ピアソラ五重奏団のバイオリン奏者だった
スアレス・パス氏が語ってらっしゃいました。
ピアソラの曲を弾くためには、
まず、タンゴの奏法を知らなければならない!と。
確かに、譜面上、タンゴ独特の記譜が出てきますし、
また、譜面どおりに弾いてもタンゴにはならないので、
弾く時に、「タンゴで」弾かねばなりません。
覚書きのために、いくつか、タンゴ奏法の解説が、
アップされてましたので、ここに挙げておきます。
イントロダクション
チチャーラ
弦に巻かれた糸の上で出す独特の音
アレストレ
コントラバホでよく弾かれます
ラティゴ
スアレス・パス氏の弾き方は、弾き終わりで、手を外側へ開いて、
より効果的な音にしています。
元弓で弾く
スアレス・パス氏は、弦からあまり弓を離さずに弾いておられます。
ピチカート
小指からパラランと弾くピチカートです。
タンボール
この解説は、残念ながら、ありませんでした!
D線を押えて、指の爪がG線に少し触れさせるようにして、
G線をピッチカートします。
2 件のコメント:
へぇ~。Jeremy Cohenってタンゴも演奏するんですねぇ。CDを1枚持ってますが、最初から最後までジャズバイオリンなので、ジャズバイオリニストかと思ってました。
実は、「タンボール」は京都のタンゴバンド「アスロトリコ」のバイオリニスト、麻場さんに教えてもらって知ってました。
マエストロと同じやり方でしたよ。
僕は右手の指3本をフリーにさせると弓が落ちてしまうので、D線も導入して、「右手の指2本で、2本の弦をはじく」という裏技を使ってますが・・・やっぱり裏技なりの音しか出ません。
アルゼンチン団子さん、さすがですねぇ!
このおじさまのことも、ご存知で!(有名な方でしたか??)
でも、何となくアメリカンな(?)感じの弾き方ですよね。
タンボールのその弾き方は、とても難しくないですか??
わたしも最初、弓が??と思ったのですけど、
ある時、何気なく、弓をつかんだら、できるようになりました!
親指と手のひらで弓を挟むと、4本指が自由になりますよ。
コメントを投稿