかな演出になることでしょう!

チェロ弾き君が、見とれて落っこちないか、
心配な我らでありますが、私たち奏者も、
このエキサイティングな試みに、とても楽しみにしています。

どの曲になるかは、当日のお楽しみですので、
「この曲?」「あの曲?」と予想してみて下さいね~。

2009年6月3日水曜日

古典に通じる(2009年5月末)

本番まで1ヶ月を切りました。

バイオリン弾きは、モーツァルト、ハイドンの交響曲を
弾き込む毎日から、ようやく、ピアソラに戻れました。

ピアソラに戻って、弾いてみると、何やら、
モーツァルトやハイドンの古典に通じるものを感じました。

こうして、ピアソラばかり弾き続けてても、
バッハを弾いているかのように飽きることがありませんし、
もはや(?!)、ピアソラも“古典”なのではないかと思った瞬間です。

さて、2度目の通しの録音をしました。

前回の反省を踏まえ、バイオリンもチェロも、
弦を張り替えて臨んだせいか、音の迫力は増しました。

あと、最大の課題、譜面をタンゴ化して弾くことも、
発展途上ながらも、日々、改良されてきていると思います。

でも、やはり、まだまだ弓の返しの都合やらで、
弾きたいようには弾けてないのが、録音してみると、
一目(耳?)瞭然なのでした。

数ある中でも、何となく自分達の「得意曲」がわかってきました。

そして、奏者の向上心をアップさせるために、
“タンゴ三賞”なるものを創設して、皆さんのアンケートで、
投票していただくことにしました。

それから、まだ打ち合わせ段階ではありますが、
もしかすると、お楽しみスペシャル・ゲストさん登場!があるかもです。

と、少し、楽しみが増してきたところでしょうか?