2009年10月27日火曜日

弦セクションの特訓

弦セクションは、1ヵ月後の本番に向け、
気合を込めて、特別練習を行いました!

というのは、急きょの成り行きでして・・・。

先月のチェロ弾きに続き、今回は、ピアノ弾きが、
体調不良に見舞われまして、セクション練習になりました。

といっても、Trioですから、ピアノが不在となると、
Duoになってしまうのですが!

こんな弦だけの練習は“初”で、何やろうか??なんて始めたのですが、
あっという間に練習時間終了。結局、全曲は弾けませんでした!

今まで、何となく雑に感じていた理由が、お互いわかった!
というところでしょうか。

バイオリンとチェロのユニゾンは、結構よく出てくるのですが、
いつも譜面どおりに弾いていなかったバイオリン弾きは、
「ここは(八分でなく)四分で弾いてます?」とチェロ弾きに指摘されて、
初めて「あ!」と気付く有様。何ヶ月そうやって弾いてたんでしょう!

ピアノがいないと、リズム感とか、次の入り、というのが、
上手いことタイミングが合わず、何だか消化不良ぎみ。

でも、弦だけでも、独立して美しく弾かなければ!との思いは強まりました。

しかし、今回も、このチャレンジングなプログラムをこなすのは、相当大変です。

まるで、トリプルアクセルを3度跳ぶと決めた浅田真央ちゃんの如くに高難度です。
タラソワコーチ曰く、「避けることは簡単だけど、これを決めれば、歴史に残る!」。

我々も、歴史を残そうではありませんか!!(どんな歴史になるのか??)

とにかく、Trioとあっては、「一人一人の役割は大きい」と
と2種類のDuo練習をして、強く実感したバイオリン弾きでした。

順番として、次に倒れるのは私か?(笑)
という嫌な予感は、この際、台風とともに吹き飛ばしてもらい、
残り1ヶ月の準備に、全力を傾けたいと思います!!

いやぁ、それにしても、弦だけのむき出しになると、
色んな気付きがあるものですね!

2 件のコメント:

アルゼンチン団子 さんのコメント...

どういう感じか、手に取るように分かりますよ!
1人で練習すると、繰り返して弾いてるうちに休符部分を「はしょって」しまったり、独り善がりになってしまう。
けどピアノも加わった練習だと、ピアノの和音にまぎれて、いい加減にやってしまう部分が出てきてしまう。
それが、弦だけで練習すると、お互い単音どうし(和音も出ますけど)なので聴こえやすくて、・・・やりにくいですよねー。
けど2人でうまく合うようになったら、ホンモノですよ。

そういえば、2人で練習してる時に勝手にフレーズを付け加えて、それを本番まで黙ったまま、本番でいきなり出し抜いたことがありますよ。
舞台の上で、お互い自然と目が合ってニヤリ。面白かったですよ。

koguma さんのコメント...

アルゼンチン団子さん、
確かに、確かに! 経験者は語る、ということですね!

急きょ仕方なく、だったのですが、予想以上に面白かったです。
曲をオーバーホールする、という感じで。

以後も、時々、この練習法を採り入れてみようと思っています。

本番いきなり、っていうのは、された方は危うく落っこちそうになるので、勘弁!と、この前、チェロ弾きに言い渡しました(笑)。