2009年3月6日金曜日

スアレス・パスを聴きに行く~その4

我が旧友の住む町、岡崎での公演を
音楽好きな友人夫妻とともに、聴きに行ってきました。

見知らぬ初めての町だったけれど、
友人の的確ナビのおかげで、迷うことなく、
ホールまでたどり着くことができ、感謝!

今回は初めて、1階席を取ることができて、
ステージとのつながり感が良かったです。

やはり、ライブなので、4度目(!)と言えども、
同じ曲が、ちょっとずつ違う演奏で、毎回新鮮です。
これもまた奏者として、勉強になります。

会場の雰囲気とか、音響も違いますしね!

岡崎では、客席が、今までにないような、
ザワザワ感とか、ノリの良さがあって、面白かったです。

建物も歴史的(?)で、「パーラー五万石」とかって、
書かれてましたし!


4回目にして、ようやくマエストロ以外にも、
視線が行くようになりました。

今さら言うのも…ですが、
やはり、レケーナ氏のピアノには凄味があります!
ソロの時の、聴き手をぐっと引き込む名演! 本当に素晴らしかったです。

マエストロの演奏も、「ここぞ」というところで、
必ず、前面に押し出されるパワフル、かつ、
心揺さぶられるメロディは、鳥肌ものです。

もちろん、ささやくような場面も、それはそれは素敵です!

後ほど、ご挨拶に伺いましたが、
マエストロとの対話は、いつでも衝撃的ですね。

「もっと上手く弾けたら良かった!」
とおっしゃいました。

あれだけ聴衆を魅了する世界一の奏者が!
と、わたしは、ひっくり返りそうでした。
この恐るべき向上心は、見習わねばなりません!!!

そして、「練習してますね!」とバイオリン奏者の印(!)、
左首すじのバイオリン跡をしっかりと確認されるのでした。

今回も、圧巻は、「Los Mareados」。
「想いの届く日」と「40年代のミロンガ」も、熱演でした!

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