昨日の記事で、今月は4つになってしまったので、
「毎月の記事数は奇数」の独自ルールを守るべく、
今日も書きます!
今頃気付きましたが、このブログも、昨年の今頃始めて、
ちょうど一周年ですね!
単に好きだから、とピアソラの曲を合わせ続けていたのですが、
これだけ、一生懸命に練習して、お互いの予定を合わせて、
合わせもしてきたのに、どこかに記してでもおかなければ、
自分達の移ろいやすい(!)記憶の中でしか、残らない。
(もしかしたら、記憶にも残らない可能性もある!)
ということで、「形」を残すべく、始めたのです。
10日に1度ぐらいの割合で、月に3度、
もう少し書けたら、縁起の良いと言われる(!)奇数個で、
記事を書こう!と、それだけのルールを決めました。
この単純なルールは、意外と掻き立てられるようで、
ブログ・アーカイブを見ていただければ、
月々、3か5の記事数がずらり並んでいるのが、一目瞭然です!
いつの間にか、50もの記事数になっていました!
この1年、書いてて良いことは、ありました。
これを読んでくれて、ライブを聴きに来て下さった方々、
今のTrioとなったチェロ弾き君とも出会えました。
また、1年前には、思いもしませんでしたが、
マエストロ、フェルナンド・スアレス・パスに、
出会えるきっかけにもなったと思います。
先日も、来日中、最後の東京ご滞在中に、
我ら三人で、お会いしてくることができました。
英語は話さない、とおっしゃってましたが、
この日は、白々しくも(!)、
「エクスキューズ・ミー、アー・ユー・ミス・ユウコ?」
と、まるで「今日初めて会ったかのような」茶目っ気ぶりで、
近寄って来られました。
三重奏の練習後だったので、譜面をどっさり持参していると、
マエストロが、その場で、ほぼ全ての(!)譜面に目を通してくれ、
ボーイング(弓使い)や、弾き方、コツを語ってくれました。
実は、これこそが、奏者として、一番有難いことです!!
私が事前に、知りたいな・・・と思っていたことは、
全て、解決しました。
おっしゃった、たったの一言で、今までどうにもならず、
悩ましかった弾き方が、後で試してみると、
楽で、しかも効果的な弾き方に一変しました!
この驚きといったら!!!
さすがは、世界一のマエストロです。
それにしても、マエストロは弾いている時だけでなく、
弾いていない時こそ、凄いお人でした。
誰よりも、感謝の言葉を忘れない方です!
今回、私のぶっつけ本番的な、スペイン語学習が間に合わず、
ひどい片言で、さぞかし失礼で、しかも通常の何倍も、
コミュニケーションに時間がかかってしまい、
いつも申し訳なく思っていました。
それでも、お会いする度に、喜びを爆発させたかのように接して下さり、
「また会いに来なさい」とおっしゃって下さるのでした。
常に「勉強、勉強、勉強ですよ!」という厳しさもありましたけれど!
この感動は、ピアソラの譜面を目の前にする度に思い出され、
しっかり弾こう!と思えてきます。
最後のお別れの言葉は、「じゃあね、子どもたち!」。
最初は、セニョーラと呼んでいただけたのに~!とは
思いましたが、これもまた、嬉しいものです。
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